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2018年11月7日発売の「週刊少年マガジン49号」の森川ジョージ『はじめの一歩』1242話のネタバレ考察&次回最新1238話の展開予想です。
以下ネタバレありの考察と感想なので、未読の方はご注意ください。
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パッと読むための目次
はじめの一歩1242話ネタバレ考察
はじめの一歩1242話「暴風雨」のネタバレ考察です。
なお、はじめの一歩1242話をご覧になっていないあなたはこちらからご覧いただけます。
>>はじめの一歩1242話ネタバレはこちら
泰平、不良の本性を見せたのか?
テルくんをいじめていた不良集団のリーダだった泰平。
彼はいじめを一歩に止められたときに、腕を引かれそのパワーに驚いていました。
そして、一歩に弟子入りするために、テルくんに謝り、一歩の課した「木の葉の試練」を乗り越え、夏の練習にもついてきたのです。
一歩も最初は集団で弱い者をいじめていた泰平を信じませんでした。
しかし、共に練習していく中で、打ち解け一歩は泰平を信頼していきます。
一方で、練習の光景を見ていた板垣は、態度、口の利き方などからダメだしをします。
板垣はアマ時代、ボクシング部在籍で体育会系ですのでこういった上下関係にうるさいです。
それを差し引いたとしても、確かに泰平の口の利き方には一歩に対する尊敬の念はありそうになかったです。
そして、板垣の予想は当たってしまいます。
対立していた他校の不良相手にボクシングの技術を使った喧嘩をしたのです。
相手のパンチは簡単にかわせ、自分のパンチが当たりまくることを実感します。
実際、ボクシングの技術的なことはさほど長い時間教えていないわけですから、それで不良4人を手玉にとるというのはすごい才能なのですが……
そんな才能が泰平にあるということよりも、ボクシングを喧嘩に使ったこと。
一歩は手っ取り早く強くなるために利用しただけだと、泰平は言い切りました。
森川ジョージ「はじめの一歩」第1242話より引用
絵的には容赦ないくらいの悪役顔です。
元日本チャンピオンで多くのボクサーをリング上で破壊してきた一歩が固まっています。
高校生の不良相手に……と言う感じもしますが、それでこそ一歩なのかもしれません。
そして、問題はこの泰平の言葉が本心から出ているのかどうかという点です。
今度喧嘩したら退学になるという伏線があります。
泰平は他校に自分たちの高校が舐められないため、自分だけで立ち向かって不良としての矜持を守ろうとしたという可能性があります。
その上で、ボクシングに惹かれていたが、一歩に迷惑をかけないため、自分を悪人にしているのかもしれません。
物語的にはこっちの方が王道でしょうし、このような展開でなければ、この先の続きが難しくなります。
ただ、喧嘩が強くなりたいだけ。
相手をぶちのめしたいと言う暴力本能だけで、そのために一歩を利用したという言葉通りの展開だとしたらどうでしょうか?
どうにも、先の展開にリアリティを持たせるのは難しくなるのではないでしょうか。
ただ、悪人を演じたとしても、やったことは事実。
一歩との約束を破り、一歩が尊敬する鴨川会長と使っていたミットを手で払い落とす。
これだけのことをすれば、本心で「いい少年」というのもキツイ気がしますが……
果たして一歩と泰平の関係をどうつなげていくのでしょうか。
一歩の現役復帰への布石なのか?
セコンドとして失敗もありましたが、結果として笑って済ませるレベルで収まりました。
順調に引退後のセコンド人生を歩んでいるといえます。
そして、一歩は自分でボクサーを育て、そのボクサーと鴨川会長とで喜びを分かち合う瞬間を目指すことにします。
新たな目標を見つけ、現役の未練はほとんど無くなったような感じです。
この夢、目標が一歩の現役復帰を妨げる一因になっているのは確かでしょう。
であれば、ここでも夢が敗れたらどうなのか?
泰平が実は本心は「いい少年」であり、一歩と和解して「師弟コンビ」で話が進んでいくという可能性はあります。
しかし、一歩は鴨川会長とのミットうちで周囲に現役時代より強くなっているという印象を与えています。
一歩の現役復帰に向けた強い動機をどのように作るのか?
一歩が対戦を望んでいた宮田の苦悩、不調を見ても一歩の心は揺らいでいなさそうです。
そうなると、もっと強い事件が起きないと中々現役復帰への道筋ができなくなってしまいます。
そのために、今回の事件から続く泰平との話の流れを「セコンドとしての夢が破れる」という方にもってくるのかもしれません。
ただ、そうなるとかなり主人公を凹ます展開ですので、読者の方としては鬱憤の溜まりそうな話になります。
さて、泰平は単なる一歩の現役復帰のための捨石のキャラなのか?
それとも、今後もレギュラーキャラとして定着するのか?
中々、感情移入の難しそうなキャラだけに、どうなるのか今のところは分かりません。
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はじめの一歩1243話 展開 予想
泰平と一歩の関係はどうなる?
泰平の本心がどこにあるにせよ、一歩のことを裏切ったことは「あ、夢!」という展開以外に回避不能です。
そして、一歩がボクシングを大切に思い、暴力に使うのを徹底的に嫌うのは明らかでしょう。
それゆえに、1242話の一歩の対応は弱気な感じです。
過去に、拳をクミちゃんに向けた沢村に対してはマジギレしていました。
試合ではデンプシーロールが炸裂。
目玉が飛び出るくらいぶん殴っています。
もし、泰平が仲間の不良の退学を防ぎ、母校の不良のメンツを守るためにひとりで立ち向かったとしても……
そもそも、普通の精神状態の一歩であれば、喧嘩の光景を見た瞬間、ガチギレしてもおかしくなかったと思います。
最初の弟子であり、今で積み上げた泰平との関係が一気に崩れたことでショックだったのでしょう。
しかし、冷静になってみれば、あそこで「師匠の言う通り、喧嘩は止めだ――」と言って本当に止めても、絶対にその後の関係はギクシャクするはずです。
となると、実は理由があって、本心ではボクシングをやりたかった……
となっても、これから先、泰平と一歩の関係をそのままで、展開させていくのはしんどいのではないかと予想できます。
一歩の最初の弟子育成は失敗するという展開があるかもしれません。
一歩の現役復帰に繋げる布石か?
一歩は現役を引退し、セコンドとしてボクシングに関わることを決めました。
最初は、イス出し練習など、目先の試合のことで頭がいっぱいでしたが、セコンドをしていく中で、夢を見つけます。
自分で育てた選手の勝利を鴨川会長と分かち合いたいという夢です――
そのため、スカウトをしていたわけです。
いじめられっ子のテルくんですらスカウトしたくらいに、新人のスカウトに難儀しています。
そんな中で、いじめっ子の不良の方から弟子候補がでてきました。
泰平です。
最初の出会いから、意味深な展開があり、木の葉の試練、練習についてくる、家族のことを仄めかす(複線か?)という展開を見せてきました。
ここまで、引っ張ってレギュラーキャラにならず、一歩と決裂して終わり、という展開の場合どうでしょうか?
その理不尽さはある意味「リアル」ともいえますが、エンタメとしては面白い要素が皆無です。
ただ、一歩の現役復帰の道筋のためにと考えると、この関係が壊れても、なんとか出来そうな気もします。
泰平がレギュラーキャラになるという展開ではなく、一歩の現役復帰を見越して投入されたキャラなのかもしれません。
>>はじめの一歩1243話ネタバレはこちらから
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照の才能が垣間見えるたシーンが気になりますね。
それと泰平の兄はもしかしてあの人っても面白そう