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食戟のソーマ258話のネタバレの要点をこちらにまとめました。
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パッと読むための目次
食戟のソーマ258話ネタバレの要点まとめ
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創真の品は骨付き肉のように見える前菜!
創真が出したのは、ボリュームたっぷりの骨付き肉です。
しかし、創真が言うには、これは作戦中えりなが創真に作るよう指示していた、「パテ・ド・カンパーニュ」というミンチ肉にレバーペーストや野菜類を混ぜ込み焼き上げる、れっきとした前菜メニューだというのです。
確かに、審査員のデコラが手に取ってみると、内側にはパテがありました。
焼肉のタレをベースにマリネした牛肉を外側に巻きつけ、ベーコンスライスでパテ生地をホールドしたインパクトある品となっています。
何よりそのパテ生地は、野菜ひとつひとつに別々の最適な火入れが施してあり、濃厚かつ繊細な仕上がりです。
また、創真の前菜を食べ進めていくと、一気に風味が変わる瞬間が訪れます。
創真は特濃コンソメゼラチンソースを肉に注入しておき、食べ進めているときに溢れ始めて味に変化が起こるようにしていたのです。
気付くと薊の「おさずけ」によりデコラとクラージュの服がはだけていました。
(附田祐斗・佐伯俊:「食戟のソーマ」258話より引用)
これは薊が創真の料理を美味だと認めたことに他なりません。
創真の品はふたつの料理を組み合わせたもの
実は創真の品は、野菜の甘味や風味を生かした「うずらの詰め物リゾットと卵~生意気小僧風~」と、味を変化させる「時限式・麻婆カレー麺」を組み合わせたものだったのです。
「名付けて『時限式・生意気小僧風原始肉』!!!」
「改を越えた皿…『ゆきひら・真』ってトコっすね!」
(附田祐斗・佐伯俊:「食戟のソーマ」258話より引用)
創真はその複雑な要素を一皿にまとめ上げるために、えりなの「神の舌」を利用したのです。
しかし薊は、創真の品単体であれば司に勝るとも劣らないと評しながらも、前菜としてメイン級の料理を出し「コース料理」を破綻させた悪手だと語ります。
創真の目的はえりなとの食戟!
なぜこんなことをしたのかと詰め寄るえりなに、創真はえりなの「スペシャリテ」ではない料理では司に勝てないと断言します。
今までの自分の全てを詰め込んだスペシャリテとスペシャリテがぶつかり合うコースでなければ、司に勝てないと考えているのです。
「――俺の品を超えなきゃ勝負に負ける ……要はこれって」
「俺とお前の食戟ってことだぜ?」
「かかってこいよ お前の今やれる全てを込めた 必殺の必殺料理(スペシャリテ)で!!!」
(附田祐斗・佐伯俊:「食戟のソーマ」258話より引用)
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食戟のソーマ258話のネタバレ考察
食戟のソーマ258話を読んだ上での考察をまとめておきます。
創真の真意はえりなへの信頼?
作戦会議のときに、えりなが「コース料理のメインを張れる品じゃない」と切り捨てた創真のふたつの品。
それを合わせて、えりなに指示されていたコース料理の「前菜」を作ってしまうとは、創真の皮肉のきいた負けず嫌いっぷりが発揮されています。
おそらく創真は、自分がメインを作りたいと駄々を捏ねながら、一色に「神の舌」について聞いたときに、「自分がメイン級の料理を出し、えりなにもスペシャリテを作らせることで彼女と食戟をする」ことを思いついたのでしょう。
もちろん、創真も考え無しというわけではなく、メイン級の複雑さとはいえ、れっきとした「パテ・ド・カンパーニュ」の体裁は保った品となっています。
つまり、創真の品は、えりなのスペシャリテと組み合わさった時初めて前菜となり、しかしメインも張ることができるものになっているのです。
前菜とメインよりも、メイン級の前菜とメインの方が、インパクトは勝りますからね。
もちろん、それを「コース料理」とするためには、えりなの技量すべてを詰め込んだスペシャリテが必要なのですが……。
ですからこれは、創真なりのえりなへの信頼の形なのかもしれません。
えりなであれば自分を超えられる品を作れるはずだという自信が無ければ、こんなに向こう見ずなことはできないでしょう。
もちろん、いざ自分が持ち掛けたこの「食戟」にえりなが勝てば、本気で悔しがるのでしょうが……。
創真の挑発へのえりなの答えは?
食戟のソーマ258話で、創真はえりなに対し、挑戦状を叩きつけました。
現十傑との勝負の場、しかも己や仲間の退学がかかった場で仲間との勝負に持ち込んでしまうとは、さすが創真ですね。
この挑戦状に対し、えりなはどう応えるのでしょうか。
えりなの実力は、史上最年少にして十傑入りを果たし、今回の連隊食戟でも、格上の相手である十傑第4席・茜ケ久保に完勝するほどのものです。
まだまだ底の見えない実力を持つえりながここでスペシャリテを作れば、確かに創真のインパクトある品を「前菜」にしてしまえるかもしれませんが……。
ツンデレヒロインと名高いえりなは、素直に頷くのでしょうか?
そもそも一口に創真の品を「前菜」にするといっても、簡単なことではありません。
竜胆・司のコース料理は、前菜によってメインをブーストするというコース料理の見本のような形をとっていました。
「コース料理」というからには、創真の前菜とえりなのメインに何らかの連続性を持たせなければなりません。
加えて、えりなの持てる力全てを込めた「スペシャリテ」ということになりますから、えりなに相当な負担がかかることになるでしょう。
作戦会議の時点で創真が前菜を作る場合には「パテ・ド・カンパーニュ」を作るようにと指示していたことから、えりなは昨夜からメインの構想を立てており、今まさに調理している状態です。
今から創真の皿との「コース料理」として、かつ「スペシャリテ」を作るのは至難の業です。
それにすべて納得した上で、創真からの勝負をえりなは受けるのか、注目です。
食戟のソーマ258話ネタバレの要点まとめ
食戟のソーマ258話では、創真が前菜メニュー「パテ・ド・カンパーニュ」をメイン級の品に変えてサーブしました。
そして、えりなに自分の品を超えるスペシャリテを作るように言います。
果たしてえりなのスペシャリテを見ることはできるのでしょうか?
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