スポンサーリンク
ゴールデンカムイ162話のネタバレの要点をこちらにまとめました。
身を晒してでもオロッコを助けに行くというキロランケの勇気ある行動に気を取られているうちに尾形がロシア兵の一人を狙撃し、圧倒的不利な状況を抜け出した一向。
森に入り立場が逆転した両者の対決は、意外に一方的な形で進んでいきます。
そして、ついに白石とアシリパにもキロランケの手配書の存在が知られてしまいます。
「ゴールデンカムイ162話のポイントを押さえて内容を知りたい」というあなたはこちらからどうぞ!
パッと読むための目次
ゴールデンカムイ162話ネタバレの要点まとめ
「ゴールデンカムイ162話のネタバレ要点をサクッと知りたい」というあなたはこちらからどうぞ!
スナイパー対決再開
ロシア狙撃兵・ヴァシリは、尾形が殺傷ではなく重傷を負わせる狙撃をしたのは追跡を困難にさせるためだったと見抜きますが、腹部を狙撃された当のロシア兵・イリヤは追跡を選びます。
皇帝暗殺疑惑のあるキロランケを捕らえて出世することしかない戦友の意思に従うわけではなく、純粋な闘争心から追跡を決めるヴァシリ。
逆に待ち伏せされる立場になるも、臆せず森の中へ追撃に入っていきます。
(野田サトル「ゴールデンカムイ」162話より引用)
さらに2名が負傷
ヴァシリはまず、狙撃時に後ろに控えていた2名のロシア兵を捜索と囮を兼ねて先行させます。
尾形の考えを読み、狙撃ポイントから絶好の場所に2人を歩かせるという餌に食いつく瞬間を、物陰からじっと待つヴァシリ。
しかし、木の根元にあった地元ウイルタ族の食器をロシア兵が無警戒に持ち上げた瞬間、爆弾が起動し1人はそのまま爆散、傍らにいたロシア兵は右腕を失います。
それはかつてキロランケが開発した、即席手榴弾による攻撃でした。
(野田サトル「ゴールデンカムイ」162話より引用)
キロランケの手配書
爆弾で重傷を負いながらもなんとか生き残った味方の悲鳴にも釣られず、じっと尾形の出方を待つヴァシリ。
一方、爆弾を仕掛けたキロランケは白石とアシリパを引き連れ、仲間が負傷したことですっかり手薄になったイリヤの元に迫ります。
追い詰められたイリヤは、ロシア語でユルバルスの名で書かれているキロランケの手配書を見せ、ロシア人の恨みを代弁します。
(野田サトル「ゴールデンカムイ」162話より引用)
初めてキロランケが指名手配犯だと知った白石とアシリパ。
その頃、ついに尾形の姿を捉えたヴァシリですが、その様子はどこか違和感が……。
スポンサーリンク
ゴールデンカムイ162話 ネタバレの考察
ゴールデンカムイ162話を読んだうえでの考察をまとめておきます。
追撃の森
日露戦争の延長戦だと意気込んだ尾形は、森に逃げ込んだことで前回と立場が逆になり、ロシア兵たちをアンブッシュする側になりました。
狙撃手2人の性格から、豪快な撃ち合いになるのかと思いきや、これぞゴールデンカムイという自然を利用した緊迫の読み合いが展開されました。
やっぱり前回のような狙撃戦よりも、今回のようなサバイバル混じりの狙撃戦の方がゴールデンカムイっぽくて良いですね。
ヴァシリが見せた同志を犠牲にする非情さも中々でしたが、それを意にも介さず、じっくりと狙撃手のヴァシリだけを仕留めようと動いている尾形の冷酷さも異常です。
そんな尾形が、最後の場面にあったように容易に発見されてしまうものでしょうか?
まず間違いなく囮でしょうが、あのままぐりんと銃口が動いて双眼鏡越しに一撃、という流れもホラーで良いです。
スナイパー対決はどんな結末を迎えるのか、3話に渡って繰り広げられたロシア兵との衝突も、次週で完全決着となりそうです。
キロランケの手配書が2人の目に
即席手榴弾によってロシア兵を排除し、一人取り残されていたイリヤの元に辿り着いたキロランケでしたが、不意に手配書を出されてしまいました。
しかも本名が判明すると同時に、アシリパと白石にも指名手配犯であることがバレてしまいました。2人の驚愕した表情は、「やっぱり」というよりも「そんな」というものでした。
いずれ分かることではありましたが、バレ方が問題というか……。
あの手配書からは悪いイメージしか沸かないはず。
ただ、白石はともかく、アシリパさんはキロランケのことをどう受け止めるのかにもよりますね。
元々はイメージに固執するタイプでしたが、これまでの物語でかなりそうした部分でも成長を見せていますから、今回の件についても、キロランケからしっかりと話を聞きそうです。
2人にとってはまだ何の罪での手配書なのかも分かっていない段階ですから、キロランケがどう説明するのか期待です。
読者の間でも騒がれている、キロランケは進んで暗殺を実行したのではない、とか、実際の暗殺犯は別にいるのか、といった点なども判明していきそうです。
ここまで旅を一緒にしていますから、急に決別ということにはならないでしょうから、次週の説明がどうなるのか見物ですね。
ロシア兵は全滅する?
2話前にロシア兵が現れた時こそ絶体絶命のピンチでしたが、前回で一人、そして今回は2人も仕留め、完全に形勢が逆転してしまいました。
瀕死のイリヤの元にはキロランケ・白石・アシリパさんの3人、そして唯一無傷にして待ち伏せロシア兵の最後の砦であるヴァシリにも、尾形の牙が迫っている様子。
このまま全滅してしまうのでしょうか?
尾形が今行っている狙撃戦を一撃で終わらせてしまった場合、自身が言っていた「直接聞くまでだ」という宣言は、アシリパたちだけしか果たせないことになります。
襲ってきた理由も欲しいでしょうけど、待ち伏せしているのが彼らだけとは限らない以上、捕まえて情報を吐かせそうようとするのが兵士の考え方ではないでしょうか。
まあ、例え拷問したところで軍についての情報は吐きそうにもないため、これ以上国境付近でグダグダするよりはさっさと全員始末して現場を離れるという流れになりそうですが、どうでしょう?
スポンサーリンク
ゴールデンカムイ162話 ネタバレのまとめ
今回はゴールデンカムイ162話のネタバレを紹介しました。
負傷した観測手のイリヤをそのまま残し、森に逃れた目標を追撃に入るロシア兵狙撃手のヴァシリ。
キロランケが仕掛けたであろう爆弾によって囮に使っていた2人のロシア兵も失ったうえ、尾形も一向に誘いに乗ってきません。
一方で、最初に尾形に狙撃された後に放置されたままだったイリヤの元へ辿り着いたキロランケと白石、アシリパの3人は、唐突にキロランケの指名手配書を見せつけられます。
驚愕する白石とアシリパ。キロランケの目も暗く澱んでいきます。
そして緊迫の狙撃戦は、ヴァシリが尾形の姿を捉えるところまで進行していました。
果たして尾形の姿は本物なのか、そして素性の一部が判明したキロランケはどんな説明をするのでしょうか。
コメントを残す