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僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)168話のネタバレの要点をこちらにまとめました。
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パッと読むための目次
ヒロアカ168話ネタバレの要点まとめ
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青山の奇行に慄く出久
隣の部屋なのにわざわざベランダから部屋を覗いてきたという青山の奇行に恐怖を隠せない出久は、とりあえずベランダに向かいます。
(堀越耕平「僕のヒーローアカデミア」168話より引用)
カーテンを開けた先にあったのは、チーズで「ぼくは しってるよ☆」と作られた文字。
意味不明すぎる行動に出久はおののきます。
爆豪との会話でさらに焦る出久
翌日の演習では、依然必殺技の取得・向上に努める出久たち。
インターンで乱波の打撃に耐え切ることができなかった切島は、乱波と同等の連撃を受けて鍛えようと、爆豪、佐藤、出久とパワーに定評のあるクラスメイトに自分を殴るよう頼みます。
出久は一人でやりたいからと断りますが、切島の誘いに乗った爆豪に声を掛けられます。
爆豪「ちったあ進んだンかよ」
出久「全然だ」
爆豪「全っ然かよ!! 俺より上に行くんじゃねェのかァ!?」
(堀越耕平「僕のヒーローアカデミア」168話より引用)
この会話で、出久は改めて自分の「個性」の状態を振り返ります。
インターンで無理矢理「ワン・フォー・オール」の力を20パーセントまで引き出した出久ですが、それでも治崎には勝てませんでした。
エリの個性に頼って100パーセントの力で治崎を倒したものの、自分でそれを引き出せるようにならなければ、オールマイトのような「勝って救う」ヒーローにはなれないのです。
青山の奇行の理由が判明
難しい顔をする出久に声をかけてきたのは、青山でした。
青山はお腹と両肩から断続的にレーザーを出す新技「ネビルビュッフェ☆レーザー」を披露し、さらにお腹のレーザーで岩に「il faut se mefier de l’eau qui dort.」(大人しそうな人ほど油断ならない人はいない)という意味のフランスの諺)と書く芸当を見せつけます。
突然の必殺技披露に困惑する出久に、青山は「これをやるとお腹が痛くなる」と蹲ります。
腹痛の青山を介抱するため訓練を中断した出久は、ベランダに置かれたチーズ文字の「知ってるよ」とは何のことなのかを尋ねます。
「君の“個性” 体と合ってない」
「君は僕に似ているんだ」
(堀越耕平「僕のヒーローアカデミア」168話より引用)
その言葉に、オールマイトから“個性”を授かった出久は、秘密がバレたのかと警戒を強めます。
しかし、青山が続けた言葉は、出久の秘密に関わるようなことではありませんでした。
青山はネビルレーザーが時々漏れてしまうという先天的な症状を抱えており、それを防ぐため幼い頃からサポートアイテムのベルトを常に巻いているそうです。
医者に「身体と個性が合ってない」と言われた青山は、入学当時“個性”を全くコントロールできていなかった出久を見て、自分と似ていると感じていました。
(堀越耕平「僕のヒーローアカデミア」168話より引用)
青山の近頃の奇行は、インターン以降、以前にも増して焦っているように見える出久を励まそうという、青山なりのサプライズ心からくるものだったのです。
意味不明の青山の行動が彼なりの気遣いであると分かってから、出久は青山と以前よりも仲良くなったようです。
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僕のヒーローアカデミア168話の考察
僕のヒーローアカデミア168話を読んだ上での考察をまとめておきます。
協力を求められるヒーロー社会で出久たちはどんなヒーローになるのか
(堀越耕平「僕のヒーローアカデミア」168話より引用)
ヒロアカ168話では、最近ヒーローがチームを組むことが多いと話題になっていました。
これは仮免試験の実施に際し警察庁からヒーロー公安委員会に提唱されたことでもあります。
圧倒的なパワーと魅力を持つオールマイトのような存在はなかなか現れません。
一強のヒーローではなく、今まで以上に結束を強めた「群のヒーロー」として、オールマイトの穴を補っていくことがこれからのヒーローに求められているのです。
Mt.レディたちのチームアップもその一環でしょう。
A組も大多数が協力して仮免を取得した経験からか、将来のチームアップに乗り気な様子を見せていました。
出久についても、一強のヒーロー・オールマイトの後継者ではありますが、体育祭や仮免試験での戦い方を見ていると、彼こそ「群のヒーロー」を率いていくに相応しい存在のように思えます。
ヒーロー界全体の動きがそうであればなおさら、出久は己の力を磨くことに尽力しつつも、連携や協力を重要視するヒーローになるでしょう。
反対に、「個性」の性質から大所帯では本領を発揮しにくい轟や、戦闘スタイル・性格から積極的にはチームアップを好まないであろう爆豪は、この流れに逆らうヒーローとなるでしょう。
爆豪や轟のようにイレギュラーもいますが、これからのヒーローが連携・協力を求められているのは確かです。
相澤のように「個性」を駆使して連携を乱したり、敵連合のトガのように味方に成りすましたりする敵相手には、チームで挑むことは致命傷にも繋がりかねません。
特に、トガの変身能力の前では、ヒーロー側の作戦の漏洩も考えられます。
「群のヒーロー」が良い方向に出るのか悪い方向に出るのか…注目ですね。
青山の状態は危険?
ヒロアカ168話で青山は、自身の「個性」と体が合っていないのだということを明かしました。
出久の「個性」はオールマイトから授かったものなので合っていないのも仕方ないのですが、紛れもなく自身の「個性」を持つ青山がそのような状態だということはかなり衝撃的な事実です。
「個性」の発現については詳しいことは分かっていませんが、158話にて、未知のウィルスが鼠を介して世界に広まったのが「個性」であるという推論が紹介されています。
治崎はこの推論から、「個性は病気だ」と結論付けていたようですが…。
本当に「個性」が病気のようなものであるならば、青山の「体と個性が合っていない」という状態には少しばかり危機感を覚えますね。
腹痛が「副作用」のように付きまとう青山のネビルレーザーは、もしもサポートアイテムが無ければ日常生活を送ることもままならないでしょう。
今回ギャグ的に紹介された青山の状態は、実は深刻なものなのかもしれません。
青山の文字の意味
今回、青山の出久に見せたレーザー文字「il faut se mefier de l’eau qui dort.」。
フランスの諺で、「大人しそうな人ほど油断ならない人はいない」といった意味なのですが、この言葉を出久に見せた意味は何なのでしょうか?
「大人しそうな人」というのが出久のことを指すのであれば、青山は出久のことを危険視しているとも考えられます。
今回、出久が警戒したように、青山がワン・フォー・オールのことに気付いているという可能性も出てきます。
青山奇行篇は、ほっこりとした空気で幕を閉じましたが…。
167話の考察で紹介した青山内通者説は捨てきれませんね。
僕のヒーローアカデミア168話ネタバレのまとめ
ヒロアカ168話では、青山の奇行が自分とよく似た境遇の出久を励ますためのサプライズであることが判明しました。
次刊予告によると、次回はいよいよ学生のメインイベント・文化祭のようです。
ここ最近トラブル続きの雄英ですが、文化祭ではどのような波乱が待ち受けているのか…楽しみですね!
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