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火ノ丸相撲200話のネタバレの要点をこちらにまとめました。
2日目結びの一番の途中、全ての攻めを封殺された火ノ丸は唐突に、複数の刃皇が座る法廷の幻覚を見ます。
そして刃皇の深すぎる相撲への愛を受けて、火ノ丸の中に巣食っていた無道がついに祓われます!
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パッと読むための目次
火ノ丸相撲200話ネタバレの要点まとめ
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がっぷり4つが見せた幻覚
何故相撲を取るのか問う刃皇たちを前にする火ノ丸。
そんな幻覚を火ノ丸に見せるほどに、試すように4つに組み止めてがっちりと胸を合わせ、ゆっくりと火ノ丸の出方を窺う刃皇。
そんな刃皇の動きに理解を寄せる長門親方。
(川田「火ノ丸相撲』200話より引用)
荒れる刃皇裁判
刃皇の中では火ノ丸そっちのけで議論が始まっていましたが、その中の一人、憐憫の相がまず火ノ丸のこれまでの努力を労い、称賛し、そしてそんな苦労が今の捨て鉢な相撲に落着してしまっていることを憐れみます。
状況を察した火ノ丸は、合宿で身に着けた巨体相手とのセオリーに従って頭をつけて距離を取り、さらに一度は消えた無道を出して刃皇を拒絶します。
(川田「火ノ丸相撲」200話より引用)
無道、去る
しかし、火ノ丸一人程度が全てを懸けたところで自分には到底かなわないとした上で、それでも周りを悲しませてでも挑む理由を尋ねます。
結果が全てだと語る火ノ丸に、周りに支えられて今があるのではないかと問う刃皇。
相撲を取れていること、全ての観客の注目が集まる結びの一番、そして最強の横綱である自身との一番を幸せに感じろと諭す刃皇。
(川田「火ノ丸相撲」200話より引用)
さらにはレイナの応援の後押しも受け、ついに無道の黒いオーラから脱し、黒く澱んでいた瞳に光が瞬きます。
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火ノ丸相撲200話 ネタバレの考察
火ノ丸相撲200話を読んだ上での考察をまとめておきます。
火ノ丸がついに無道から解放
火ノ丸の中に巣食っていた無道がついに去りました。
さらには黒く濁っていた火ノ丸の目に、草薙や大典太が纏っていたものと似た輝きが宿りかけている描写もありました。
てっきり無道から救い出してくれるのはレイナの役目とばかり思っていましたから、刃皇が無道を祓ってくれたということは、その目覚めかけている新しい相を発現する手助けをするのはレイナということでしょうか。
そこはやはり、婚約ではないでしょうか。現在実際の大相撲力士の婚約や結婚の発表ラッシュが続いていますから、火ノ丸相撲もそれに合わせてここまで温めてきた2人の仲を一気に進展させるのだと妄想してしまいます。
過去には実際の名古屋場所と同時期に名古屋での全国大会編が始まった経緯もありますし、結婚ラッシュにもかぶせてくるのではないでしょうか。
そうなった場合、告白はレイナからでしたし、ここまで心配をかけたお詫び(?)としてプロポーズは火ノ丸からだと予想します。
やっぱり土俵上で喋りすぎ?
刃皇の尊すぎる相撲への愛と、横綱として若手力士の道を照らそうという心意気によって、レイナや柴木山親方ですら動かせなかった火ノ丸をついに救ってみせました。
我の強い力士という存在には、現役力士の声でしか変化を促せないということなのでしょうか。
しかし、今回も真剣勝負の最中に喋りすぎじゃないのかってほど火ノ丸に話しかけていましたね。しかも四股まで踏んじゃっていましたから、あれが本当なら大問題に発展しそうですよね。
前回でも火ノ丸の攻めをことごとく防いだ後にも土俵上でペラペラと喋っていましたし、強さや取り口については多少ぶっ飛んだところはあっても、ルールや所作などはリアリティを保ってやってきた火ノ丸相撲らしくないなと思ってしまいました。
まあ、もちろん2人にしか聞こえない、あるいは2人の想像の中のことなのかもしれませんが。
ただ今回の終盤にあったような、さぁ来なさい、というような動作と構えは実際の大相撲本場所で白鵬がやっていたこともありますし(奇しくもその時も小兵相手でした)、全部が全部おかしいとはもちろん思いません。
裁判を受けていると錯覚するほどに試すような相撲だったのは演出として素晴らしいと思いますが、さすがに他の演出は諸手を上げて拍手とはいかないな、なんて思ってしまいました。
作者はそんなことも折り込み済みで描いているのでしょうから、単純に受け取る側の器量の問題なのかもしれませんが……。
これで勝負の行方は決まった?
刃皇に幸せの何たるかを諭され、目の前の1勝よりも大事なものがあると知った火ノ丸。
取り組みが発表された時は火ノ丸がボロっと負けてしまう想像を、そして始まる前は刃皇のあまりのフラグ立てに金星相撲の予感がありましたが、今回を受けてついにこの後の勝負の流れが決まったようなところがあるように思いました。
まずは目覚めた火ノ丸はおそらく負傷前のような前みつを取っての投げを狙うスタイルで行くのだと思います。
せっかく刃皇が懐を開けて構えてくれているわけですから、自分の一番得意なスタイルで行くというのは間違いないはず。
そして次回丸々1話をかけてそうした火ノ丸本来の相撲が展開され、刃皇を十分に満足させた後で、「もう心配いらないようだね」と言われてそのまま寄り切り、となると予想します。
大相撲編に入ってからは、高校相撲編の最初の草薙戦のように「負けて前進する」という勝負がありませんでしたから、今回の刃皇戦がまさにそれになるのではないでしょうか。
そして肝心の投げ技は百千夜叉墜としが復活するのか、あるいは負傷後に習得した投げ技のキレが格段に増すのかというところも注目です。
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火ノ丸相撲200話ネタバレのまとめ
今回は火ノ丸相撲200話のネタバレをご紹介しました。
刃皇裁判の結果、相撲を取れる幸せに気づけていなかったことを想い知らされた火ノ丸。
周囲の支えがあって幕内の上位にまでたどり着いたことを思い出し、ついに無道の黒い影を振り払い、さらには瞳に新たな相をも宿しかけます。
捨て鉢な相撲をやめ、新たな境地へ向かって踏み出した火ノ丸が、史上最強の力士相手にどんな相撲を展開するのか、今回ほど次の発売が土曜日なのが嬉しいと思ったことはないかもしれません。
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