スポンサーリンク
食戟のソーマ267話のネタバレの要点をこちらにまとめました。
前回266話では、創真が失踪した宿の調理場で食戟の痕跡を見つけました。
そして創真たちの泊っている宿で、第三の事件が起こります。
「食戟のソーマ267話のポイントを押さえて内容を知りたい」というあなたはこちらからどうぞ!
パッと読むための目次
食戟のソーマ267話ネタバレの要点まとめ
「食戟のソーマ267話のネタバ要点をサクッと知りたい」というあなたはこちらからどうぞ!
犯人は創真たちが案内した外国人!
大きな音に、調理場へと駆け付けた創真と田所が見たのは、倒れている女将さんとボロボロの板長でした。
板長は、創真たちが昼間案内した外国人を指さして、彼がいきなり食戟を挑んできたのだと言います。
彼こそが、この一連の失踪事件の犯人だったのです。
犯人の目的は、自身が愛している温泉宿の中で唯一我慢ならなかった食事をどうにかすることでした。
地方の宿は新鮮さだけが取り得の質素で地味な料理ばかり、国中から選りすぐりの食材を出さなきゃお客様、すなわち「王様」に失礼だろうというのが彼の主張です。
(附田祐斗・佐伯俊:「食戟のソーマ」267話より引用)
これからは自分の言う通り料理を出せばいいとまで宣う横暴さですが、しかし彼は「食戟」があるからこの横暴もまかり通るのだと宣言します。
彼が食戟で出したのは、オマール海老、フォアグラ、アルマスキャビアと、高級食材を惜しみなく使い、そして彼自身の一流の腕で作った品『オマール海老のショーフロア~流体の黄金~』です。
創真と田所が味わってみると、確かに美味としか言えないほどの実力です。
犯人の正体は「真夜中の料理人」
えりなが創真と田所を温泉街へと派遣したのには、理由がありました。
えりなによると、社会からはみ出した無頼者や、皿のために法に触れることも厭わない悪徳シェフは、国家の要人たちの秘密裏の会食や、裏社会での催事などで食事を提供する料理人として仕事をすることが多いそうです。
彼らは人呼んで、「真夜中の料理人(レ・キュイジニエ・ノワール)」。
表の料理界に現れることなく、裏社会で活躍する料理人たちが、どういうわけか食戟を知ってしまい、あまつさえ食戟を利用して今回の事件を起こしたのだということに、えりなは気づいていました。
「捨て置けないわ!!食戟は我が遠月学園の誇り!」
「それをダシにこの国を好き勝手しようとする侵略者どもには鉄槌を下さなくてはなりません!!!」
(附田祐斗・佐伯俊:「食戟のソーマ」267話より引用)
田所が犯人に反論?
食戟によって最高の“ホスピタリティ”を浸透させてやるのだと高笑いをする犯人に、反論する田所。
彼女は一体何を語るのでしょうか?
スポンサーリンク
食戟のソーマ267話のネタバレ考察
食戟のソーマ267話を読んだ上での考察をまとめておきます。
裏の料理人に食戟が知れ渡った理由は?
今回の事件は、裏の料理人が遠月学園の伝統であり誇りでもある食戟を使って起こしたものです。
では、なぜそもそも彼らは食戟を知ることになったのでしょうか?
温泉街の人たちも遠月外部の人間でありながら食戟を知っていましたが、この温泉街は仙左衛門が贔屓にしていた場所であり、知っていたとしても不思議ではありません。
遠月ほどのマンモス校ともなれば裏の料理人との繋がりもあるのかもしれませんが、今までこんな事件が起こっていなかったことを考えれば、恐らく彼らが食戟を知ったのはつい最近のことなのでしょう。
とすると、裏の料理人達が食戟を知ったきっかけは、以前の連隊食戟ではないかと思われます。
遠月で起こったクーデターのその顛末は、料理界でもかなりの話題になったようです。
最終的に仙左衛門の孫・えりなが学生の身分ながら総帥に就任したということもかなり衝撃的なことですから、そのような結末に至った過程を知りたがる人もたくさん居たでしょう。
それによって、遠月で絶対的かつ神聖な勝負の場である食戟が広く知られることになったのかもしれません。
もしくは、薊が目していた料理人の中に、生え抜きの実力を持つ裏の料理人も含まれていたのかもしれません。
何人かの裏の料理人が何らかの取引をして薊と手を組んでいたのであれば、彼の突然の失脚の顛末を知りたがるのは当然でしょう。
その噂が広まるにつれて、本来遠月学園の伝統である食戟が、「日本の料理界で絶大な力を持つシステム」として認識されるようになっても不思議ではありません。
田所の考えるホスピタリティとは?
温泉宿失踪事件の犯人は、「王様」たる自分を満足させる、自分の言う通りの料理を提供することこそが本当のホスピタリティだと主張しています。
それに対しおどおどしながらも反論したのは、田所でした。
料理をサーブする相手のことを思いやる、人間味に溢れた料理を作る田所だからこそ、彼の横暴な言い分に我慢ならないところがあったのでしょう。
では、そんな田所が考える「ホスピタリティ」とはどういったことなのでしょうか?
ホスピタリティとは、一般的に「もてなし」と訳されます。
犯人に言わせれば、新鮮なだけの質素な料理は「もてなし」が足りないということになるのでしょう。
しかし女将さんや板長は、心を尽くして精一杯お客さんをもてなそうとしているはずです。
料理の素材が高級かどうかなど問題ではなく、ホスピタリティの真髄は心といっても過言ではありません。
恐らく、本当の思いやりの心で、自分たちの技や地元の味を生かしながら、その良さで客をもてなすこと……その気持ちこそがホスピタリティだと田所は言いたいのでしょう。
犯人にそれを受け取る気持ちがないのであれば、彼はホスピタリティを受ける権利は無いのです。
犯人vs田所?
しかしながら、犯人がそれで納得するとは思えません。
反論したのは田所ですから、犯人と田所で食戟をすることになりそうです。
お題が「どちらがホスピタリティを感じたか」などであれば田所の圧勝なのでしょうが、果たして……。
スポンサーリンク
食戟のソーマ267話ネタバレのまとめ
食戟のソーマ267話では、失踪事件の犯人の正体が、前回創真たちが案内した外国人だと分かりました。
その正体は、表の料理界に現れることのない「真夜中の料理人」。
彼の主張に反論する田所ですが、果たして彼を納得させることができるのでしょうか?
コメントを残す