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『食戟のソーマ』291話「異能の料理人」のネタバレ考察&次回最新話292話の展開予想です。
以下ネタバレ&画バレありの考察と感想なので、未読の方はご注意ください。
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パッと読むための目次
食戟のソーマ291話のネタバレ考察
食戟のソーマ291話のネタバレ考察です。
BLUE参加のノワールたちの真価が明らかになった食戟のソーマ291話ネタバレの要点まとめはこちらからどうぞ。
>>食戟のソーマ291話ネタバレはこちらから
ノワールの「異能」
(附田祐斗・佐伯俊:「食戟のソーマ」291話より引用)
291話では、BLUEにノミネートされたすべてのノワールが、場所や状況、素材にかかわらずその者しか作ることのできない「必殺料理(スペシャリテ)」級の品に化けさせることができるという異能の持ち主だと明らかになりました。
そもそも『食戟のソーマ』における「必殺料理(スペシャリテ)」とは、通常の「レストランなどの看板料理」という意味ではなく、「それを味わった者がその料理人の顔を思い浮かべることができるほどの独創性に富んだ一品」です。
いわば料理人のアイデンティティをすべて載せた料理ということになるでしょうか。
それは、究極的なまでに高められた技術のほか、その料理人の得意な料理や造詣の深い食材などによってつくりあげられるものでしょう。
「今ここでこの食材を使って必殺料理を出して」と急に言われても、普通は不可能です。
司の必殺料理「白き鎧の皿 ~ソース・シュヴルイユ~」は得意の鹿肉を塩釜にしたものです。
創真の必殺料理「時限式・生意気小僧風原始肉」は、それまでの自身の中での最高傑作の2つの料理を組みあわせたものでした。
司であるならば食材との対話と鹿肉への造詣の深さ、創真であるならば創作料理と今までの試行錯誤の積み重ねという風に、必殺料理は本来その場でつくれるようなものではないのです。
BLUEにノミネートされたノワールたちは、その常識外れの料理法そのものがアイデンティティとなっているため、どんな状況でも必殺料理級の品がつくれるのでしょうか。
それができるからこそ、「異能」の持ち主などと呼ばれているわけですね。
そしてその点が、特等執行官の目的とも合致します。
特等執行官の求めるものは、この地球上にいまだかつて存在したことのない一皿。
つまり、究極の独創性を持つ必殺料理ということになります。
いわば今回のBLUEは、「一番確固たる自分を持った料理人」を決める戦いということになるのかもしれません。
田所・タクミが選ばれた理由
291話ラストでは、田所・タクミ・司が「異能の片鱗を持つ者」と称されていました。
それを特等執行官に進言したのは、一等執行官であるアン。
おそらく彼女は、先の連隊食戟の審査の際、司と田所とタクミにその片鱗を感じ取ったのでしょう。
特に田所のどら焼きには確かな可能性を見出していました。
現十傑のうち、席次の低いふたりがBLUEにノミネートされたのも、それが理由でしょう。
「玉の世代」のうち、連隊食戟に参加し勝利を収めた、または善戦したのは、えりなと創真、それに田所とタクミですからね。
実績のあるえりなや司はともかくとして、あまり実績のなさそうな遠月十傑の3人がノミネートされたのは、アンの推薦によるものなのでしょう。
えりなが城郭前までのシード権を持つ理由は?
第三の門までのシード権を得ていたのは、朝陽の取り巻きのノワール3人のみ。
第二の門から参加する料理人の中には「表」の人間もいたことから、おそらく第三の試練以降のシード権を持つ料理人たちは、これまでのノワールとはレベルの違う「異能」を持っているのでしょう。
それは城郭前で決戦を待つ朝陽やえりなにも言えることです。
ノワールである朝陽は当然異能を持っているとして、えりなはどうなのでしょうか?
連隊食戟の最終戦でえりなが披露した必殺料理は、「楽園から飛び立つ真の美食(ル・ブラ・ヴェリタブル)~不良娘風~」と名付けられた親子丼。
これは創真の無茶なアドリブによって急遽つくることになったため、それまで作ってきた素材から使えるものを厳選し、残り10分で作り上げられたものです。
このことには、ノワールたちの「異能」に近いものを感じますね。
えりなの「神の舌」であれば、並の料理人が絶対に到達できない次元の一品をつくることも可能でしょう。
えりなは「表」の料理人でありながら、ノワールたちの「異能」を持つ者として、城郭前まで招かれているのかもしれません。
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食戟のソーマ292話 展開 予想
次回の食戟のソーマはどのような展開になるのでしょうか。
今回の内容のラストや今までの伏線から次回292話の展開を予想していきます。
司、田所、タクミがつくる必殺料理とは?
291話のラストから、次回は司、田所、タクミが必殺料理を披露すると思われます。
恐らく、創真の必殺料理は次々回に持ち越されるでしょう。
ということで、今回は291話ラスト3名の必殺料理について考察していきます。
司は遠月在学時よりも成長しており、実際第二の試練でも驚異の結果をたたき出しています。
在学時でさえ、司のつくる品は「ふつうは思いつかない、思いついたとしても難しすぎてやろうとは思わない」と言われていました。
であるならば、その高い技術とレベルアップした「食材との対話」によって、司にしか作れない品をつくることも可能でしょう。
田所のアイデンティティはかなり前から「ホスピタリティ」であることが分かっていますが、正直それではいまひとつ決定打に欠けるような気もしますね。
食べる人のことを考えた料理は優しく気遣いのできる料理人であれば誰でも作れるように思えますし、ノワールとの対決で見せた郷土料理もその土地の人間ならば作ることができます。
そうすると、田所の必殺料理は郷土料理をもとにした、まったく新しいオリジナリティのある料理などになるのでしょうか?
また、タクミに至っては、まったく予想がつきませんね。
タクミが得意としているのは故郷のイタリア料理。
それに準じたものになるでしょうが、もちろんそれだけでは必殺料理にはなりません。
もしかすると、ここでタクミの新たな成長や、そこに至るまでの過程が描かれるのかもしれませんね。
ひとりずつ、あるいは2人と1人に分けて、この3人の必殺料理を2話に渡って描くならば、タクミの成長シーンも描かれるでしょうが…。
ここはまだ前哨戦なので、そんなに話数はとらず、次回1話で3人の必殺料理がすべて出そろう可能性も十分にあります。
>> 食戟のソーマ292話のネタバレはこちらから
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