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もはや、この日が鴨川ジムの木村の試合の日で、一歩のセコンドデビューの日と忘れそうな展開です。
その原因こそは・・・、速水です。
かつて一歩が拳を交えた速水の試合が続きます。
速水の繰り出す伝説の「昇龍」!!そしてそのとき……
【はじめの一歩1219話のネタバレ】はこちらご覧いただけます。
はじめの一歩1220話のネタバレの要点をサクッと知りたいあなたはこちらからどうぞ!
パッと読むための目次
「はじめの一歩」1220話のネタバレ要点のまとめ
アマエリートとして将来を嘱望され、一歩が新人戦で拳を交えた速水!
東日本新人戦の優勝候補筆頭であったボクサーの戦績は・・・、8勝11敗!!
その8勝は、ほぼキャリア前半に占められており、J・フェザー級タイトルマッチに敗れてからは…、
1勝10敗――
東日本新人戦の優勝候補筆頭であったボクサーはいまや、惨憺たる戦績のボクサーになっていたのです。
まったくもって、どうにもならないです。
本当に「惨憺」です。
しかも、這い上がっている途中ですらないことも分かりました。
小橋選手とのJ・フェザー級タイトルマッチ以降は、負けまくっているということです。
速水よ、なぜリングにしがみつく?
ここで、もうひとり「懐かしいキャラ」の登場です。
彼は「なぜ速水がリングに上がり続けるのか」と問いかけます。
しかも「引退と再起」を繰り返していたことが語られます。
森川ジョージ「はじめの一歩」第1220話より引用
決して、以前の「同期では宮田、間柴、千堂しか現役で残っていない」という台詞とのつじつま合わせではないでしょう。
実際に速水はそのとき引退していたのです。
その台詞を言った本人が言っていますから。
森川ジョージ「はじめの一歩」第1220話より引用
観客席で速水の試合を見て、彼に戦い続ける理由を問うていたのは「小橋」でした。
すでに同期が引退して宮田、間柴、千堂しかいなくなっているという台詞も彼のものでした……
だからこそ、引退と復帰を繰り返す速水が気になったのでしょう。
そして速水がJ・フェザー級タイトルマッチを戦った相手でもあります。
速水が一方的に見えるが、しかしーー
速水がスピードにものをいわせ、試合を一方的に進めているよう見えます。
しかし、相手のパンチもかすっています。
森川ジョージ「はじめの一歩」第1220話より引用
速水のスピードなら距離を開けて、スピードで翻弄し逃げ切るということもできるはずです。
しかし、相手を倒しにいくため距離をつめて戦っていきます。
一歩も木村もさすがにプロのボクサーはこの展開が速水の一方的なものではなく、かなりきわどい攻防であることを見抜きます。
速水は、戦いの中で今の自分がなぜこうなったのかという問いかけをします。
8勝11敗という戦績でもがき続けるかつてのアマエリートボクサーは「間違い」を探します。
自分と言うボクサーはこの程度のはずがない…という思いがあるのでしょう。
だからこそ、自分を信じると言う言葉で、リングに上がり続けているのかもしれません。
速水は問う、どこで自分が間違えたのかと……
速水は自分がどこで間違えたのかと問い続けます。
彼が思い浮かべるのは11敗の中の「2つの敗北」です。
それは、一歩と小橋の試合での敗北でした。
リングで拳を交えながら、過去の試合のことを思うのです。
このような、思い。
戦いの中での思いーー
それは一種の「雑念」とも言えるものです。
しかし、彼はその答えを求めるがゆえに、リングに上がり続けているのかもしれません。
速水、伝説の「昇龍」を放つ!
リングサイドの一歩は、速水に声援を送ります。
一歩は伝説を作る男、速水を応援します。
「はじめの一歩」では以前から主人公が試合しているより、他の人の試合を応援している場面が多い気もします。
そのせいか、一歩が引退したという感じがまるでしません。自然体です。
そして、その声援にこたえるかのように、速水はフィニッシュブローを繰り出そうとします。
森川ジョージ「はじめの一歩」第1220話より引用
自分で自分のことを「天賦の才」と思い、「龍の名を冠する」というパンチ!!
拳に龍の姿が重なり、雷鳴が走ります。
速水のパンチが空を切り裂き、伸びていきます。
「昇龍」ーー!!
森川ジョージ「はじめの一歩」第1220話より引用
かつての、車田正美であれば、「見開き」間違いなしの場面です。
「はじめの一歩」ではそのような表現はしませんけど…。
速水は伝説を作れるのか?
速水の伝説パンチ「昇竜」は、カウンターで見事に相手を撃ちぬきます!!
しかし、「チッ」っと音を立て、相手のパンチもかするように速水に当たっていました。
その結果ーー
森川ジョージ「はじめの一歩」第1220話より引用
ダウンしたのは速水ほうです……
相手のひょろひょろパンチがむなしく速水の頭上を通過していきます。
いや、速水「大事」なのはそこじゃない……
速水はすぐに立ち上がり、スリップダウンであることを主張します。
しかし、相手のパンチがかするように当たっていたのは確かです。
そして、速水はこういう場面には慣れていると思うわけです。
慣れているのですーー
大事なのはボタンを賭け違えないコトなんだ
森川ジョージ「はじめの一歩」第1220話より引用
『いや、速水、「大事」なのはそこじゃない』と言うツッコみが「はじめの一歩」の読者から聞こえてきそうな展開です。
そもそも、「チッ」とかすっただけのパンチで倒れてしまったことが「大事」なことです。
窮地で意気軒昂なのはいいのですが、かすったパンチでも倒れてしまうボクサーが伝説を作ることが可能なのでしょうか。
速水選手はいったいどうなってしまうのか?
そしてそれを見つめる一歩は果たして何を思うのでしょうか。
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はじめの一歩第1221話はこちらから
はじめの一歩1220話のネタバレ考察
現役引退と復帰を繰り返す速水選手ーー
それは決して、かつての台詞との辻褄合わせではなく、そのようにしてリングにしがみつくボクサーを一歩に見せると言う意味があるはずです。
伝説を作るためと一歩に言い、リングに上がった速水……
しかし、かつてのアマエリートボクサーはいまや8勝11敗のポンコツボクサーです。
己を信じ、信じるがゆえに過去の敗戦を「ボタンの掛け違え」と解釈し戦い続けています。
今の自分は間違いであり、本当であれば伝説を作っている男であったはずーー
その思いが彼をリングに縛り付けているのかもしれません。
伝説の「昇龍」を繰り出すも、相手のかすったようなパンチでダウンを喫する速水ーー
それを見つめ、一歩は一体何を思うのか。
一歩の現役引退という選択を「肯」とするのか「否」とするのか?
それは、これからの速水の戦いが……
多分、見せてくれるのでしょう。
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はじめの一歩1220話のネタバレまとめ
速水の試合が今週も続きました。
他のキャラの試合を応援をする一歩はまったく違和感がなく、これも「はじめの一歩」だなーと思うしかありません。
速水は伝説の「昇龍」を繰り出します。
カウンターで相手の顔面をぶち抜きます。
しかし、同時に相手のかするようなパンチがあご先をかすめ、それで速水はダウンしてしまうわけです。
速水は闘志を失った様子はありません。
こんなことは「慣れっこ」であるという思いを浮かべます。
この場面、恐るべき打たれ弱さと、それを知っていてリングに上がる速水が示唆されています。
このような状態に慣れてしまった速水の試合はいったいどうなっていくのでしょうか。
はじめの一歩第1221話はこちらから
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『はじめの一歩「間柴VS木村」死刑執行』は、幕の内一歩の先輩である木村達也が、怪物王者の間柴に挑むJ・ライト王座決定戦の激闘を描いた番外編です。
「負けたら引退します。」そう告げる木村…、果たして木村の必殺の一撃は炸裂するのか!?

なんとなく、速水の闘う姿が『あしたのジョー』のウルフ金串の末路とダブる気がするのは私だけでしょうね。これからの一歩の戦いは笑いや爽やかさが無くなる気がして心配です。
むしろ(アニメ版)北斗の拳のサウザー戦みたいw
いくらなんでも戦績も、打たれ弱さも誇張しすぎだ