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食戟のソーマ253話のネタバレの要点をこちらにまとめました。
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パッと読むための目次
食戟のソーマ253話ネタバレの要点まとめ
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仙左衛門が「真の美食たるコース料理」を提案!
仙左衛門が提案してきたのは、チームの一人が前菜を、もう一人がメインディッシュを作り、チームでコース料理を成立させるという試合形式でした。
(附田祐斗・佐伯俊「食戟のソーマ」253話より引用)
テーマ食材は完全に自由、お題は「真の美食たるコース料理」です。
仙左衛門の提案に、薊も賛成します。
自分が「真の美食」と認める料理を作るのが現十傑であり、一方、今のえりなでは「真の美食」 は作れない。
薊はそう言いますが、えりなはそれに真っ向から反抗します。
「私は随分変わったと思います きっと…作る皿も昔とは違いますわ」
「えりなは家出までする不良娘になってしまいました」
「お父様が思っていらっしゃる良い子の私ではもうありませんから」
(附田祐斗・佐伯俊「食戟のソーマ」253話より引用)
FINALBOUT前夜の様子
その日の夜、薊はデコラとクラージュに「酷い父親」だと言われながらも、今のえりなには不純物が混じっており、真の美食が作れないという態度を崩す気はありません。
「一刻も早く彼女を中央美食機関(セントラル)へ迎え入れ きれいに浄化しなくてはならない」
「………それに何よりも 我が娘こそが料理人たちを正しく導くための“鍵”なのだから」
(附田祐斗・佐伯俊「食戟のソーマ」253話より引用)
一方、えりなと創真は、田所とタクミ、一色に相談しながら、FINALBOUTに向けて前菜とメインディッシュの分担、どんなコース料理にするのかを夜通し話し合っていました。
FINALBOUTスタート!
そして迎えた翌朝、疲れが取れていないはずの司は、逆に神経が冴え渡り絶好調なようです。
現十傑側は竜胆が前菜、司がメインディッシュを仕上げます。
一方、えりなと創真は何と夜通し話し合った中ではどちらがどちらを作るのか決まっていなかったらしく、その場でじゃんけんで決め始めました。
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(附田祐斗・佐伯俊「食戟のソーマ」253話より引用)
その結果、創真が前菜、えりながメインディッシュを作ることになります。
いよいよ始まるFINALBOUT……勝負の行方はいかに?
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食戟のソーマ253話の考察
食戟のソーマ253話を読んだ上での考察をまとめておきます。
仙左衛門の意図とは?
「真の美食」の意味
仙左衛門はなぜ、「真の美食たるコース料理」をFINALBOUTのテーマとして提案したのでしょうか?
薊が目指す理想の料理界とは、真の美食を出す店だけが残る世界です。
そのために薊は、現十傑や自分が認めた一部の生徒にしか創作料理を認めず、それ以外の人間には彼らの真似をするように遠月の体制を変えました。
恐らく仙左衛門は、薊に「真の美食とは何か」を思い知らせるためにこのテーマを設定したのだと思われます。
薊の考える美食とは、芸術的なまでに洗練された技術と、それによる美味を兼ね備えた料理といっていいでしょう。
では、そんな薊の考える「美食」に反する仙左衛門の考える美食とはどんなものなのでしょうか?
そのヒントは、秋の選抜にありました。
三つ巴の決勝戦で、味はほぼ互角と判定された創真、葉山、黒木場。
勝者の決め手となったのは、料理人の顔が見えるかどうか……。
つまり、自分のアイデンティティをすべてその品に込めたかということです。
「食戟のソーマ」において、その品は「必殺料理(スペシャリテ)」と呼ばれます。
恐らく仙左衛門は、料理人の顔が最も見える料理こそが「真の美食」だと言いたいのでしょう。
薊の作った体制がこれに反するのは明らかですから、まさしく料理で決着を、というわけですね。
「コース料理」の意味とは?
仙左衛門がわざわざFINALBOUTで「コース料理」と指定してきたからには、何か意図があるのでしょう。
先述した通り、仙左衛門にとっての「真の美食」は「スペシャリテ」だと考えられます。
前菜とメインディッシュで組むからには、どうやっても仲間とのコンビネーションが不可欠です。
連隊食戟の練習で、城一郎、創真、えりなチームや、タクミ、田所、堂島チームが見せたように、互いに互いが研鑽し合って素晴らしいものを作り上げてほしい……。
仙左衛門にはそのような意図があるのかもしれません。
竜胆はどんな前菜をつくる?
竜胆が前菜、司がメインを仕上げることになった現十傑。
当然メインを作る司が指揮を執るのでしょうから、竜胆も司のメインに合わせた前菜を作るはずです。
しかしそれでは、「竜胆と司のコース料理」ではなく、「司のコース料理」となってしまう可能性があります。
竜胆が「前菜」という枠の中でどのような料理を作るのか、注目です。
創真はどんな前菜をつくる?
創真が前菜、えりながメインディッシュとなった反逆者側。
主人公である創真が前菜とは意外ですね…。
前菜というと思い出すのは、秋の選抜決勝で葉山が作ったカルパッチョです。
葉山は前菜メニューで選抜優勝を果たしました。
それを考えると、創真が前菜メニューで十傑第一席、第二席をあっといわせる品をつくる展開になると考えられます。
創真は前菜それ自体で爆発的な旨さを持ちながら、メインを引き立てることができる品を作ることになるでしょう。
えりなが料理人を導く鍵とはどういう意味?
253話だけでなく、薊やアンがこれまでにも言ってきた「えりなが料理人を導く鍵」だという台詞について、考察してみましょう。
生まれながらに「神の舌」を持ち、薊の歪んだ英才教育によって研ぎ澄まされたえりなの味覚。
薊はそんなえりなの「神の舌」を、「美食」の基準に据えようとしているのではないでしょうか。
料理店は皆、えりなに試食を願い、えりなが美味だと認めた店だけに存続を認め、そうでない店は取り潰す……。
薊はそのような計画を立てているのではないかと思われます。
「美食」といっても、舌が肥えた人でなければその違いは分かりません。
WGOのように、それを判断する人間が必要です。
薊はその中心に、娘であるえりなを据えようとしているのではないでしょうか。
これまでも「神の舌」を持つえりなは、各界の味見役を任され、彼女に無能の烙印を押された者は料理界では生きていけないとまで言われるほどでした。
薊の計画にえりなが取り込まれれば、それがさらに現実的なものとなるのでしょう。
そうなれば、薊の認める美食しか料理界には残らなくなってしまいます。
食戟のソーマ253話ネタバレのまとめ
食戟のソーマ253話では、FINALBOUTの内容が、二人一組で組んだコース料理での対決に決定しました。
現十傑側は竜胆が前菜、司がメインディッシュを担当し、反逆者側は創真が前菜、えりながメインを担当します。
いよいよ始まる最後の戦いの行方はどうなるのでしょうか?
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