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『食戟のソーマ』288話「破格の定食」のネタバレ考察&次回最新話289話の展開予想です。
以下、ネタバレ&画バレありの考察と感想なので、未読の方はご注意ください。
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パッと読むための目次
食戟のソーマ288話ネタバレ考察
食戟のソーマ288話のネタバレ考察です。
創真の第二の試練突破が描かれた288話ネタバレの要点まとめはこちらからどうぞ。
>>食戟のソーマ288話ネタバレはこちらから
司と創真の一皿
288話では、素材の「かけ算」としてはこの上ない一皿を出した司に対し、創真がまさかの「たし算のごり押し」で勝負を挑みました。
本来ランタービが想定していたのは司のやり方であり、司はそのやり方の最上級の皿をサーブしました。
「食材との対話」によって、食材の持ちうるポテンシャルを活かしきる技術に長けた司をこのやり方で超えることは、もはや誰にもできないでしょう。
ということは、創真がどれだけ「かけ算」をして、結果100ドル以上の品を出すことができたとしても、それは司の劣化版に過ぎないということになります。
実際、100ドル越えを果たした料理人たちも、司の金額には遠く及びませんでした。
創真は「たし算のごり押し」をすることで、司の劣化版ではなく、まったく新しく価値のある一皿で勝負することができたのでしょう。
そう考えると、創真が果たして「たし算」しかできなかったのか、それとも今回はあえてそれで挑んだのか、疑問が残りますね。
定食屋のスキルとして考えても、遠月学園の授業を鑑みても、「平凡な味を持つ食材を高級美食に耐えうるまでに尖らせる」といった技術が必要だとは考えられませんから普通に考えれば前者なのですが…。
遠月十傑第一席となった創真の実力の底がまだわかっていない以上、何とも言えないところですね。
「コース料理」のおせち
(附田祐斗・佐伯俊:「食戟のソーマ」288話より引用)
288話で創真が第二の試練を突破した一品は、おせち料理でした。
恐らく、おかずがたくさんあることで、「コース料理」をつくりやすいという理由でのおせちなのでしょう。
「ゆきひら」で年末に出していたおせちが、創真が今回作ったように「どこから食べ始めてもどの順番で食べても次のおかずが欲しくなるよう設計されたもの」であるかは微妙なところです。
創真は「ゆきひら」のおせちを自分流にアレンジしたと言っていますが、それはコンビニ惣菜を材料にする上でのことを指しているのか、コース料理仕立てにしたことを指しているのか…。
これは周囲の人間の口ぶりから察するにおそらく後者であり、このおせち料理の繊細な設計は創真オリジナルのものだと思われます。
創真が前回「この試験におあつらえ向きのメニュー」といったのは、おそらくおせち料理ならばコース料理にできるポテンシャルがあると考えたからなのでしょう。
この食べ進めることで美味しさを倍増させるやり方は、秋の選抜でのアリスの手毬寿司弁当や、連隊食戟最終戦を思い出しますね。
創真が「ゆきひら」で培ってきたものと、遠月での経験の合わせ技ということになるでしょうか。
ランタービの言葉
第二の試練で審査員を務めたランタービは、「コンビニ惣菜を使って100ドル以上の一品をつくる」というお題に、意外にも高額が出ることを喜んでいました。
意外というからには、当初のランタービの想定ではもっと合格者は少なかったのでしょう。
彼女がBLUEに関わってどれくらいなのかは分かりませんが、今回のBLUEはイレギュラーな試練が多く、それゆえに先に進める者も少ないだろうと予想していたのかもしれません。
平凡な味を持つコンビニ惣菜を美食に耐えうる要素のみに絞って尖らせるという答えは、思いついてもそれを100ドル以上の価値にまで高めるとなるとかなり難易度が高いのでしょう。
「特等執行官もお喜びになる」ということは、やはり第三の試練の先、つまり天守閣での戦いは特等執行官が審査員を務めるのでしょうか。
創真のおせちの金額は?
司と勝負をしている創真ですが、288話では「合格」だといわれただけで、価格は提示されませんでした。
ランタービが衝撃で価格を吟味することができなかっただけかもしれませんが、創真の品が当初想定していたものと違うため価格をつけられなかったということもあるかもしれませんね。
とはいえ、勝負をしているのですから、価格を提示しなければ創真は納得しないでしょう。
しかし、「かけ算」と「たし算のごり押し」だったら、間違いなく前者の司が勝利すると思われます。
100ドルや200ドルならまだしも、司の品は驚異の500ドル超え。
とても「たし算」で追いつける価格ではなさそうです。
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食戟のソーマ289話 展開 予想
次回の食戟のソーマはどのような展開になるのでしょうか。
今回の内容のラストや今までの伏線から次回289話の展開を予想していきます。
タクミと田所はどうなる?
288話では、司に引き続き創真も第二の試練を突破しました。
創真がクリアする前に、ランタービの予想以上にクリアした人数がいたようですが、その中に田所やタクミの姿はありませんでした。
第二の試練の制限時間は90分。
創真が時間ギリギリでなければ、次は田所やタクミの試練の様子が描写されるでしょう。
ただ、創真が足し算のごり押しでいったということは、創真には素材の「かけ算」をする力がなかったということです。
すでに述べたように、司の劣化版になるのが嫌でこのような手をとったのかもしれませんが、いずれにせよ司以上の「かけ算」をする力はありません。
星付き店や有名店のシェフといった他の参加者はともかく、創真にさえ足りない技術をタクミや田所が持っているのでしょうか?
遠月十傑、ましてや創真と違い中等部の頃から鍛えられているふたりですから、あってもおかしくはないのですが…。
タクミはともかく、田所は今回のお題と相性が悪い気がしますね。
田所が十傑に入って極めてきたのは、各地の「ふるさとの味」です。
ふるさとを思い浮かべるような一皿と高級美食は、なかなか結び付かないでしょう。
むしろ田所の得意とするホスピタリティ溢れる料理には、極端に尖った味は邪魔なイメージすらあります。
すると、今回田所のクリアは厳しいかもしれませんね。
とはいえ、彼女も名シェフ・四宮の弟子ですから、予想は付けづらいです。
第三の試練スタート?
田所、タクミの描写が終われば、次はいよいよ第三の試練がスタートすることになります。
第三の試練は、いよいよ才波朝陽、そしてえりなが参戦するはずです。
また、えりなを攫った際に朝陽の周りにいたノワールたちも第一の試練や第二の試練では見なかったので、おそらく第三の試練からの参戦なのでしょう。
第三の試練の内容はわかりませんが、おそらく第一、第二の試練同様、トリッキーなお題となることでしょう。
第二の試練では二等執行官が審査員だったので、そろそろアンやデコラといった顔なじみの一等執行官が審査員となってもおかしくはありません。
また、朝陽は創真を歯牙にもかけていない様子でしたが、誘拐事件以降初めてとなる創真とえりなとの再会には期待したいところですね。
朝陽やえりな、ノワールのほかに第三の試練から参戦する料理人のレベルはどれほどのものなのかにも、注目したいところです。
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