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2018年12月22日発売の「週刊少年ジャンプ4・5号」の堀越耕平『ヒロアカ』211話「受け継ぐモノ」のネタバレです。
「ヒロアカ211話のネタバレ要点をサクッと知りたい」というあなたはこちらからどうぞ!
以下ネタバレありの考察と感想なので、未読の方はご注意ください。
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パッと読むための目次
ヒロアカ211話ネタバレの要点まとめ
ヒロアカ210話では、いよいよ第5セットがスタートしました。
爆豪チームと同じようなフォーメーションをとるデクチーム。
お茶子の悲鳴を聞いたデクは、振り返る直前で物間の姿を見つけます。
物間の爆豪を貶す煽り文句に、デクは洗脳を警戒して返答はしないものの激昂を露わにします。
一方、デクと分断されたお茶子たち。
デクが気を取られたお茶子の悲鳴は心操のボイスチェンジャーによるものであり、3人は警戒を強めます。
そこに降りかかってきたのは、B組チームによる遠距離攻撃。
小大が小さくしたり庄田が打撃を与えたりした配管やボルトが、柳の個性によって3人に襲い掛かります。
芦戸の酸やお茶子の浮力で何とか無事に済んだものの、大体の位置は特定されてしまいました。
そしてデクの方では、ワン・フォー・オールが再び暴走してしまい…!?
物間の想い
第5セット開始前、物間は心操と話していました。
どうやら物間は、最初の挨拶で「馴れ合うつもりはない」と言い放った心操の姿勢の他に、その個性による境遇も気に入っていたようです。
それは物間と同じく、「ヒーローになるためにヒーローらしからぬ立ち回りをしなければならない」という重荷。
分かりやすい力となる個性ではなく、「洗脳」や「コピー」のようにスーパーヒーローになりきれない個性を持つ彼らは、時には人を貶して自分の力を最大限に発揮することが必要です。
やはり前回の物間のデクに対する煽りは、体育祭のときの心操を参考にしたものであり、決して本心からくるものではなかったようですね。
物間がA組に敵意を向け続けるのもそれが原因なのかもしれません。
今回の戦闘訓練を見ていると、B組はA組よりもエゲつない個性の持ち主が多く、目に見えて「ヒーロー向き」といえるような個性は少ないように思えます。
それでもあきらめずにヒーローになろうとしているのに、目に見えてヒーロー向きの個性を持つA組が不必要に注目を浴びている…そんな現状に不満を覚えるのは当然のことでしょう。
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暴走したワン・フォー・オール
右腕から黒いモヤのようなものを何本も出すデク。
左腕で必死に右腕を押さえますが、モヤはデクの上半身を覆ってあまりあるほどに膨らみ、何方向にも放射されていきます。
その威力は配管もぶち破るほどで、デクは黒いモヤに引きずられるように物間に向かって突進していきます。
意外にも軽やかな身のこなしで攻撃をかわす物間も、モニターで見ているA組の皆も、これがデクの新技だと思って疑っていないようです。
読者の視点から見ると明らかに異常事態なのですが、デクの場合はそもそも入学時から自分の個性を制御できず大怪我していましたし、新技もかなりの頻度で編み出していましたから、皆にとっては驚くようなことでもないのかもしれませんね。
さて、物間はデクの突進を避けましたが、その先には心操が潜んでいました。
「逃げて…! 力が 抑えられない 溢れる…!!」
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(堀越耕平:「僕のヒーローアカデミア」211話より引用)
不自然にビタビタと動くデクの右腕がかなり心配ですね。
デクはただでさえあと何回か無茶をすれば一生腕の使えない生活になると言われています。
制御できない力でありえない方向に何度も捻じ曲げられれば、それこそどうなるか分かったものではありません。
「力が抑えられない」「溢れる」ということは、この黒いモヤは、ため込まれたワン・フォー・オールの力が体内から漏れ出したものなのでしょうか。
もしそうだとすれば、デクが振り回されている力は100%、もしくはそれに近いワン・フォー・オールの力ということになります。
当然人に向けられればただでは済まなさそうですが…。
デクの想い
あふれ出た黒いモヤは数百メートル先からでも容易に見えるほどの大きさとなってデクを翻弄します。
放射線状になった力はお茶子、芦戸、峰田といった仲間にも降り注ぐ始末。
配管や塔といったあちこちに体をぶつけながら、デクは必死に暴走を止めようとします。
暴走の起点となっている右腕はどうやら相当痛むようで、やはりデクの肉体的ダメージが心配ですが、もっと深刻なのは心の方です。
毎回毎回大怪我しながらようやくものになってきたワン・フォー・オール。
それにも関わらず、今までの努力を台無しにするかのように、ワン・フォー・オールの暴走は止まりません。
涙を溢れさせながらも必死にその暴走を止めようとするデクの心の中にあるのは、「もう誰にも心配をかけたくない」という思いです。
この暴走によって人が怪我をしようとしまいと、第5セットを無事に続けることができようとできまいと、暴走を起こしてしまった時点でデクの心には大きな傷が残りそうですね。
もっともこの暴走はデクの責任ではなく、どちらかというとワン・フォー・オールの生みの親である初代や、ようやくグラントリノとの電話を終えて遅すぎる現状把握をしたオールマイトにありそうですが…。
デクを止めるのはお茶子と心操!?
暴走の止まらないデクのもとに駆けつけたのは、無重力状態となったお茶子です。
彼女はデクを掴みながら、地上にいる心操の名前を呼びます。
心操の個性を使ってデクの暴走を止めるつもりなのでしょうか?
ここらへんは考察記事で詳しく予想していきましょう。
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ヒロアカ211話ネタバレのまとめ
ヒロアカ211話では、デクのワン・フォー・オールが暴走を始めます。
デクの右腕から噴き出した黒い力の奔流は、配管や塔だけではなく、お茶子たちにも向けられ、デク本人にもまったく制御がきかない状態。
そんなデクのもとに駆けつけたのは、チームメイトであるお茶子です。
心操を呼んだ彼女は一体何をするつもりなのでしょうか?
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