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2018年12月10日発売の「週刊少年ジャンプ2号」の附田祐斗・佐伯俊『食戟のソーマ』291話「異能の料理人」のネタバレです。
「食戟のソーマ291話のネタバレ要点をサクッと知りたい」というあなたはこちらからどうぞ!
以下ネタバレありの考察と感想なので、未読の方はご注意ください。
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パッと読むための目次
食戟のソーマ291話ネタバレの要点まとめ
食戟のソーマ290話では、WGOのトップ・特等執行官の目的が明かされ、それに合わせて第三の試練内容も変更となりました。
第三の試練開始前に、突如としてモニター上で割り込んできた特等執行官。
彼女が語るところによれば、これまで長年BLUEを開催してきたのは、世界中の皿を味わいつくした彼女が見たことのない一品をつくりだすことのできる料理人を見つけるためでした。
しかし何年経っても「表」からそういった人間は現れず、特等執行官は今回「裏」の料理人…つまりノワールにしかもはや期待をしていません。
その言葉に反発する「表」の料理人を黙らせるべく、そして城郭本丸での優勝者決定戦をより特等執行官の目的に合致するものにすべく、彼女は一人のノワールに牛肉を調理するよう命じます。
命じられたノワールは、チェーンソーのような超大型ナイフを使って肉を荒く、それでいて繊細に削り、彼女にしか作り出せない美味を作り出しました。
美食の埒外にある調理法での型破りな美味さ、それを作り出した彼女と同等以上の品をつくることが、第三の試練の内容となりますが…!?
>>食戟のソーマ290話ネタバレはこちらから
ノワールの作り出す品は必殺料理(スペシャリテ)!
(附田祐斗・佐伯俊:「食戟のソーマ」291話より引用)
特等執行官に牛肉の調理を命じられたチェーンソーノワールの名はサージェ。
彼女の牛肉を食べた遠月リゾートの関係者・大泉は、その品を「必殺料理(スペシャリテ)級」だと驚愕します。
遠月学園では、その人物にしか作ることのできない、食べればその人の顔が見える一皿のことを「必殺料理」と呼ぶ…つまり特等執行官が言う第三の試練の合格条件は、その場で必殺料理をつくることでした。
遠月内での名称である「必殺料理」がWGO内で有名であり、かつ多くの「表」の料理人たちがその名を聞いただけでこの場で出すことがどれだけ難しいのか判断できることから、遠月学園がどれだけ料理界で重要な位置を占めているのかが分かりますね。
もしかすると、BLUEにノミネートされた「表」の料理人たちの中にも、遠月の卒業生が居るのかもしれません。
サージェはチェーンソー(正確には(C.C.(チェーン・カービング)ナイフ)をはじめ、料理に使うとは思えない道具を使いこなして常識を破壊してきた「兵装料理(ディッシュ・アームド)の使い手。
愛用しているのがC.C.ナイフというだけであって、他の大きく荒々しい道具をいくつも使いこなして創る品こそ、サージェの「本気」なのかもしれません。
ノワールたちは次々と合格!
固まる「表」の料理人たちを尻目に、ノワールたちがその真価を発揮していきます。
人呼んで「調理場ピエロ」、「見世物料理(ディッシュ・サーカス)」の使い手であるマルカンタという男は、合わせると球体になる特殊鍋が相棒。
それをジャグリングすることで、遠心力と内部の噴射加熱によって、圧力鍋で調理するよりも柔らかい肉をあっという間に仕上げてしまいます。
「赤黒(しゃくこく)の処刑人」と呼ばれるクロード・ビルは、「血液料理(ディッシュ・ブラッド)」の使い手。
牛肉から血を抜いて調理をする彼は、あらゆる食材の血を最高の出汁や調味料にパワーアップさせる天才です。
断頭台を使って牛フィレ肉を透けるほどの薄切りにしたのは、「跳ね回る狂気」と呼ばれるバニーヘア。
断頭台の刃をただ肉に下ろすことでごく薄切りを可能にするのは、その細身に似合わない恐ろしい腕力であり、それこそが彼女を「加虐残虐料理(ディッシュ・サディズム)」の使い手たらしめています。
怒涛の勢いで第三の試練をクリアした3人。
キャラクター的にも登場の仕方的にも噛ませ犬感がぬぐえない感じですが、それでも「必殺料理」を創り上げた相当の実力者。
それもそのはず、今回BLUEにノミネートされたノワールたちは、どんな状況・場所・食材であっても、自分にしか創り上げることのできない「必殺料理級」の品にしてしまう異能の持ち主だったのです。
であれば、「必殺料理」のひとつやふたつで大騒ぎになる遠月学園を名門中の名門だともてはやす「表」の料理人たちのことを、ノワール側が「圧倒的にレベルが低い」とみなしても無理はないでしょう。
ノワールたちが「裏」の世界を渡るにつれてそのような異能を身に着けたのか、それとも異能を身に着け「表」に飽きてしまったから「裏」に進んだのかは分かりませんが、もちろんすべてのノワールたちがこうだというわけではありません。
朝陽たちも言っていた通り、食戟を悪用して日本で好き勝手やっていたノワールたちは本当に雑魚中の雑魚ということでしょう。
しかし、BLUEに集められているノワールは、その全員が先述した異能を持つ者たち。
そもそも第一の試練スタートの料理人でも、「表」と「裏」では歴然とした差があったということになります。
正直、ここまで実力差があるならば引き立て役云々言わずに最初から「表」の料理人はノミネートしなければよかったのでは?とも思えますが、伝統あるBLUEですから、「表」も「裏」もごっちゃまぜという形にしなければ「表」側が納得しないと踏んだのかもしれませんね。
異能を持つノワールたちに挑むのは…
硬直する「表」の料理人に、「表」の全滅は必至だと思う大泉や特等執行官。
しかし特等執行官の傍に控えるアンだけが、それを否定します。
彼女が推した「異能の片鱗」を持つ者たち…田所、タクミ、司は、ノワールたちに一矢報いることができるのでしょうか?
>>食戟のソーマ291話ネタバレ考察&最新話292話展開予想はこちらから
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食戟のソーマ291話ネタバレのまとめ
食戟のソーマ291話では、BLUEにノミネートされたノワールたちが「どんな状況・場所・素材でも必殺料理級の品に仕上げることができる」異能を持つ者たちだと判明しました。
つまり第三の試練で求められているのは、この場で必殺料理を創り上げることです。
ノワールたちがあっけなく第三の試練をクリアしていく中、なす術の無い「表」の料理人たち。
そんな中闘志に燃える田所、タクミ、司は、第三の試練を突破することができるのでしょうか?
>> 食戟のソーマ292話のネタバレはこちらから
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