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約束のネバーランド69話のネタバレの要点をまとめました。
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パッと読むための目次
約束のネバーランド69話ネタバレの要点まとめ
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怒りを滾らせるエマ
「目の前の手の届く人たちを救いたい」といっておきながら、ジェイクとモニカを救えなかった自分を責めるエマ。
「庭」での子どもたちは、武器を持つことを禁じられておらず、人間の抵抗までも知性鬼たちにとっては「遊び」だと痛感したエマは静かに怒りを滾らせます。
「(――遊び?)」
「(ふざけてる そんなことのために二人は殺された)」
「(そんなことのためにテオは独り…!!)」
白井カイウ・出水ぽすか「約束のネバーランド」69話より引用
エマ、真実を知る人間たちと邂逅
許せない怒りで頭がいっぱいのエマを現実に引き戻したのは、エマを助けてくれた子です。
「今度は自分に付き合ってもらう」と風車の中へと連れてこられたエマを迎え入れたのは、大勢の少年少女たちでした。
- リーダーのオリバー
- 副リーダーのソーニャ
- 救護担当のサンディとザック
- 機械類担当のナイジェル
- 食料担当のペペ、ジリアン、ポーラ
そして、エマを助けてくれたヴァイオレット(実は女の子!)・・・。
「庭」での役割を担っている9人は、エマと同じく真実を知って「庭」の人間たちの生活を回してきたようです。
猟場の子どもたちは、ほとんどがバイヨン卿御用達の「グランド=ヴァレー農園」の出身であり、ヴァイオレットたち9人も例にもれず、そこから生きたまま出荷されたといいます。
どうやらバイヨン卿の息がかかっているのは、GV農園に対してだけらしく、他の農園の出身者はエマも含めても3人だけで、GF農園出身はエマが初めてだそうです。
密猟者たちは、どうせ殺せないからとわざわざ人間に武器を支給してくるらしく、それを手にとって戦って死んでいった仲間や、事態を受け入れられずに武器を手にとることもなく命を落とす子供も大勢いるとオリバーは語ります。
「密猟者(やつら)に…猟場(このばしょ)に…何人も何人も何人も殺されてきた」
「それでも!耐えて甘んじて生き延びてきた それは」
「俺達の手でこの猟場を終わらせるためだ」
白井カイウ・出水ぽすか「約束のネバーランド」69話より引用
「秘密の猟場」だからこそ敵は限られており、増援も来ることはない…その状況を利用して、オリバーたちは密猟者たちを殺して「人間の集落」に行くことを目指しています。
オリバーに協力を頼まれ、それを承諾するエマですが、そこで一つの疑問をぶつけます。
それは、「なぜオリバーたちは脱走者でもないのに農園や鬼のことを詳しく知っているのか」という疑問でした。
彼らは唯一の大人であり、「いない人間」ということになっている人間からそれらの情報を聞いたのだといいます。
「初めまして 僕はルーカス」
白井カイウ・出水ぽすか「約束のネバーランド」69話より引用
エマは現れた大人のその名前が、オジサンの仲間と同じであることに気が付きます。
さらにルーカスは、エマの度肝を抜くようなセリフを言います。
「ペンを持っているね?話をしよう W・ミネルヴァについて」
白井カイウ・出水ぽすか「約束のネバーランド」69話より引用
いよいよ物語の核心へと迫るようです。
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約束のネバーランド69話ネタバレの考察
約束のネバーランド69話を読んだ上での考察をまとめておきました。
どうやってルーカスは生き延びたのか
「ルーカスお前は黙ってろ!!」
「マズい…奴らだ」
(白井カイウ・出水ぽすか「約束のネバーランド54話より引用)
B06-32のシェルターで、オジサンはこのようなことを言って気絶していました。
オジサンの仲間は「秘密の猟場」で全滅させられ、そのことは13年経った今でもオジサンを苦しめています。
そんなオジサンの仲間の一人であるルーカスが何と存命していたと発覚した69話。
ルーカスの顔には大きな傷跡があり、杖をついていることからも、「狩り」を楽しむ鬼に襲われたことには間違いなさそうですが…テオのようにレウウィスに見逃された人間なのでしょうか。
鬼に襲われた人間を手当てしたり、鬼から与えられる食料を皆に配分したりする集団は、ルーカスによって作られたようですから、当時は一度「猟場」ではぐれてしまえば合流することは難しかったのかもしれませんね。
オジサンとルーカスは、鬼に追われるうちにはぐれてしまい、合流することができずにオジサンだけシェルターへ何とか引き返したということなのかもしれません。
オジサンがルーカスの生存を知らないように、ルーカスもオジサンの生存を知らないという可能性もありますね。
ルーカスとエマは似た者同士?
なぜルーカスは、オジサンのようにシェルターに戻らなかったのか…それはルーカスがエマと同じような考え方の持ち主だったからではないでしょうか。
ルーカスが一部の子どもたちに情報を与え、「猟場」の生活を回すグループを結成したのは、彼が「猟場」で自分とは違って状況を飲み込むこともできずに死んでいく子どもたちや家族を失った悲しみの声を無視することができなかったからだと思われます。
ミネルヴァの情報を得ていながら一人で「人間の集落」に行くこともせず、未だに「猟場」に留まっているのもそれが理由でしょう。
GV農園出身でない人間
GV農園出身でない人間はエマを含めて3人…。
グローリー=ベル農園出身のルーカスを含めてもあと1人、他の農園の出身者がいるはずです。
バイヨン卿の息がかかっているのはGV農園のみですから、その人間は正規に出荷されて「猟場」に来たわけではないのかもしれません。
オジサンやルーカスの仲間という線も考えられますが、そうだとすればルーカスとともに登場しないのは不自然です。
かといって、別の農園からエマと同じように脱走者がいたとすれば、オジサンが知らないはずはありませんし…謎が深まりますね。
高級農園は4つしか存在しておらず、GF農園出身はエマたち、GV農園出身は「猟場」の大部分の子どもたち、そしてオジサンたちがGB農園出身となっています。
残りひとつの農園の出身者が未だ登場していないことから、もしかすると「猟場」の「GV農園以外の出身者」はその農園の出身なのかもしれません。
約束のネバーランド69話ネタバレのまとめ
約束のネバーランド69話は、エマがヴァイオレットに連れられ「猟場」からの脱出を企てる面々と邂逅し、さらにオジサンの仲間であるルーカスにも出会いました。
次回明かされるミネルヴァの情報が楽しみですね。
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