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2019年8月19日発売の「週刊少年ジャンプ38号」の堀越耕平『僕のヒーローアカデミア』239話「後継」のネタバレです。
「ヒロアカ239話のネタバレ要点をサクッと知りたい」というあなたはこちらからどうぞ!
以下ネタバレありの考察と感想なので、未読の方はご注意ください。
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ヒロアカ239話ネタバレの要点まとめ
ヒロアカ238話では、死柄木が本来の「崩壊」の力を解放し、デストロが100%の力で放った拳でさえ、辺り一面の家や地面事振るわれる前に粉々にしてしまいました。
過去のしがらみから完全に解放された様子の死柄木を見て、デストロは胸の高鳴りを感じながらも、負荷増幅圧縮機構を身に纏い死柄木を粉砕しようとします。
一方、敵連合の面々はギガントマキアが解放軍を意にも介さず死柄木を殺しに向かっていくのを見て、焦りを感じていました。
解放軍の方も、まるで歯が立たない敵であるマキアがリ・デストロのもとへと向かっていくのを受け、連合との戦いを一時中断して彼を守るべく動き出します。
連合と解放軍のリーダー同士の戦いに、圧倒的なパワーを持つマキアの動向。
果たしてどうなるのでしょうか。
全てを壊す死柄木
死柄木の「崩壊」はあっという間にリ・デストロが立つ場所にまで伝っていきます。
リ・デストロは死柄木の個性の有効範囲外まで逃げようとしますが、それより早く「崩壊」は広がっていき、地面や家やビルが瞬く間に粉々に倒壊していきました。
死柄木は「崩壊」の力が膨れ上がるほどに出血をしています。
デクが100%の力を出すと肉体を壊したり、爆豪が籠手を使わずに最大威力の爆破を行うと手を痛めたりするのと同じように、死柄木の個性も酷使すると肉体にダメージがあるようですね。
今回、連合の面々は個性が伸びたりその弱点が明らかになったりしています。
血を摂取した対象の姿形に「変身」するだけでなくその個性をも使えるようになったトガ。
自分をコピーできるようになったトゥワイス。
個性を使い続けると皮膚が焼けただれてしまうという荼毘。
そして、「崩壊」を伝播させていくことができるようになった死柄木。
雄英の面々が主に訓練で個性を伸ばしたり弱点を克服していったりしているのに対して、連合のメンバーたちは死と隣り合わせの実践の中で個性を開花させています。
トゥワイスや死柄木にいたっては、個性を伸ばしたというよりもまさしく「解放」したというのがしっくりきますね。
もちろん全員こつこつと訓練するような性格ではありませんから、連合のメンバーは肉体へのダメージは織り込み済みでこれからも戦っていくのだと思われます。
リ・デストロの敗北
纏っていた負荷増幅圧縮機構もバラバラになり、宙へと投げ出されたリ・デストロ。
地面に落下した彼は、全身に「崩壊」が伝播する前に自ら脚を切り落としました。
駆けつけた異能解放軍が見たのは、武器もなく脚もなくした最高指導者と、その前に立つ死柄木です。
花畑は個性を使って皆にリ・デストロを助け出すように呼びかけますが、死柄木の狂気的な佇まいに「煽動」はかき消され、立ち尽くすことしかできません。
リ・デストロは花畑に制止の声をかけ、死柄木にひれ伏しました。
異能の自由行使というデストロの遺志に殉ずる覚悟を持つ彼は、歴史や血を一蹴する死柄木こそがその理想の体現者に見えたのです。
「異能解放軍はお前の後についていく」
(堀越耕平:「僕のヒーローアカデミア」239話より引用)
その光景を見て、ギガントマキアはかつてのオール・フォー・ワンを思い出し、ついに死柄木を後継だと認めたようです。
大規模な組織をまとめる長を、その生きざまでもって魅了する姿は、まさしくあの巨悪を彷彿とさせますね。
リ・デストロに服従の意志を示された死柄木は何かを考えてたようですが、連合の困窮した状況とリ・デストロの財力を思い出し彼を受け入れる姿勢を見せました。
もちろん、お金だけせしめて殺す、という可能性もなくはありませんが……。
解放軍の技術や11万人という驚異的な戦力がまるまる連合のものになるとすれば、敵連合は一気に日本社会の裏のトップに君臨することになります。
それこそオール・フォー・ワンの再来といえるでしょう。
この結果には、マキアだけでなくドクターも満足するはずです。
ただ、解放軍を傘下として受け入れることを、他の連合メンバーが承諾するのかどうかという問題はありますね。
特にトゥワイスは仲間思いであり、義爛を拷問し指を切り落としたり、トガを瀕死の状態に追い込んだりした解放軍のことを赦すことはなさそうです。
元々敵か味方か分からないようなやりとりもしているメンバーたちですから、トゥワイス以外は「買いたいものを買えるようになるなら……」とあっさり受け入れそうな気もしますね。
そこらへんは死柄木のリーダーとしての腕の見せ所でしょうか。
また、死柄木を後継と認めたマキアの態度の変化も気になりますね。
一応は認めたものの「後継」らしからぬ行動をとればすぐに牙を剥くスタイルなのか、それともオール・フォー・ワンにしていたらしく忠実なる部下となるのか……。
この戦いの後が気になりますが、スピナーの語りで締めくくられたことから、今回で「僕のヴィランアカデミア」編は終わりだと思われます。
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ヒロアカ239話ネタバレのまとめ
ヒロアカ239話では、ついに敵連合vs異能解放軍の戦いが決着しました。
解放軍のトップであるリ・デストロが死柄木に服従したことで、敵連合は資金や技術、戦力を手に入れたことになります。
そしてそれにより、とうとうギガントマキアが死柄木を「オール・フォー・ワンの後継」であると認めたようです。
街一つを倒壊させたこの戦いは世間的にどう報じられ、ヒーロー側はどのように動いていくのでしょうか。
次回も注目です。
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