スポンサーリンク
火ノ丸相撲199話のネタバレの要点をこちらにまとめました。
火ノ丸の幸せを願い涙を流したレイナを見て、必ず火ノ丸を倒して目を覚まさせ、無道の闇から救い出してやると誓った横綱・刃皇。
開始即無道を発現してきた火ノ丸に対し、刃皇が取った取り口とは?
「火ノ丸相撲199話のネタバレ要点をサクッと知りたい」というあなたはこちらからどうぞ!
パッと読むための目次
火ノ丸相撲199話ネタバレの要点まとめ
「火ノ丸相撲199話のポイントを押さえて内容を知りたい」というあなたはこちらからどうぞ!
負傷前の記憶
2日目、結びの一番。横綱・刃皇との取り組みを前に、刃皇との初対戦のことを思い出す火ノ丸。
緊張と強すぎる気合から立ち合いのタイミングが合わせられず、一方的に突っ掛けてしまっていました。
ようやく成立したものの、横綱に変化され、横綱が勝負を避けたことに怒る観客とは逆に、横綱にとって勝負する価値すらない自身の未熟さに怒りを覚えていました。
(川田「火ノ丸相撲』199話より引用)
刃皇の愛
誰の心にも残らなかった前回の対戦を繰り返さないよう、全てを懸けて刃皇を倒す決意を改めて固める火ノ丸。
立ち合いと同時に無道を発現し、低い立ち合いで刃皇にぶつかっていきます。
一方の刃皇がとった立ち合いは、火ノ丸のそのぶちかましを胸で受け止めることでした。
(川田「火ノ丸相撲」199話より引用)
刃皇の精神世界へ!?
まるで稽古のように胸を指し出した刃皇に驚く火ノ丸でしたが、続けて発せられた「怯える必要はない」という言葉に奮起し、張り手で応戦します。
張り手の応酬も一本背負いも通じつ、火ノ丸の観察を終えた刃皇は、自身の相撲を見失ってしまっている目の前の小兵に、憐れむ言葉と共に憐憫の相を見せます。
覆いかぶさるように接近してきた刃皇に対して首投げを打とうとするも、下から突き上げられ、固めた右で吹き飛ばされてしまいます。
その瞬間……
(川田「火ノ丸相撲」199話より引用)
火ノ丸の目の前には、無数の刃皇が座る法廷が見えていました。
スポンサーリンク
火ノ丸相撲199話ネタバレの考察
火ノ丸相撲199話を読んだ上での考察をまとめておきます。
全てを受け止める刃皇の愛
前回の考察で、刃皇の言う「愛」が、どんな相撲になるのか予想しましたが、今回その答えが出ました。
予想ではまず刃皇が攻めたうえで、火ノ丸の無道が出て来てから受けに回るというものでしたが、火ノ丸がいきなり無道を出してきたうえに、刃皇もいきなり受けに回ってきました。
相手の攻めに対応して柔軟に攻め手を変える相撲を捨て、周囲がずっと刃皇に求めてきた横綱相撲を出してきた刃皇に対し、火ノ丸のドス黒い闘志も一瞬で掻き消えてしまいました。
まるで稽古で胸を出すかのようにぶちかましを受け、その後の攻めも決してそのまま決着をつけるような形ではなく、あくまでも火ノ丸の次なる手を見定めるかのような動きでした。
そして最後にはまるで法廷に立たされているかのような錯覚を火ノ丸に見せていました。相撲へ深い愛を持っているとはいえ、相手に自身の精神世界を見せるほどとは思いませんでした。
しかし、ちょっと土俵上でしゃべり過ぎてはいないでしょうか。
漫画の描写に実際の感覚を持ち込むのは甚だ無粋だとは承知していますが、あれでは土俵上の行事や四方を囲む審判団にも聞かれているはずですから、取り組みそのものが中断させられてしまうはず。
あるいはハンターハンターのネテロ会長のように、向かい合っている2人にしか感じ取れないぐらいの刹那の会話だったのでしょうか。
技を出し尽くした火ノ丸
大怪我の後に打突の型を習得し、さらには一本背負いなどの右下手投げに頼らない投げの形を確立していた火ノ丸。
さらには副次的に手にした修羅の相・無道によって小結以下のライバルたちを次々に下してきました。
新しいライバルの一人であった蜻蛉切を退け、成長した大典太を紙一重で倒し、最大の目標であった刃皇との戦い臨んだ火ノ丸でしたが、これまでに出してきた技全てをあっさりと封殺されてしまいました。
かといって右腕を使った投げを打とうにも、前日に自分よりもはるかに高い位置に首がある大典太に対して無理に右腕で首投げを打ってしまったために、ここで使えば休場を余儀なくされるはず。
かといって投げの無い火ノ丸の4つ相撲は大典太と張るレベルでしかありませんから、右4つになれば負けないという刃皇とまともに組み合っても仕方ありません。
組んだ状態で出せるとっておきの投げもなさそうですし、このまま裁判での受け答えにしか見せ場は残されていないのでしょうか……。
前回の時点ではあまりに「僕は勝つよ」というフラグが強すぎるために、刃皇が負けてしまうのではないかと思っていましたが、一縷の望みもなさそうな展開になりました。
裁判と勝負の行方
まだ2人の相撲は始まったばかりですが、ちょっと結末を予想してみたいと思います。
まず、火ノ丸に相撲をやっている理由を問う形で唐突に始まった刃皇の相撲裁判ですが、これによって火ノ丸が何かを掴むきっかけを得るのは間違いなさそうです。
すでに火ノ丸の無道がまた顔を出す雰囲気ではなさそうですし、もしかしたらここで原点回帰し、大典太のような未来の横綱たる輝く相を…掴みかけるのではないでしょうか。
そして目の色が変わり、たくましい雰囲気を取り戻したのを見て、「もう心配はいらないようだね。さて、では今度は僕自身の心配をしようかな」という具合で、火ノ丸が完全に覚醒しきる前に一気に勝負を決めてしまうのではないでしょうか。
裁判を挟んだうえ、前回の大典太との相撲も長いものだったため、今回の相撲が長く引くことはなさそうですが、果たして?
スポンサーリンク
火ノ丸相撲199話ネタバレのまとめ
今回は火ノ丸相撲199話のネタバレをご紹介しました。
負傷前に相まみえた初対戦の時のことを思い返し、2度目にして最後になるかもしれない挑戦権を必ずものにしてみせようと、初っ端から無道を発現してぶつかっていった火ノ丸。
しかし、刃皇からの凄まじい反撃を予想していた火ノ丸は、渾身のぶちかましを胸で受けられ、引っ張り出してきた無道の闘志が消え去ってしまいます。
怯えるなという火ノ丸の核心を突く刃皇の言葉に再び奮起し、これまでに習得した技を全てぶつけますが、ことごとく封じられてしまいます。
決死の覚悟で身に着けた投げ技も苦し紛れと揶揄され、それに気づけないことを憐れまれてしまった火ノ丸は、戦いの中で幾人もの刃皇を前にした法廷に立たされていると錯覚します。
相撲の行方は、そして何故相撲をやっているのかと問われた火ノ丸の答えとは?
コメントを残す