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2018年9月26日発売の「週刊少年マガジン」の鈴木央『七つの大罪』283話のネタバレ考察&最新話284話の展開予想です。
以下ネタバレありの考察と感想なので、未読の方はご注意ください。
パッと読むための目次
『七つの大罪』283話ネタバレ考察
まずは、七つの大罪283話のネタバレ考察をしていきましょう。
なお、七つの大罪283話をまだお読みになっていないあなたはこちらからどうぞ。
煉獄編再スタートで2つの大きな情報が!
マエルが復活し、さあ次に描かれるのは何だろうと注目が集まっていた今回。
まだエスタロッサだった頃のマエルが「エリザベスェ!」とばかりに自分の黒い魔力の中にエリザベスを取り込んだ際、数話だけ挿し込まれていた煉獄編が再スタートとなりました。
そろそろリュドシエルやマーリン、エスカノールといった作中屈指の実力者が揃ったリオネス空中部隊が描かれることを期待していた読者も多いとは思いますが、やはり中途半端に描いたままで他の部隊のことを描くわけにもいきませんから、この煉獄編再突入は妥当だったと思えます。
その中で一番の目玉情報は、無敵にも思えた魔神王の魔力「支配者(ザ・ルーラー)」の内容が、魔力を支配することではなく、「反転」というものだったことです。
相手からの攻撃は自分の攻撃として跳ね返り、弱体化などのデバフは強化に、吸収する攻撃は逆に相手から吸収できる…、
これもまた一部の読者の間では、息子たち同様に「跳ね返す」系の力ではないかと話題になっていたようですが、お見事ですね。
魔力・物理に関わらず跳ね返す点や、バンの強奪さえも反せる点は完全に単なる「反撃」よりも上位の能力です。
では幻覚のような反転のしようがないような技はどうなるのか、そもそもメリオダスのように発動するタイプの「技」なのかどうかなども気になるところですが、ホイホイ色んな相手と戦えない魔神王という役どころを思うと、そうした疑問が明かされる可能性は低そうですね。
また、そんな反転の魔力をもつ魔神王の息子であるメリオダスについても、魔力系の攻撃技を跳ね返す「全反撃(フルカウンター)」は、メリオダス自身の魔力ではないということが明らかになりました。
はぐらかしていたことや、魔神王の「恐れているから使えない」という言葉からも、メリオダス自身、自分の本当の魔力についてはそれなりに熟知しているようです。
一体どんな能力なのでしょう。
もしかしたら、「反転」の上位互換で、起こった出来事そのものを反転させる力が……あったら強すぎですから違いますね、きっと。
もし本当にそうだとしたら怖くて使えないのも納得ですが、果たして?
バンの新技強すぎ!
そんな煉獄編にて、魔神王と戦っている間に自然と身に着いたと語るバンの新技ですが、ちょっと強すぎませんか?
奪うだけじゃなく与えるって、ネット上では「反転の魔力を持つ魔神王にしか効果がないから意味ないじゃん」という意見もちらほら見えますが、汎用性が尋常じゃありませんよね。
「強奪」は、魔力だけでなくフィジカルも奪うということでしたが、ワイルドのお尻の怪我を治していたことから、その2つを奪う・与えるだけでなく、生命力までも与えることができるようになったことが見て取れます。
(鈴木央「七つの大罪」283話より引用)
個人を回復させる点においてはエリザベスの上位互換になりますし、他人を強化する点においてもディアンヌの上位互換になってしまいます。
奪った魔力やフィジカルを、別の誰かに与えることで、誰もが間接的に強奪を使用できるということにもなるのかもしれません。
その辺は「与える」の範囲や利用方法がどうなるかにもよりますが、相当自由な戦い方ができるようになったということで、バンが煉獄に戻ってからの戦闘が楽しみで仕方ありません。
しかもこれでまだ神器がないのですから、なんだか妖精王として覚醒したキングも霞んでしまうような伸びしろですね。
七つの大罪284話のネタバレはこちらから
七つの大罪284話展開予想
次回の七つの大罪284話はどのような展開になるのでしょうか。
今回の内容のラストや今までの伏線から来週の最新284話の展開を予想していきます。
魔神王はさっさと倒すか、それともまた話が逸れるか
いわゆるゾーマのバリアを突破した時のような感じで、ようやく本当の意味での戦いが始まったわけですが、ここでまた一度物語を現世にお返しして、数十年負け続ける展開になるのでしょうか。
それとも、今回魔神王の能力についても底が割れた感じがありましたし、やっぱり魔神王はラスボスではなく、煉獄の門番おじさんという感じで残り2、3話で突破されてしまうのでしょうか。
ただ、もしかしたら魔神王も煉獄を脱出するかもしれませんし、ここで出がらしも残さないくらい能力や人物像などについて掘り下げることはないはずですし、なにより完全に倒してしまうことは絶対にないはず。
一方で、なんとかか解決はしたとしても、すぐに現世に出現とはならないかとも思えますよね。
なにしろバンが強くなりすぎてますし、現世の方もマエル復活のゴタゴタでもう少し整理する時間が必要でしょうから、すぐに煉獄から呼ばれて飛び出てとはならないと思われます。
今度こそリオネス軍空中精鋭部隊の登場?
その煉獄編が終わった後に描かれるのは、今度こそ空中からキャメロットに向かっている精鋭部隊の様子でしょうか。
マエルのことにも1、2話描くでしょうが、リオネス軍のことを大した戦力が残っていませんし、魔神サイドもまだ下級魔神しか戦闘していませんから、そろそろ登場させる頃合いなのではないでしょうか。
それに、マエル暴走編はリオネスサイドの大天使と七つの大罪とはぐれ十戒という3つの勢力が入り乱れての戦闘でしたから、次はもうちょっと分かりやすい構図の戦闘が描かれてほしいなというのもあります。
今回話題に上がったチャンドラーなんて、「ワシらの出番じゃな」なんて言いながらグムグムっと形態変化し、不気味な笑みで戦闘態勢に入っている様子が描かれてから、もう何か月も経っています。
リオネス軍が到着するまでの間のただの準備運動のわけもないですから、敵がキャメロットに到着する前に打って出ようしていたはず。
となればもう空中部隊あたりと衝突していないとおかしいため、やっぱり次は空中部隊なのではないでしょうか。
七つの大罪284話のネタバレはこちらから
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