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「はじめの一歩」1216話のネタバレ&考察です。
セコンドとして鴨川ジムに帰ってきた一歩は、その生真面目な性格を発揮しまくり。
そして、セコンドとして木村選手の対戦相手の研究も自宅で行う真面目さ。
しかし、戦うのは自分ではなく、木村選手であることを、一歩はここで思います。
一歩は、自分自身のボクシングへの未練に再び向き合うことになるのでした…。
はじめの一歩1216話のネタバレの要点をサクッと知りたいあなたはこちらからどうぞ!
パッと読むための目次
はじめの一歩1216話のネタバレ要点のまとめ
サブタイトル「ドドド」ですが、そのまんまの展開で開始します。
一歩は、ロードワーク中の板垣、木村、青木と一緒に走っています。
森川ジョージ「はじめの一歩」第1216話より引用
減量でヘロヘロの木村は一歩に任せ、現役の板垣、青木が「バッ」と全力疾走します。
「止まると死ぬの?」ってくらい走り回る一歩
一歩は着いてこれないだろうとと思うわけですが…、
しかしーー
森川ジョージ「はじめの一歩」第1216話より引用
一歩は、木村選手の相手の情報を確認しにダッシュしてやってきます。
しかも、何往復もします。
もはや、「ドッグランの犬か?」と言う感じで、選手の間を何往復もする始末。
落ち着きの無いビーグル犬が久しぶりの散歩で我を失っているような感じです。
木村「一回で済ませられねぇのか!?」←同意するしかない
森川ジョージ「はじめの一歩」第1216話より引用
青木の怒りももっとです。
鬱陶しい上に「なに? 引退しているのに、俺たちよりすごい脚力とスタミナ見せてるの?」って気持ちになります。
そして、もう呆れてくる、青木と板垣です。
森川ジョージ「はじめの一歩」第1216話より引用
しかし、こんな真面目を通り越して「アホなの?」というロードワークも、減量に苦しむ木村には何かが届いているようです。
何が届いたのか分かりませんけど…。
「ちっ」
しかし まあ……
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コレも悪くないか
森川ジョージ「はじめの一歩」第1216話より引用
木村は、自分のために必死になる一歩から何かを得たような感じです。
鳥瞰図でみるとすさまじいです。
これを、一歩はあの「重し」をつけてやってるのです。
私も車田正美先生の「リングにかけろ」で知って買ったことがあります。あれ、重いです。
まさに、常軌を逸したセコンドです。
前代未聞のセコンドが誕生するのかもしれません……。
ジムに戻ってあるものを受け取るが……
ロードワークが終わり、一歩は鴨川ジムの練習用リングでロープによりかかり、過去に思いを馳せます。
森川ジョージ「はじめの一歩」第1216話より引用
そして、シャドーする一歩。
そのパンチ、動きには全く衰えがありません。
そしてそれを見つめる鴨川ジムのマネージャー・八木さんです。
真剣な表示で一歩のシャドーを見つめます。
森川ジョージ「はじめの一歩」第1216話より引用
しかし、その真剣な表情よりもヤギさんの手に持っているものに注目です。
VHSのビデオ!!
「はじめの一歩」はいつの時代なんだ?
木村選手の対戦相手の試合が入っているらしいのですが……
一歩はそれを受け取って帰っていきます。
森川ジョージ「はじめの一歩」第1216話より引用
一歩のシャドーを見て八木さんの胸の内に一歩の選手としての可能性……
そんな期待感を芽生えさせています。
それは、いいです。
八木さんに何が芽生えようが芽生えまいが、ほとんどモブキャラに近い八木さんの心情で一歩の行動が変化するわけはないからですね。
そして、八木さんは自信でその期待の芽生えを打ち消します。
一歩は症状が出てないだけで「医師から危険性がある」とは診断されています。
もう彼はプロボクサーではないのですから。
――職業
プロボクサーでは
ないんだな
森川ジョージ「はじめの一歩」第1216話より引用
一歩はもう現役のボクサーではないことを再認識する八木さん。
そんなことよりーー
八木さん、アナタの持ってきたものに目がいってしまいます。
こっちはそのせいで事態が認識できません。
「もう…… ――録画機器 VHSデッキは 生産されていないんだな」と言いたいですのですけど。
2016年でデッキ生産が終了したはずの「VHS」……
こんなもん、渡されて「見てね」と言われたら現代人は「キョトーン」ですよ。
しかし、一歩は家に帰って生真面目にビデオ研究します。
あるんですね、まだVHSのデッキって……
それとも、「はじめの一歩」の世界の時間は少し前なのか?
確か、携帯電話は出ているのですが…… スマホはどうだったか?
まあ、長期連載の漫画では難しいところです。
気になりだして止まりませんが、話を進めます。
戦うのは一歩ではない!ボクシングに対する未練は?
家に戻り自分の部屋のテレビで木村の対戦相手の研究を必死に行います。
一歩のボクシングに対する熱意、真面目さは全く変わっていないのです。
よく見ると、このテレビも「サザエさん」に出て来るテレビより新しそうですが、現代のものには見えないです。
森川ジョージ「はじめの一歩」第1216話より引用
しかし、気づくと一歩は、自分であればどう戦うかと言う考えになっている。
あくまでも戦うのは木村であって、一歩ではないにも関わらず。
一歩はボクシングの現役選手でいることを諦めたーー
無事な体で戻ってきたことを感謝していると口にしているのです。
自ら引退を決意している。人に強制されたものではありません。
一歩はビデオ研究の途上で「自分が戦うのではない」と言うことを改めて思います。
森川ジョージ「はじめの一歩」第1216話より引用
一歩は自分のボクシングに対する「未練」に対し再び自問自答を始めます。
その目は決して戦うことを諦めてしまった男の目に見えないのが気になるところです…。
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はじめの一歩1216話のネタバレ考察
セコンド出の復帰は、一歩の心情に何をもたらしたのか。
木村の対戦相手を分析しているうちに自分であればということを思い出してしまう一歩。
その心の根っこの部分ではまだ戦うボクサーのままであるということでしょう。
常に己がリングで戦うことを想定し、戦いたくて仕方ないはずなのです。
その思いを、未練はあっても、自分の中で整理をつけたはずです。
母親、クミちゃんなど周囲の心配もあります。
また自分でも理解しているパンチドランカーの恐ろしさゆえに一歩は、現役を退きました。
医師も今後の現役続行に対しては、危険性を指摘している状態です。まあ、ボクシング続けていれば危険なのは当たり前なのですけど。
それでも、一歩はセコンドだけで終わることができるのか?
今回、セコンドを引き受けたとこにより、発した自分の心情の変化に一歩自信が戸惑っているようにも見えます。
はじめの一歩1216話のネタバレまとめ
一歩が現役選手に負けないフィジカルをまだ維持していることがセコンドに復帰したことで証明されます。
負けないどころか、完全に上回っています。
シャドーを見た八木さんも、シャドーから見える戦闘力の高さに「復帰」と言うものを夢見てしまうほどです。
そしてーー
VHSビデオ……
まあ、どうでもいいんですけどね。本当に長期連載すると、大変だなーと思います。
この先、真面目な一歩が、一度決めたことを撤回するとは思えないです。
普通の日常が流れる中では、一歩の復帰はなかなか想定できません。
もしかしたら、一歩の復帰のため今後の展開の中で大きな出来事が起きるのかもしれません。
まだ登場していない鴨川会長のことが、少しばかり気にかかります。
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