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火ノ丸相撲186話のネタバレの要点をこちらにまとめました。
蜻蛉切との血みどろの華相撲に、因縁の技である吊り出しで決着をつけた火ノ丸。
自分の弱さにも蜻蛉切の強さにも打ち勝って見せた火ノ丸の熱い相撲に触発された他の力士たちも熱い
そんな熱い土俵の上に、大相撲の頂点に立つ横綱・刃皇と、その牙城を崩さんと目論む大関が上がります。
「火ノ丸相撲186話のポイントを押さえて内容を知りたい」というあなたはこちらからどうぞ!
パッと読むための目次
火ノ丸相撲186話ネタバレの要点まとめ
憤慨する蜻蛉切
体格の差を跳ね返し、天下三名槍との血みどろの華相撲で勝利を収めた火ノ丸の勇姿に、会場の観客たちのボルテージは一気に高まります。
そんな会場の空気と、敗北の事実に晒されるうち、蜻蛉切の怒りのボルテージも沸々と高まっていきます。
怒れる蜻蛉切を見た横綱・刃皇は、長年の経験から培った適格な指摘をします。
刃皇
「怖かったんだねぇ」
(川田「火ノ丸相撲」186話より引用)
熱を帯びる華相撲
火ノ丸の熱量に当てられた他の力士たちも、火ノ丸と蜻蛉切の取り組み同様に本場所さながらの真剣勝負を繰り広げます。
とりわけ気合を見せたのは火ノ丸と同じ国宝世代、そして蜻蛉切と同じ天下三名槍の他2人でした。
その天下三名槍の一人である御手杵と対戦した冴ノ山も、凄まじい取り組みを披露します。
(川田「火ノ丸相撲」186話より引用)
大関VS横綱
火ノ丸が蜻蛉切相手に観客や他の力士たちを燃え上がらせるほどの「凄まじい気合」を見せる前から、すでに真剣勝負の気構えがあったと内心に呟く童子切。
巡業における華相撲の終盤、土俵に上がったのは大関童子切と、角界の第一人者である横綱・刃皇でした。
(川田「火ノ丸相撲」186話より引用)
凄まじい会場の声援に、自分が角界を去っても大丈夫そうだと童子切に語りかける刃皇。
名古屋場所での千秋楽同様、よく喋る「悪い刃皇」が出てきたことに、どこか満足げな童子切。
本場所を前にまさかの大一番が幕を開けます。
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火ノ丸相撲186話ネタバレの考察
火ノ丸相撲186話を読んだうえでの考察をまとめておきます。
煮えたぎる蜻蛉切
前回のまとめ記事にて、「蜻蛉切の改心はあり得るのか」という考察を立てましたが…、
早速「答え」となりそうな描写がありました。
実力が下の人間を虐げることに快感を覚えた蜻蛉切は、横綱になることでその感覚をより強いものとしたい一心で上を目指してきました。
そんな歪んだ向上心の中に、夏合宿前に火ノ丸が抱いていたような土俵の上での恐怖心を植えつけられた蜻蛉切。
まだまだ火ノ丸に対する純粋な対抗心を抱いている様子ではありませんので、本場所まで時間はより激しく、よりどす黒い復讐心で稽古に打ち込むものと見られます。
来たる本場所では、おそらく前回の火ノ丸のような修羅の相を身にまとってくるのではないでしょうか。
それも火ノ丸のように理性付きではなく、正真正銘の修羅に…。
さらなる強敵となって、再び対峙することが明らかな火ノ丸と蜻蛉切。
これ以上、火ノ丸相撲の中で醜い争いをしてほしくないと前にも言いましたが、この調子だとあと1回は確実に「血みどろの相撲」が描かれることになりそうです…。
ただまぁ、ここまでヒール役に徹しきった後で、きれいな蜻蛉切を描かれても、それはそれで気持ち悪いというのも確かですがww
またもや早すぎる激突
先場所優勝争いに加われなかった童子切が優勝に燃えていることは明白ですし、必ずVS刃皇戦が描かれることも時間の問題でしたが…。
よりにもよって、「巡業編」で童子切と刃皇の戦いが描かれるとは思いませんでした。
本場所への期待が高まり続けている今、巡業編で蜻蛉切と火ノ丸以外の勝負が描かれることはないと高を括っていたところに、まさかの好取組の発表。
しかし、百面相の上に気まぐれな刃皇のこと、まだ本気でやることが確定したわけではありませんので、火ノ丸と蜻蛉切のような激しい相撲が見られるとは限りません。
一方、打倒刃皇のために元横綱・大和国と元大関・大景勝の元で修行に励んだ夏合宿の成果を本場所前に確かめたい童子切は火ノ丸同様にガチンコで行くと宣言しています。
名古屋場所の千秋楽では同じく大関の草薙を封殺してみせただけに、同レベルの実力を持つ童子切が通用するのでしょうか。
考え出せばキリがない横綱刃皇と大関童子切の華相撲の結末。本場所まで退屈せずに済みそうです。
後の2人の横綱は?
それはそうと、ある2人の力士の存在について、そろそろ多くの火ノ丸相撲読者が気になり始めているのではないでしょうか。
それは未だ姿どころか名前さえ明かされていない刃皇以外の2人の横綱の存在です。
この様子だと巡業も休んでいるのでしょうか?
様々な伏線の回収と、これまでの経緯を整理している段階のため、特に登場しなくても問題はないのも確かですが…。
今回の巡業編ではさすがにその辺りに言及してくれるものと思っていただけに、そろそろむず痒くなってきました。
すでに本場所前の物語のかなりの話数をかけてしまっているうえに、唐突に始まった童子切と刃皇の取り組みにもまた2、3話かけると思われます。
そんな2つの興味深い取り組みを描いた後で、これまた唐突に2人の横綱の取り組みを描くとは考え辛いですよね。
あるいは巡業編では名前だけを出しておいて、本場所で「刃皇の引退を良しと思っていないのは君たちだけじゃないよ」的なセリフと共に2人の横綱が登場する流れになりそうです。
最後の日本人横綱が大和国であるため、残る他の2人の横綱もモンゴル人であることは確定していますが、早くその他の詳細を知りたいものです。
優勝回数、相撲の取り口、性格などなど、本場所の楽しみはなるべく多い方が嬉しいですから。
火ノ丸相撲186話ネタバレのまとめ
今回は火ノ丸相撲186話のネタバレを紹介しました。
凄まじい血風相撲を制した火ノ丸の勇姿に沸く会場と、才能が全てという信条ごと自身を打ち負かした火ノ丸への怒りに沸く蜻蛉切。
2人は今後正しく成長できるのか、そして本場所での正真正銘の真剣勝負はどんな結果となるのか。
そして迎えた大一番。童子切と刃皇の戦いの内容にも大注目です。
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