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2018年12月22日発売の「週刊少年ジャンプ4・5号」の附田祐斗・佐伯俊『食戟のソーマ』293話「猛る兵装(アームド)」のネタバレです。
「食戟のソーマ293話のネタバレ要点をサクッと知りたい」というあなたはこちらからどうぞ!
以下ネタバレありの考察と感想なので、未読の方はご注意ください。
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パッと読むための目次
食戟のソーマ293話ネタバレの要点まとめ
食戟のソーマ292話では、司・田所・タクミといった遠月勢が「異能の片鱗」を魅せました。
司は長大なグレーターで塊肉をおろし、田所は各国を巡る過程で獲得した料理を魅せる技術を行使、そしてタクミは自分の手で取り戻したメッザルーナを使用。
各々磨いてきた自分だけの技術は、ノワールたちで言う「異能」と呼べるほどまでに高められています。
一方、元が定食屋の息子であり、本来であれば遠月に入るはずもなかった創真は、「異能」など持っていません。
しかしそれでも彼は第三の試練を突破しました。
第三の試練を超えた先のバトルフロアでは、大勢の観客に囲まれた中、一対一で料理人たちが戦うことになります。
第一試合は、第三の試練で門番を務めたサージェvs創真。
サージェは創真に困惑を見せていますが…果たしてこの試合、勝負の行方は…!?
サージェの困惑の理由
サージェが創真に対して困惑していた理由は、彼が第三の試練を突破したことにあったようです。
彼女が「朝陽様」と慕う才波朝陽は、創真と戦った日に彼について「雑魚」だと断言していました。
それにも関わらず創真が第三の試練を突破したことから、己が遵奉する朝陽の見立てが間違っていたのかと困惑していたみたいですね。
「そんなことがあってはならない」との思いから分かるように、サージェは朝陽を妄信しているようです。
軍服を着たサージェは、周りに対する不遜な態度や覇気とは裏腹に、最高司令官たる朝陽にはとことん従順に忠誠を誓っているのでしょう。
朝陽の仲間の中でも眼鏡和装の男は朝陽に気軽に話しかけていたので、てっきり朝陽グループはリーダーは朝陽であれ立場はほぼ対等だと思っていたのですが…ノワールによって朝陽への態度は違うようですね。
そんなサージェは朝陽の見立ては正しくあらねばならない…つまり創真は雑魚でないとならないと、創真への敵意を高めます。
第一試合のお題はクリスマスケーキ!
さて第一試合、発表されたお題は「最高に美味しいクリスマスケーキ」です。
作中は8月ですが、明らかに現実の時間に合わせてきましたね。
季節外れもさることながら、料理のコンクールでありながら菓子作りをお題に出すという変化球に一同は困惑します。
菓子作りは専門的に学ばなければ一級品を出すことはかなり難しいもの…創真は授業で基本を習っただけで本格的に菓子を作ったことはないということで、かなり厳しい戦いになりそうです。
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サージェの本気の兵装料理
一方のサージェは、「表の連中と我々ではそこが違う」と言い放ち、再びC.C.ナイフを取り出します。
卵白とグラニュー糖を入れたボウルを複雑な金属部品が装着されたC.C.ナイフで混ぜることで、きめ細かく美しいメレンゲ生地をつくるサージェ。
そしてさらに、ストレッジハンマーでチョコレートの塊を一気に粉砕し、起爆装置のようなものを使ってケーキを焼き上げます。
「兵装料理」という名前の通り、チェーンソーだけではなく、料理に似つかわしくない武器や兵器を使っていますね。
その料理スタイルを見ながら観客が大興奮していることから、こういった料理風景自体にもサージェのノワールとしての需要があるのでしょう。
何をどうしているのかさっぱり理解できませんが…これだけの荒々しい料理風景にも関わらず、サージェが創り上げたのは繊細で美しいケーキでした。
「クラスターボムケーキ」と名付けられたその品の真価は、パイ生地にねじ込まれた「クラスターチョコチップ」。
砕いたチョコレートをパイ生地にねじ込み、絶妙な火加減で爆破することで、食べ進めるごとに口の中で焼きチョコのような食感と美味さが広がります。
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(附田祐斗・佐伯俊:「食戟のソーマ」293話より引用)
WGOの一等執行官が骨抜きにされるほどのケーキをつくったサージェ。
調理前に創真に言い放った通り、料理だけでなくケーキ作りも極めていることが分かります。
恐らく、「表」の料理人が「シェフ」や「パティシエ」といったように細分化されているのに対し、ノワールたちは求められたものを出す、といったスタイルを貫いてきたからでしょう。
ノワールにとって、求められた料理を相手が満足する形で提供できないことは死にも直結しそうですからね。
それゆえに、フランス料理やイタリア料理といった細かい区分はもちろん、料理と菓子作りといった壁も易々と超えてしまうのかもしれません。
創真の武器はアイスのスプーン!?
WGO執行官を骨抜きにし、創真を挑発するサージェ。
それに対抗するように、創真はある道具を取り出します。
それは、コンビニやスーパーなどでアイスを買ったときに付いてくる、ペラペラの木のスプーン。
どうやらこれが創真の「チェーンソー」のようですが…創真はいったいこれをどのように使うつもりなのでしょうか?
ここらへんは考察記事で詳しく予想していきましょう。
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食戟のソーマ293話ネタバレのまとめ
食戟のソーマ293話では、第一試合のお題「クリスマスケーキ」に則り、サージェが本気の「兵装料理」を繰り出しました。
チェーンソーじみたC.C.ナイフの他に、ハンマーや起爆装置を使って彼女がつくりだしたのは、極上なメレンゲと絶妙なケーキ生地、そしてクラスターチョコチップが怒涛の勢いの美味さを作り出す「クラスターボムケーキ」でした。
それに対抗できるケーキを作らなければいけない創真の武器は、何とアイスの木のスプーン。
いったい創真はどんな品をつくるつもりなのでしょうか?
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