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刃牙道191話のネタバレ&考察です。
修行の一環で遊び出した刃牙が、武蔵のモノマネをして刀を手に取りました。
そして剣術を使うのかと思いきや、武蔵に投げつけ、キャッチして両手がふさがった武蔵の顎を蹴り、ダウンさせます。
そしてまさかの刃牙優勢の展開です。
刃牙道191話の要点をサクッと知りたいあなたはこちらからどうぞ!
パッと読むための目次
刃牙道191話のネタバレの要点まとめ
武蔵が完全にダウンか!?
両手がふさがった武蔵の顎への蹴りはダメージが大きかったようで、武蔵は剣を手放してダウンします。
そして、刃牙は奇襲に成功し、武蔵が手放した刀を空中でキャッチしました。
武蔵は地面へ倒れ落ちたと同時に、口から魂のようなものが抜け出してしまいます。
これはかなり効いているようです。
今まで劣勢だった刃牙が一気に武蔵をダウンさせたことで、観客たちは驚き、場が湧き上がりました。
そこで刃牙は、頭の中である比較を始めます。
現代の「試合」と戦国の「試合」の違い
武蔵は戦国時代を生き抜いた侍です。
そして、その時代の「試合」というのは現代の試合とは全く違ったものです。
現代は、ボクシングであれ、相撲であれ、負けてもなんどもやり直すことができます。
なんども試合を経験することができるのです。
しかし、武士の「試合」はそれとは全く違ったものになります。
まさに命がけであり、一度試合で負けたらそれっきりになります。
もう2度と試合を繰り返すどころか、この世に存在することができません。
勝負の厳しさは、現代と戦国時代で全く違っています。
現代格闘技もなんなら殺せる
そこまでは当然分かりきっていたことです。
命がけの試合に無敗の武蔵だからこそ、圧倒的な強さがありました。
しかし、だからなんだ、と刃牙は想像します。
- ボクシングなど打撃技の「失神(ノックアウト)」
- 関節技の「参った(タップアウト)」
- 首絞め(チョーク)の「絞め落とし(バス・アウト)」
板垣 恵介:「刃牙道」191話より引用
こうした現代格闘技の勝利は、敗者に対してなんでもできる状態です。
ルールがある以上、負けた相手を殺すことはありません。
しかし、現代の試合で勝てば「なんなら殺せる」のです。
試合の決着?
ダウンした武蔵に、刃牙は刀を持って近づきます。
そして少しだけチクっと刺しました。
板垣 恵介:「刃牙道」191話より引用
ダウンしていた武蔵は驚いて一気に起き上がります。
ここで、刃牙が以下のことを口にしました。
範馬刃牙
「武蔵さん」
「終了(おわ)りにしましょう」
板垣 恵介:「刃牙道」191話より引用
試合の決着を意味しているからなのか、観客の達人たちや武蔵は驚き唖然としています。
そして両手に剣がないことに気づいた武蔵が話しました。
宮本武蔵
「両の手から 剣が離れたか」
「手にする物は離れるもの・・・か」
板垣 恵介:「刃牙道」191話より引用
剣士だからこそ最強だった武蔵ですが、刀という武器はこうしてダウンすることで、手の内から消えてしまいます。
敗北宣言のようなことをした武蔵ですが、刃牙はこう言い返します。
範馬刃牙
「手にしたままなら俺はズタズタだ」
板垣 恵介:「刃牙道」191話より引用板垣 恵介:「刃牙道」191話より引用
もし武蔵が刀を持っていれば、ボロボロに負けていると刃牙は言います。
こうした刃牙の言葉に、武蔵は謙遜されたと感じているようです。
そして、試合が終わったような状況で、刃牙は剣を取り、武蔵に詰め寄ります。
範馬刃牙
「それより武蔵さん」
「貴方を葬らなきゃ」
「今から」
板垣 恵介:「刃牙道」191話より引用
今から武蔵を葬る、すなわち、武蔵を殺すかのような発言をし、刃牙道191話は終わりです。
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刃牙道191話のネタバレの考察
まさかの刃牙勝利か
武蔵と刃牙の初試合では、刀を持たない武蔵に刃牙は2度も負けています。
武蔵は初め、イメージの刀を使ったエア斬撃により、刃牙を翻弄していました。
さらに最近では、イメージの刀すら使わない蹴りやタックルという喧嘩のような素手の試合でも、刃牙を倒しています。
相手の動きを直感で読み取る「脳の読み合い」の次元の試合でも、武蔵は圧倒的有利な試合をしていました。
どのように刃牙が勝利していくか気になりましたが、顎の蹴りで、一瞬で有利な試合へと展開します。
今の流れだと、刃牙の勝利になりそうです。
しかし、武蔵が死んでいない以上、まだ武蔵の逆転の可能性もあるかもしれません。
現代によみがった武蔵が死んでしまう?
刃牙が葬ると言いましたが、そうなると武蔵は死に、今後登場しなくなるかもしれません。
武蔵は戦国時代から蘇り、様々に暴れ、中国拳法の使い手の烈海王を死亡させました。
そして、武蔵も今から刃牙に殺されてしまいそうです。
「刃牙道」は、烈海王、宮本武蔵という二人の死者を出す物語なのかもしれません。
現代vs戦国、現代の勝利?
刃牙道は、戦国時代最強の武蔵と、現代格闘技を極めた戦士たちとのバトルというようなテーマだったと思います。
武蔵は過去の殺し合いの戦で勝ち残ったが故に、読みの能力が発達していたり、イメージの刀をリアルに見せることができました。
さらに彼は、なんでもありの戦の経験により、蹴りやタックルのような喧嘩術も極めています。
そんな強力な武蔵に対し、現代最強の刃牙は高速の格闘術で牽制したり、そして今回は近代格闘技のノックアウトで勝利を収めました。
ずっと武蔵優勢でしたが、最終的に刃牙の勝利、つまり現代の格闘技の勝利という感じではないでしょうか。
刃牙道191話のネタバレのまとめ
刃牙は武蔵に刀を投げつけ、キャッチするために両手がふさがった彼の顎に蹴りをいれ、武蔵をダウンさせました。
このダウンはかなり致命的だったようで、武蔵の口から魂のようなものが抜け出します。
現代格闘技のノックアウトは、戦国時代のトドメに比べ、命をかけていないし何度もやり直しのきく大変甘いものです。
とはいえ、ノックアウトさせてしまえば、その気になればそのまま敵を殺してしまうこともできます。
刃牙は、もう武蔵を殺せる状態であり、武蔵も敗北宣言のようなことを口にします。
そしてそろそろ決着かもしれないという時に、刃牙は武蔵を葬るというようなことを言い、話は終わりました。
これは、刃牙が勝利し、武蔵編の決着となるのかもしれません。
そして、武蔵が死に、現代からいなくなる可能性も高いです。
戦国最強の武蔵に現代格闘術で戦った刃牙が勝ったというのは、現代の武術が過去のそれに勝利した、ということかもしれませんね。
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