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カイジ275話のネタバレの要点をこちらにまとめました。
物語の視点は軽トラを廃棄しにいったチャンになっています。
閉鎖された大型迷路がまさに軽トラの廃棄場所にぴったり。
僥倖(ぎょうこう)です。
この言葉、カイジ以外であまり見ませんけどね。
前に僥倖という難しい言葉を使ったって藤井4段のニュースでやってたけど俺も僥倖という言葉を知ってた、カイジで。 pic.twitter.com/DDx9RL63XE
— サカキ@シャペスト (@katsu_217) August 4, 2017
しかし「僥倖」という言葉の響きが、圧倒的不吉な感じをおこす漫画は「カイジ」の他にありませんな。
チャンは軽トラを巨大迷路の廃墟に廃棄します。
しかしやはり「僥倖」は罠――
巨大迷路は廃墟でしたが、この地域から脱出するのが、迷路以上に難しかったということになります。
チャンピンチ!
そして、チャンの前に現れるなぞのおじさんという展開へ。
「カイジ275話のポイントを押さえて内容を知りたい」というあなたはこちらからどうぞ!
パッと読むための目次
カイジ275話ネタバレの要点のまとめ
巨大迷路がまさに軽トラを捨ててくれと言わんばかりに存在しているわけです。
しかも、出入り自由自在です。チャンは「やった」という感じです。
「天が与えてくれた 僥倖(ぎょうこう)!」
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「福本伸行「カイジ」第275話より引用」
もうこれは、軽トラを捨てるのにこれ以上ないほど絶好の場所です。
廃棄物の集積所と化し、これでは帝愛の力をもってしても確かにそう簡単に見つけられそうにないです。
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「福本伸行「カイジ」第275話より引用」
そして、チャンは証拠となるようなモノを一切合財処分してきます。
車検証、自動車保険証はカバンにいれてあとで廃棄。
ナンバープレートまで外してしまう徹底っぷりです。
そして、仕事を終えたチャンはバス停に向かいます。
バスは17時10分発ですから、余裕で間に合うわけです。
「達成感」「安堵感」がろくでもない言葉に見えてくる
軽トラを廃棄して後は17:10のバスに乗って帰るだけのチャンです。
やり遂げた男の顔をしています。
そして、「達成感」「安堵感」からあやうく寝過ごすとこでしたが大丈夫。まだ17時10分にはなってませんでした。
5分前に起きて、バスを待ちますが、バスは全然来ません。
なにやら不穏な雰囲気になってきます。
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「福本伸行「カイジ」第275話より引用」
田舎の道で渋滞などあり得ないと考えるチャン。
そして、そんなチャンの前に……
なんか来た。やばいぞチャン!
自転車に乗った、もう「福本伸行テイスト」たっぷりの怪しさをもった人物がやってきます。
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「福本伸行「カイジ」第275話より引用」
チャンは、目立ってはいけない立場です。
人目に触れず痕跡を残さず軽トラを廃棄するために、このような場所にきたのですから、他人との接触はいけないわけですね。
チャンも必死にやり過ごそうとしますが……
ダメ。全くダメでした。
無視しようとしましが、話しかけられます。
そして衝撃機の事実――
「何てっその……バスを」
「来ないよ」
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「福本伸行「カイジ」第275話より引用」
もう、このバスはとっくの昔に廃線になっていました。
まさしく、地方行政のミス――
よく分からん日本社会の仕組みの罠にはまってしまったチャンだったのです。
中国の山奥出身の彼にとってあまりにも悲惨で巧妙な罠、日本が便利な国だという思い込みこそが巨大な罠であり迷路だったのです。
ちなみに、このバス停は日よけのために撤去されていないだけでした。エロ漫画の舞台装置かと突っ込みたくなります。
時刻表ぐらい撤去しろと思います。
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「福本伸行「カイジ」第275話より引用」
この場所は、最寄りの駅まで歩いて10時間の場所であることが判明します。
チャンは途方にくれてしまうわけですが。
お泊りのお誘い…… あるわけない!そんな偶然、親切!
この人物がチャンに対しお泊りのお誘いをかけます。
「泊まる? わしんとこ」
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「福本伸行「カイジ」第275話より引用」
もう絶対に昔話だって、こんなパターンヤバいにきまっているわけですよ。
この怪しい笑顔がもうなんともいえません。
好事魔多し!このオジサンヤバくない!?
と編集さんの言葉がラストに入っていますが、そもそも「オジサン」かどうかも不明な気がします。
これ「オバサン」で、チャンの貞操が狙われているとか……
いや、オジサンであっても危ない、もっと危ない。
果たしてチャンはこの危機をどう乗り切るのか?
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カイジ275話ネタバレの考察
カイジの編集さん。
いまさら「好事魔多し!」とかカイジで言ってもどうかと思います。
確かにそうなんですけどね。
チャンは軽トラを無事廃棄したわけですが、バスが廃線になっていたという罠。
しかも駅から徒歩10時間。
駅から40キロ離れている集落など、関東エリアにはいくらでもあります。
しかし、そんな場所に迷路作るなよ。この土地自体が迷路より、脱出不能じゃないかという感じです。
あとは、この人物の目的は気になります。基本「親切ってなに?」、「好意ってなに?」というのが「カイジ」の世界です。
なにかあると予測するのが普通です。
カイジ275話ネタバレのまとめ
チャンは無事に軽トラを捨てました。
でも、バスが廃線になって駅まで徒歩10時間の集落だったのです。
そして、性別すらよくわからん謎の人物がチャンへお泊りの誘いです。
ようするに、この3行が今回の内容ということになります。
チャンのピンチは続きます。
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