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火ノ丸相撲179話のネタバレの要点をこちらにまとめました。
横綱・刃皇による壮絶なしごきと、大包平の凄まじい気迫を目撃したレイナ。
再びナンバー2となった大包平こと加納の過去が明かされます。
「火ノ丸相撲179話のポイントを押さえて内容を知りたい」というあなたはこちらからどうぞ!
パッと読むための目次
火ノ丸相撲179話ネタバレの要点まとめ
唐揚げを作る大包平
最強になれなくてもナンバー2の座だけは渡さない。そんなプライドを抱いていた鳥取白楼時代の記憶。
火ノ丸が所属していた大太刀高校相撲部の國崎に敗れ、涙すらも流せなかった団体戦の記憶。
気を失っている間にそんな過去の苦い記憶を思い出していた大包平。
自分を踏みつけ、退屈だと言い放った刃皇に、「殺してやる」と息巻いた大包平でしたが、結局その稽古でも一度も刃皇に勝てなかったことを聞かされます。
その日の横綱はいつもより集中していたと言われても、だからこそ勝たなきゃいけないんだと大包平は語ります。
そして学生時代からのクセである唐揚げ作りに勤しみます。
五条レイナ
「…負けたり嫌なことがあると唐揚げ作るの、関取になっても変わらないんですね」
(川田「火ノ丸相撲」179話より引用)
幕内の一つ下の十両、そのさらに下の幕下と呼ばれる番付の低い力士たちがやる料理番。
そこに部屋の看板力士の一人が立っている光景に笑みがこぼれるレイナ。
栄華大学で先輩後輩だった大包平とレイナは、互いに挨拶を交わします。
火ノ丸が負傷した後、栄華大学相撲部の稽古場で涙を見せていたレイナを心配する大包平。
レイナは、教員になって監督として栄華大学相撲部を率いる道ではなく関取になった大包平に、本当に相撲が好きなのだと言います。
しかし大包平はそれに対し、少しの沈黙を挟んでから答えます。
大包平
「好き…か」
「いつかはそんな風に言える日も来るのかな」
(川田「火ノ丸相撲」179話より引用)
直前の稽古で見た凄まじい気迫から一転、力なく曖昧な返答を見せる大包平の姿に困惑するレイナ。
そこへ、大包平が作っている唐揚げをつまみ食いしようと、横綱刃皇の手が伸びます。
その手を恐れることなくチョップし、はしたない行為だと注意します。
大包平に注意され、子どものようにすねる刃皇の表情を見て困惑するレイナ。
そんな大包平を、自分よりいい奥さんだと語る女将の由美夫人。
自分の良き理解者であり、また良き稽古相手としても大包平を頼りにしている刃皇は、大包平に期待を込めます。
刃皇
「いつまでも唐揚げ屋じゃいけないぞ」
「俺が引退するまで 一度くらいは投げてみせろよ」
(川田「火ノ丸相撲」179話より引用)
刃皇の言葉を受け、大包平は口元に笑みを浮かべます。
その様子を見ていたレイナは、以前の大包平と違うことを察します。
大包平
「…一度じゃ足りませんよ…」
「俺は『一番』になる為にこの部屋を選んだんですから」
(川田「火ノ丸相撲」179話より引用)
そして二番手に甘んじていた高校時代を思い返します。
大相撲へ飛び込んだ加納
童子切こと天王寺に勝てず、一番になれない心の傷から逃げるために「二番手でいい」と言い続けた高校時代。
大学へ進学しても、かつてのライバルだった童子切と草薙の活躍は目に入ります。さらに高校時代に敗れた國崎がアメリカで夢を追い続けていることを佑真から知らされます。
そこへ追い打ちをかけるように、全日本選手権で日景典馬に敗れ、自身の心の傷と向き合わざるを得なくなった大包平。
日景典馬
「あんたが高校にいた頃は 俺も何度か負けたけどよ…」
「言っとくけど俺 あんたの事 恐いと思った事ねぇから」
(川田「火ノ丸相撲」179話より引用)
ズタズタになった大包平の心は、それでも強さを求めていました。
監督である父親に電話し、自分が大相撲で通用するか聞くと、全てを見透かした言葉が返ってきます。
「あと一歩を自力で踏み出せないのがお前の弱さだ」
「悔しさから逃げるな」
「戦え彰平」
(川田「火ノ丸相撲」179話より引用)
これまで以上の劣等感を抱くことになってでも、強くなることを決意する大包平。
鳥取白楼高校時代には天王寺に負けても唐揚げを揚げていなかったと語るバトは、今の大包平は横綱刃皇に負けるのを悔しがってると火ノ丸に伝えます。
そんな大包平のことをライバルだと認め、自身もより強くなる意気込む火ノ丸。
その数日後、トンボの刺繡が入った羽織をなびかせる力士が火ノ丸たち若手力士の集まる夏合宿へと乱入します。
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火ノ丸相撲179話ネタバレの考察
火の丸相撲179話を読んだうえでの考察をまとめておきます。
乱入する力士は誰?
今回のラストでは、火ノ丸が数珠丸との因縁を晴らした夏合宿から数日後に現れたという力士の羽織がチラッと描かれました。
トンボの模様があしらわれた羽織から、乱入してくる力士は『蜻蛉切』かと思われます。
(川田「火ノ丸相撲」179話より引用)
蜻蛉切がどう絡む??
夏合宿に参加している大和号、火ノ丸の兄弟子である冴ノ山関と稽古を重ねる御手杵と並び、天下三名槍と呼ばれる蜻蛉切。
高校相撲を経ることなく各界に入った欧州系ハーフで、体格を活かした剛腕正統派と呼ばれる20歳の若手力士です。
取り口については先場所の名古屋で火ノ丸を豪快につり出している場面しか描かれておらず、未だ謎の多い人物です。
(川田「火ノ丸相撲」166話より引用)
火ノ丸ら若手が参加している夏合宿に対しても、「夏合宿ねぇ……」と一人稽古に乗り気ではないような様子が描かれていましたが、ここへきて物語に絡んでくるようです。
一体何をしでかすのか、また誰がその事故に遭うのかも注目です。
すでに大怪我から復帰している火ノ丸がまた何らかの負傷をするとは考え辛く、かといって全くの無関係ということもないでしょう。
そのため、火ノ丸が負うのは身体的なダメージではなく、何か精神的なハンデを背負わされるのではないでしょうか。
火ノ丸相撲179話ネタバレのまとめ
今回は火の丸相撲179話のネタバレを紹介しました。
また二番手のままで終わるかもしれなくても、最強の横綱がいる部屋の門を叩き、今度こそ一番になるという大包平の心情が明かされました。
本場所で大包平がどういった立ち位置を担うのか、目が離せません。
そして順調そのものであった夏合宿で一体何が起こったのか。
これ以上、追い詰められる火ノ丸を見るのは忍びありませんが、何らかのダメージを受けてしまうのは間違いなさそうです。
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