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2019年8月5日発売の「週刊少年ジャンプ36・37号」の堀越耕平『僕のヒーローアカデミア』238話「解放」のネタバレです。
「ヒロアカ238話のネタバレ要点をサクッと知りたい」というあなたはこちらからどうぞ!
以下ネタバレありの考察と感想なので、未読の方はご注意ください。
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ヒロアカ238話ネタバレの要点まとめ
ヒロアカ237話では、志村転弧が家族を殺し家を出てからの出来事が描かれました。
街の大人たちが誰も異様な雰囲気の転弧を見て見ぬふりする中、彼に手を差し伸べたのはオール・フォー・ワンでした。
オール・フォー・ワンは転弧が押さえ込もうとしている破壊衝動をすべて肯定し、彼がその想いを忘れないように崩壊した家族の「手」を全身に身に着けるよう言いました。
転弧は家族殺しのショックで記憶のほとんどを失ってしまいましたが、それでも「手」を身に着けていると「何をしても許される」という感覚を覚えていたようです。
自分の意思で不良たちを殺した転弧に、オール・フォー・ワンは「死柄木弔」という名を与えました。
そして時は再び現在へ。
ギガントマキアが予想以上に解放軍を蹴散らすのが早く、連合は慌て始めます。
一方家族のことを思い出した死柄木は、父親の手を破壊し、リ・デストロとの戦いへ。
果たしてどうなるのでしょうか。
死柄木の個性完全解放!
リ・デストロはストレス100%の力で死柄木に向かっていきます。
……のはずなのですが、デストロはこのとき違和感を覚えており、ストレス100%の力に達していなかった可能性もあります。
なぜ100%の力にならなかったのかはこの後考察していきましょう。
そんなデストロが拳を振り切る前に、死柄木は個性「崩壊」を使用。
家族の記憶を思い出し、これまで無意識にセーブしていた個性を完全解放した結果、辺り一面の家々や地面ごとデストロの拳を「崩壊」させました。
この広範囲攻撃の圧倒的威力は、今までの死柄木の危険度とは比べ物になりませんね。
デクの方にも新たに7つの個性を獲得するという覚醒が訪れますから、当然死柄木の方もパワーアップして然るべきなのですが…。
あまりにチートすぎて、どのような個性であれば死柄木を抑え込めるのかまるで見当がつきませんね。
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リ・デストロの様子に変化が…?
無傷とはいかないまでも狂気的な笑みを携えて五体満足で自分に近づいてくる死柄木に、デストロはなぜか心臓が脈打つのを感じていました。
その鼓動の正体を判断しかねながらも、デストロは自分の力を「人々やデストロの遺志を完遂するための手段」だとし、死柄木を粉砕する準備を整えます。
自らが社長を務めているデトネラット社謹製の負荷増幅鋼圧機構「クレストロ」によって、デストロのストレスは限界を超えて150%にまで高められました。
しかし、死柄木の「窮屈そうだな」という言葉に、リ・デストロは自分の過去を思い出し、ストレスが引いていっていることを自覚します。
恐らく、異能解放軍の長であり、誰よりも異能の自由行使を求めているはずの自分が、「デストロの遺志を遂げる」という使命によって雁字搦めになっていることに気付いたのだと思われます。
リ・デストロは死柄木のまるですべてから解放されたかのような様子を見て、胸の高鳴りを覚えています。
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(堀越耕平:「僕のヒーローアカデミア」238話より引用)
覚醒・解放後の死柄木こそ、リ・デストロが真に求める姿なのでしょう。
死柄木の様子を見てストレスが引いていってしまっていることを考えると、リ・デストロは死柄木に対してもはや憧れに近いものを抱いているのかもしれません。
となると、リ・デストロ及び彼に付き従う異能解放軍が敵連合に降るという展開も考えられますね。
オール・フォー・ワンというバックアップを失った敵連合は現在資金繰りに苦労していますが、異能解放軍ほどの技術や資金を持つ巨大な組織を従えることになれば、問題は一気に解決するでしょう。
とはいえ、義爛のこともありますし、彼らが手を組むのはなかなか難しそうでもあります。
ギガントマキアの動向
一方連合の他メンバーは、マキアの動向に戦々恐々としていました。
解放軍を引きつけているところまではいいものの、マキアはあまりに圧倒的すぎて解放軍では全然歯が立たず、解放軍を引っ付けたまま連合を相手取るのも可能な様子だからです。
トゥワイスはトガを連れて荼毘やMr.コンプレスとの合流を目指しており、コンプレスは荼毘と合流してドクターに通信を繋ぎました。
転送を求めるコンプレスに対し、ドクターの答えはNO。
位置情報が割れている今の敵連合に味方すれば己の身も危うくなるというのは確かにその通りであり、ドクターのドライな性格が窺えます。
ドクター曰く、オール・フォー・ワンの後継だからこそ、死柄木を追い込む必要があるとのこと。
死柄木の成長はまだまだこれからということなのでしょうか?
もしくは、オール・フォー・ワンも追い込まれることで巨悪としてのキャリアを積んでいったのかもしれませんね。
また、ギガントマキアに追い詰められていたのは連合だけではありません。
むしろ直接的な被害を被っていたのは解放軍です。
マキアが向かう先はオール・フォー・ワンの後継たる死柄木。
そして死柄木と対峙しているのはリ・デストロであり、解放軍メンバーからすればマキアがデストロを狙っているように見えるわけです。
荼毘と戦っていた氷使いの外典や政治家の花畑は、リ・デストロを心配し、マキアの行く手を阻もうとしています。
デストロへの忠誠心が強いことが窺えますが、もしもこの先デストロが連合に降ると決断しても、彼らはデストロに付き従っていくのかは微妙なところです。
デストロへの忠誠心が強いからこそ、デストロに対して不遜な彼らが赦せないかもしれませんからね。
そして、ギガントマキアはとうとう死柄木とリ・デストロのもとに到着するようです。
果たしてどうなるのでしょうか。
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ヒロアカ238話ネタバレのまとめ
ヒロアカ238話では、家族の記憶を思い出し、個性を完全に解放した死柄木に対して、リ・デストロの気持ちに変化が見られました。
すべてから解放された死柄木を見て、ストレスが引いてしまうリ・デストロ。
相変わらず狂気の笑みを見せ、何もかもを壊そうとする死柄木。
そして到着したギガントマキア。
三者の戦いはどうなるのでしょうか?
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