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僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)165話のネタバレの要点をこちらにまとめました。
「僕のヒーローアカデミア165話のポイントをおさえてサクッと内容を知りたい」というあなたはこちらからどうぞ!
パッと読むための目次
僕のヒーローアカデミア165話ネタバレの要点まとめ
マセガキに苦戦する4人!
爆豪の籠手を蹴り転がして遊んだり、ケミィが触れようとするだけで牙を剥いたりと好き放題暴れる子どもたちに手を焼く爆豪、轟、イナサ、ケミィ。
子どもたちの担任の先生によると、人格形成に大切な時期である小学校低学年のカウンセリングがうまくいかず、このクラスの子どもたちは先生たちに心を閉ざしてしまったとのことです。
夢に向かって励んでいるヒーロー候補たちと触れ合うことでまっすぐな気持ちを思い出させてあげたいと涙ながらに願う先生に、轟やイナサは改めてやる気を出します。
爆豪のアプローチ
爆豪も子守りをさっさと終わらせて正規の講習に戻りたいらしく、このクラスは先生がナメられた結果子どもが主導権を持っている状態であり、先生や大人の言うことを聞かず好き放題やるというクラスの空気を形成している「ボス」が必ずいると分析します。
爆豪の考えたアプローチは、その「ボス」を見つけ出しバキバキにへし折って自分がいかに矮小な存在かを突きつけるというものでした。
そのため、まず自分がその「ボス」を叩きのめそうとしますが、妙にマセた子どもに馬鹿にされあえなく失敗します。
イナサのアプローチ
次に子どもたちの方へと向かっていったのはイナサ。
「仲良くなればいい」「お互いを知ることが近道」だと考えたイナサは、ヒーローになりたい子たちを集め、先生を困らせるような子は立派なヒーローになれないのではないかと諭します。
しかし、講習を開いてもらうことで多くの大人の仕事を増やしているイナサたちも立派なヒーローになれないのではないかと馬鹿にする子どもの言葉に納得してしまい、失敗。
それを見てやはり時には暴力も必要だという爆豪に対し、轟は真っ向から反対します。
よく引っ叩かれながらも愛情深く育てられた爆豪と、幼いころから厳しすぎるほどの訓練を父から受けていた轟とでは、考え方が違うのです。
爆豪は轟の家庭事情を慮り、いったん轟なりのやり方を見ることにします。
エンデヴァーとオールマイトの胸中
一方、そんな講習組を見守るエンデヴァーとオールマイト。
エンデヴァーは、息子である焦凍にすべてを託したと語ります。
20歳の頃には№2へと登り詰めたエンデヴァーは、それゆえに頂点にはたどり着けないと早くから理解してしまったからです。
誰より強くなりたかったというエンデヴァーに対し、オールマイトは何といえばいいか分からないと答えます。
オールマイトはどれだけヒーローがいても犯罪そのものが減らず怯えている人々のために、元相棒の優しさを犠牲にしながら「平和の象徴」となるべく走ってきたのだといいます。
「私の目指した象徴を 君もなぞる事はない」
「君は君の思うやり方を焦らず見つければいい」
堀越耕平「僕のヒーローアカデミア」165話より引用
オールマイトがエンデヴァーにそう言った瞬間、今度は轟が子どもたちにアプローチを始めます。
轟はまず自分がどういう人間なのか知ってもらわなければ何を言っても届かないと、人物紹介のごとく自己紹介しますが、子どもたちには総スカンを食らってしまいました。
どんなアプローチでも靡かない子どもたちに、4人は「個性」によってまず自分を見せることを考えます。
4人が相談しているのを見た子どもたちは、むくむくと反抗心を滾らせていきます。
「フフン…知ってるんだぜ パパもママもテレビもみんな言ってる ヒーローは大丈夫かって………」
「俺たちは知ってるんだゼ…」
「俺たちの方がデキるってことをさ!!!」
(堀越耕平「僕のヒーローアカデミア」165話より引用)
そんな子どもたちに対し、4人は好戦的です。
「ハッ!!好都合だ…!」
「来いよガキ共 相手してやるぜ」
![]()
(堀越耕平「僕のヒーローアカデミア」165話より引用)
講習組vsマセガキのバトルがスタートです。
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僕のヒーローアカデミア165話ネタバレの考察
僕のヒーローアカデミア165話を読んだ上での考察をまとめておきました。
先生は無個性?
165話で気になるのは担任の先生の様子です。
いくら担任としての務めを果たせていないからとはいえ、いくらか思い詰めすぎなようにも感じられます。
指導すべき大人が馬鹿にされ、子どもの方が主導権を握ってしまっている状態は「先生」として遺憾なことではあるのでしょうが…「個性」カウンセリングが不十分であったから子どもたちは心を閉ざしてしまったと語る彼女は、ひょっとすると「無個性」なのかもしれません。
もし先生が無個性であるならば、多種多様な個性を持っている生徒が恐れるに足らずと判断するのも無理からぬことでしょう。
先生があれだけ思い詰めた様子なのも、「自分が無個性だからいけないのだ」と考えているとすれば納得がいきます。
また、先生が無個性だとすれば、無個性であるデクを見下してきた爆豪が「無個性の人間」を救うという一種熱い展開にもなります。
講習組に変化が現れるかも?
前話164話でもエンデヴァーと轟の様子を見つめていた爆豪ですが、165話ではもっと顕著に轟の家庭事情に配慮しています。
マセガキの心を掴むというのが講習内容なので、子どもたちとの触れ合いの中で「心」を学んでいくものかと思われましたが、生徒同士のコミュニケーションの方にこそ真髄があるのかもしれませんね。
爆豪の「他人への気遣い」は、相澤に責められたクラスの雰囲気を明るくしようと不器用ながらに努めた神野事件後にも見られましたが、あのときは爆豪自身が攫われたせいでもあるという負い目のようなものを感じてのことだったと考えられます。
爆豪が自分に非がなくとも他人を気遣うという姿勢を見せるのは初めてのことではないでしょうか。
それは体育祭中に成り行きとはいえ轟の家庭事情を知った数少ない人間のひとりであるからなのか、仮免に落ちたという意味を自分なりに咀嚼した結果なのかは分かりませんが…。
爆豪がそんな様子を見せているからには、今後轟もイナサにそれなりに心を開いたり、逆に轟の方が爆豪を気遣ったりする場面があるのかもしれませんね。
僕のヒーローアカデミア165話ネタバレのまとめ
僕のヒーローアカデミア165話は、仮免講習組4人がマセガキたちに苦戦しつつ、それなりの打開策を考え出しました。
果たしてマセガキたちとの拳での対話は成功するのか…次回に期待です。
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