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「はじめの一歩」1228話のネタバレ&考察です。
一歩はパンチ土下座で、高校生不良集団いじめを阻止しました。
そして、いじめられていた少年をスカウトします。
しかしその相手からは「嫌です」と即決で拒否され、逃走。
一歩は諦めず、ワンポと少年を追いかけるのでした。
一歩の無謀なスカウトは成功するのでしょうか?
はじめの一歩1227話をお読みになっていないあなたはこちら。
「はじめの一歩」1228話ののネタバレの要点をサクッと知りたいあなたはこちらからどうぞ!
パッと読むための目次
「はじめの一歩」1228話のネタバレ要点のまとめ
どうやら、一歩はいじめから助けた高校生を捕まえたようです。
いじめられていた少年の体験、その経緯が語られていきます。
いじめられている方が謝る理屈などない!
少年のいじめは、いつの間にか始まっていました。
彼はクラスでも無視され「消えてなくなりたい」と思うまで追い込まれていました。
いじめの首謀者は一歩が手をひっぱった泰平という少年であることが語られます。
少年は「自分に非があるならあやまりたい」と一歩に言います。
しかし、一歩は「これはいじめであり謝る必要なんかない」と力説します。
いじめられている方が悪いなんて理屈は通ってはいけないと一歩は強くきっぱりと言います。
そして、少年は鴨川ジムへ……
少年は一歩の言葉を「綺麗事」といいます。
現実にいじめ被害にあっている少年にとってはそう言うしかないのです。
何も悪くない一歩だって土下座していじめを阻止していたではないかと、少年が突っ込みます。
一歩は、あれしか方法が思いつかなかったと答えます。
そして、先輩のように上手くはできないと思ったと告白します。
一歩もいじめの現場を鷹村に助けられています。
怪訝な顔で一歩を見つめる少年。
一歩は、いじめの原因をひとつだけ言います。
それは「暇」だからだと――
少年はあんな酷いことが暇つぶしなのかとショックを受け、頭を抱えます。
一歩は暗くなってきたことで、少年に家に帰らないのかと聞きますが、少年はいじめ集団の待ち伏せが怖く動けないのです。
そこで、一歩は提案します。
いじめ撲滅の方法は分からないけど、ストレスの解消法はあると――
そのストレスの解消法は…、
森川ジョージ「はじめの一歩」第1228話より引用
鴨川ジムへの入門でした。
少年は激しく拒否。
それでも一歩はジムまで少年を連れてきたのです。
体験入門者が誰一人入門しない恐怖のブラックジム・鴨川ジム。
そんなとこで、果たして少年のストレスが解消されるのか? どうなのか……
一歩と八木さんのブラックアイコンタクト……
鴨川ジムに少年を連れて入る一歩。
青木、木村、板垣が練習していました。
幸いにして理不尽大魔王・鷹村はいません。
先のセコンドの態度で一歩に丁寧な言葉ながら、突っかかるように言う板垣。
そいつは、いったい何者なのかとーー
一歩は鷹村がいないことに安堵し、少年にいじめっ子の泰平のイラストを描かせます。
そして、一歩が新人を連れてきたということで、マネージャの八木さんも飛んできます。
一歩と八木さんでブラックなアイコンタクトが行われます。
一歩
「もしかしたら入会してくれるかもしれませんから!」
八木マネージャー
「うまく騙(だま)してね!」
森川ジョージ「はじめの一歩」第1228話より引用
新人を入会させるのに「うまく騙してね」なんてアイコンタクトするマネージャーがいるのですから、明らかにブラックです。
本当に鴨川ジムの経営状態が危ぶまれます。
まず、少年はそのイラストの凄まじい上手さで鴨川ジムのメンバーの度肝を抜きます。
そして、一歩はイラストをサンドバックに張ってパンチをいれるように指導します。
八木さんは、ひさびさの新人会員ということで、逃さないというどす黒い視線で少年を見つめます。
少年がサンドバックを叩く!
一歩が右ストレートの出し方を指導します。
少年がその動きを真似るのですが、その動きが一歩に似ているのです。
青木、木村もフォームが一歩に似ていることに気づき、まさか天才…… と期待を高めます。
八木さんは、「一歩がスカウトしたのだから間違いなし」と根拠がどこにあるのか分からない自信で、少年を見つめます。
いや、そもそも間違いであったにしても、入会してくれば八木さん的にはOKなのです。
少年が手をまわし、サンドバックをたたきました。
ポスッという音をたて、パンチがサンドバックに当たります。
もう、叩くというより触ったというようなパンチ力です。
少年は気持ちよいといいますが、一歩は青木、木村に「なんで連れてきたんだ」と責められます。
青木のさそり固めが一歩に決まります。
森川ジョージ「はじめの一歩」第1228話より引用
その暴力的な光景に少年は驚愕してしまいます。
板垣は冷めた様子で見た目通りだと言います。
八木さんだけは、執念をもって入会を勧めるのでした。
悪徳商法のセールスマンにしか見えません。
しかし、少年は鴨川ジムの恐るべき雰囲気に脱兎のごとく逃げ出すのでした。
天才だ……
一歩は少年を漫画科家となった友人(かつてのいじめっ子)の梅沢のところに連れて行きます。
梅沢は、少年の描いたイラストを見てーー
森川ジョージ「はじめの一歩」第1228話より引用
冷や汗をかき「天才だ!」と言い切るのです。
少年は本物の漫画家の職場にきたことで大興奮です。
一方の梅沢は、こんな逸材見たことないとイラストを見つめています。
少年は感激して、ここで修行させてくれと土下座します。
少年の名は岡崎照――
それは、絵の才能を溢れるほどに持った天才少年だったのです。
少年は漫画家になるのは、無理だと決め付けていましたが、梅沢の原稿に触れ、漫画家を目指したいというのです。
そして、梅沢のところで勉強したいとーー
梅沢は漫画家「あるある」だといって、いい顔をしません。
要するに弟子に抜かれてしまうということです。
その「弟子」という言葉に少年は激しく反応。
梅沢の胸に飛び込み師匠と呼ぶ始末です。
一歩のスカウトはボクシングでは負けましたが、漫画家の逸材を発見することになったのです。
梅沢の「お前スカウトの才能あるな」という言葉を一歩は複雑な気持ちで聞くしかありませんでした。
はじめの一歩1229話のネタバレはこちら
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はじめの一歩1228話のネタバレ考察
一歩のボクシング入門者スカウトは失敗に終わります。
少年はどう考えてもボクシングの才能はひとかけらもありませんでした。
それでも、入会を迫る八木さんの執念に、鴨川ジム大丈夫なのか?という疑念は一層深まります。
一歩は、少年のイラストの上手さに目をつけ、漫画家となった友人の梅沢のところに連れて行きます。
梅沢は少年のイラストを見て天才と断言。
そして、少年は漫画家の職場をみて感動し、梅沢の弟子になったのです。
一歩のスカウトは漫画家の逸材をスカウトすることで終わりました。
今後は、いじめっ子であった泰平の動きが気になるところです。
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はじめの一歩1228話のネタバレまとめ
以上「はじめの一歩1228話」のネタバレ&考察をお届けしました。
少年を最後まで入門させようとした八木さんの執念が際立っていましたね。
結局、少年は漫画家の職場を見て、感激し諦めかけていた漫画家の夢を語ります。
そして、少年は渋る梅沢の弟子になることになったのです。
一歩のスカウト一回目は妙な形で終わったのでした。
はじめの一歩1229話のネタバレはこちら
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『はじめの一歩「間柴VS木村」死刑執行』は、幕の内一歩の先輩である木村達也が、怪物王者の間柴に挑むJ・ライト王座決定戦の激闘を描いた番外編です。
「負けたら引退します。」そう告げる木村…、果たして木村の必殺の一撃は炸裂するのか!?

先程コンビニで立ち読みしてきました。
結構ショックを受けました。イジメの理由や入会の流れ。
別段悪い訳では無いのですが、何というか現実でも理不尽というか不可解というか、そんな世の中になっていて一歩が主人公として「らしい」事が出来なくなっている事に。
自分はここで「らしい」事をしてもしなくても現実所謂ネット上で叩かれる事を痛烈に皮肉ったのかなと感じました。それとほぼ同時に、主人公の一歩そして勝手な想像ですが作者自身も老いてしまった印象を受けました。
ただ自分もテレビで取り上げられものと比べたらMAXコーヒーレベルのものですがイジメに遭った者として少し言葉を加えさせて頂くと、動機は暇なだけでは無いです。
私の場合、本当に怒りを出した場合殆どの相手が居なくなりました。作中の言葉を借りて言うなら私は暇つぶしに適さないと判断されたのでしょうね。
もしも、これから先作者がイジメの撲滅する意欲があるのならもっと社会のエゲツない箇所にメスを入れてもらいたいなと思えました。
それなら長期連載作品としての面目も遺憾無く発揮されますしね。
ボクシング漫画としては期待出来なくなりますが、社会派漫画としてリスタートするチャレンジ精神が誰かを何かの助けになるかも知れませんね。
ただ不安なのが、作者や読者が単なる私怨による話にしてしまったり、捉えてしまったりしないか…あんまり頭でっかちに考えてもキリが無いし始まらないですね(^_^;)
長文失礼しました。