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約束のネバーランド73話のネタバレの要点をこちらにまとめました。
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パッと読むための目次
約束のネバーランド73話ネタバレの要点まとめ
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ミネルヴァを裏切ったのは弟・ピーター!
時は現在から遡って、2031年9月。
ミネルヴァの言う「裏切り者」とは、彼の弟であるピーター・ラートリーでした。
ミネルヴァを裏切ったピーターですが、ピーターに言わせればミネルヴァの方こそ一族や人間の世界を裏切っているというのです。
ピーターはミネルヴァが用意した大規模集落を「蜂起した食用児たちの拠点」だと捉えていました。
そのため、シェルター程度ならまだしも、集落の存在を許すわけにはいかなかったのです。
(白井カイウ・出水ぽすか:「約束のネバーランド」73話より引用)
兄を死に追いやり、第36代ラートリー家当主となったピーター。
人間の安寧のため、食用児を誰一人として人間の世界に渡らせないという確固たる意志を持ったピーターは、バイヨン卿に接触します。
それこそが、「猟場」の始まりだったのです。
ついに情報を手に入れたエマとルーカス
舞台は再び2046年現在へ。
ミネルヴァがすべての情報を隠したという机の引き出しの中には一見すると何もありませんでした。
しかし、引き出しの奥の板を剥がすと、小さな部品が出てきました。
それはミネルヴァのペンの端の部分であり、取り換えてみると、エマとルーカスの視界いっぱいに新しい情報が広がります。
(白井カイウ・出水ぽすか:「約束のネバーランド」73話より引用)
行き来の“道”、支援者との連絡のとり方、GPの設計図、さらには「七つの壁」についてまで、本当にありとあらゆる情報が揃っていました。
そして「ラムダ7214計画」という名前がついた最後のファイルを開いてみると、西の果てに新しい試験農園が建設される予定であるという情報がありました。
なぜミネルヴァがこの情報をわざわざ託したのかは分かりませんが、とにもかくにも膨大な情報量に、ルーカスは歓喜します。
「すごいよこの情報は これだけあれば…!」
「逃げられる!みんなで 猟場を出て本当に…人間の世界へ」
(白井カイウ・出水ぽすか:「約束のネバーランド」73話より引用)
その言葉を聞いてエマは、オリバー達が目指していた「人間の集落」の存在が、ルーカスによる嘘であることを確信します。
ルーカスは、この世界が「鬼の世界」であるという真実を知って自殺を図ろうとした子たちも居たことから、何でもいいから希望を持たせたくてそのような嘘をついたのだといいます。
ミネルヴァの情報にたどり着けたことで、嘘ではなく現実に人食いのいない世界に連れて行けるようになりました。
「猟場」を潰す準備へ…
エマとルーカスはそのことをオリバー達に話し、オリバー達もそれを受け入れ喜びます。
「時は来た 計画を実行に移す」
「次の狩りで全てを終わらせよう」
(白井カイウ・出水ぽすか:「約束のネバーランド」73話より引用)
2日、3日後の次の狩りまでに準備を整えるべく、作戦を確認しようと集まるメンバーたち。
しかし、アダムと呼ばれる門番だけは別でした。
ヴァイオレットによると、アダムはあまり言葉も分からないらしく、どこから来たのかも分からないそうです。
普段喋らないアダムが時折独り言で呟く数字は、22194…。
ノーマンのナンバーを繰り返す彼に隠された秘密とは、いったい何なのでしょうか?
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約束のネバーランド73話の考察
約束のネバーランド73話を読んだ上での考察をまとめておきます。
ミネルヴァは生存している?
2031年9月、ピーターはミネルヴァの死亡を確認させていますが、その時点ではミネルヴァの死体は見つかっていなかったようです。
2046年現在どうなっているかは分かりませんが、もしも現在も死体があがっていないのならば、ミネルヴァが未だ生きている可能性もあります。
ミネルヴァが生存していれば、エマ達が人間の世界に渡った後の困難にも対処できる可能性が大きく開けてきます。
作中で死亡説の方が濃厚でありながらも未だに生死不明とされるのは、ノーマンとミネルヴァのふたりです。
どちらも思わせぶりな描写をされており、どちらかがミスリードだとしてもどちらかが生きている可能性はあります。
ピーターの妨害の可能性
169話ではミネルヴァの用意した集落が「猟場」になってしまった理由が示唆されていました。
(白井カイウ・出水ぽすか:「約束のネバーランド」73話より引用)
2031年9月、恐らくピーターがバイヨン卿に「猟場」を提案したのでしょう。
そうすると、「猟場」における食用児の食料や武器はラートリー家からもたらされるものだと考えられます。
ラートリー家が「猟場」の状況を知ることができる立場にあるのなら、エマ達が「猟場」を壊し脱出したときに、その事実がラートリー家の知るところとなるでしょう。
食用児たちが複数の「知性鬼」を打倒したとなれば、ピーターは間違いなく危機感を覚えることでしょう。
もしかすると、エマ達が行き来の道に向かう途中、または「支援者」と繋がる際にピーターの妨害があるのかもしれません。
アダムは安価量産型農園の出身者?
なぜかノーマンの認識番号を呟くアダム。
普通、呟くなら自分の認識番号だと思いますが…ノーマンとアダムの認識番号が偶然一致しているということはあり得ません。
アダムが仮にGF農園の出身だとすればノーマンと番号が被ることはありませんし、他の高級農園の出身であれば、GV農園であれば英字と数字の組み合わせ、GB農園であれば文字列が認識番号として採用されていることから、GF農園のノーマンと被ることは無いです。
偶然の数列とは思えませんから、間違いなくアダムは「ノーマンの認識番号」を呟いているということになります。
今話の情報だけではなぜアダムがノーマンの認識番号を呟いているのかまでは分かりません。
しかし、アダムの正体についてはいくつかの情報から考察することができます。
(白井カイウ・出水ぽすか:「約束のネバーランド」73話より引用)
ヴァイオレットによると、アダムは言葉が分かりません。
そこで思い出すのは、第50話のソンジュから告げられた安価量産型農園のことです。
4つの高級農園とは違い、劣悪な環境でただ生かし太らせて出荷する量産型の農園で生まれた食用児は、当然教育を受けていないので言葉も分からず、意思も持ちません。
さらにアダムの歪な体格は、「ただ食われるために太らされた」量産型農園の食用児と似たものを感じさせます。
また、第50話にある量産型の農園の食用児には、肩にエンブレムのようなものが確認でき、位置と形は違いますがアダムにも胸元にエンブレムがあります。
これらのことから、アダムが安価量産型農園出身者の可能性は決して低くないと思われます。
約束のネバーランド73話ネタバレのまとめ
約束のネバーランド73話では、ついにエマとルーカスがミネルヴァの託した情報にたどり着き、人間の世界に渡ることがいよいよ現実的なものになってきました。
その第一歩として進む「猟場」の破壊と脱出計画、そしてノーマンの認識番号を呟くアダムの謎…次回以降もますます見逃せない展開となっています。
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