スポンサーリンク
2018年9月26日発売の「週刊少年サンデー」の満田拓也『メジャーセカンド』最新154話のネタバレです。
「メジャーセカンド154話のネタバレ要点をサクッと知りたい」というあなたはこちらからどうぞ!
以下ネタバレありの考察と感想なので、未読の方はご注意ください。
パッと読むための目次
メジャーセカンド154話ネタバレの要点まとめ
2アウトから出光をデッドボールで出し、さらには前の打席で打ち取られた弥生へのリベンジと、県大会進出に並々ならぬ執念を抱く道塁に同点タイムリーを打たれてしまった風林中。
サヨナラのピンチで、弥生の元に駆け寄った大吾は、窮地を脱するべく瀬古を歩かせて一塁を埋め、アウトを取りやすくしたうえで4番の魚住と対決することを選びます。
弥生もキャプテン大吾の作戦に納得したところで、不意に太鳳が弥生の肘の怪我について打ち明けてしまいます。
心配する大吾に対し、睦子はイニング制限、千里はスタミナ切れ、仁科も同じくスタミナ切れのうえに投球準備もできていないとし、自分が投げる以外にないと語る弥生。
延長戦に持ち込むためには自分の投球が絶対に必要だとし、一緒にサヨナラのピンチを乗り切ろうという弥生の言葉に乗せられ、弥生の降板を取りやめて魚住との勝負に向かいます。
観客席からは大吾の両親である吾郎と薫、そして茂野夫妻の旧友にして千里の父である藤井も見守る中、大尾中の4番魚住が打席に立ちます。
サヨナラか延長か。県大会進出を決める試合はついにクライマックスに突入しました。
制球が定まらない弥生
肘の痛みを心配する太鳳と大吾に対し、単なるスタミナ切れだと伝える弥生。
同点にされたショックも、サヨナラのピンチを背負ったプレッシャーもなく、ただがむしゃらに魚住を抑えるためにピッチングを続けます。
しかし、すでにダブルヘッダーと投球3イニング目という疲労の蓄積によって当初のような投球が出来なくなっていました。
渾身の投球をするも、ホームベース手前でワンバウンドする暴投になってしまいます。
あわやワイルドピッチでランナーが進塁するかと思われた投球でしたが、大吾がしっかりと体でボールを止めていたことで2塁の道塁も戻らざるを得なくなります。
そんなキャッチャー大吾の好プレーに、試合を見ていた茂野吾郎・薫夫妻と、千里の父である藤井も盛り上がりを見せます。
チームを救った7回表の打撃といい、今回の好プレーといい、チームが苦しい状況で起死回生の好プレーを出す大吾を見て、藤井は茂野吾郎のDNAの凄さを実感します。
吾郎の回想
弥生の制球の乱れによるワンバウンド投球を体で止め、ピンチがさらに広がるのを防いだプレーを吾郎のメジャーリーガーとしての遺伝子を受け継いでいるからこその名プレーだと語る藤井と薫。
しかし、吾郎は大吾のたゆまぬ努力があったからこそのプレーだったとし、「自分の遺伝子によるプレーだった」では大吾が可哀想だと2人に言って聞かせます。
そして四国の野球チームにてコーチ兼選手として活動するようになったきっかけとして、大吾のそうしたひたむきな姿勢と、大吾から直々に吾郎のコーチングを受けたいというお願いがあったからだと語ります。
さらに薫の口からは、大吾がそこまでがむしゃらに練習するようになった理由に、風林野球部員が窃盗事件を起こしたことで大量の退部者を出し、おまけに監督も責任を取って部を去ったことで指導者まで失い、大吾が部員を引っ張っていかなければいけない立場に立たされたことが語られます。
ギリギリの勝負
父兄3人が風林と大吾の置かれた状況について語り合っている間にも、弥生と魚住の勝負は続いていました。
制球に苦しんでいたところを豪快なスイングで合わせられ、特大のファールを放たれて冷や汗をかく風林ナイン。
優勝候補だった英邦さえ圧倒するほどの驚異的強さを誇る強敵大尾中との対戦に、当初は全く乗り気じゃなかった弥生ですが、全力で魚住との対戦に臨む自身の姿勢に、自分でも驚きます。
疲労と肘の不安を背負いながら投げた渾身のストレートは、魚住のバットをかすめて大吾のミットに入ります。
チップでの三振で延長戦に突入……かと思われましたが、ボールはミットからこぼれてしまい、惜しくもファールとなってしまいます。
ピンチを脱したかに見えたプレーに客席の薫も残念がります。
打球の行方は?
オフシーズンで引退すら考えていた時に大吾からコーチをお願いされるも、自分のガラではないとし断った吾郎でしたが、キャプテンという立場で下手なままでは示しがつかないという大吾に説得されます。
そして同級生たちがもつ才能を信じているという大吾の言葉に胸を打たれ、野球の手ほどきをすることを決意したと語ります。
そして吾郎の教えと、キャプテンとしての責任によって成長した大吾は、ついにチームをどん底から地区大会の決勝にまで勝ち進め、強大な相手にも食らいつくまでに成長させました。
そんな努力の一年間の集大成である試合も、ついに勝負の時を迎えます。
打ちあぐねていた魚住ですが、ついに弥生の投球を捉えることに成功します。
(満田拓也「MAJOR2nd」154話より引用)
豪快なスイングから放たれた打球はセンターに方向へ。打球を追うのはすで走塁さえまともにできないほどに足の疲労を溜め込んでいた睦子。
2アウト1、2塁。睦子が魚住の打球を取れば延長線に突入。
取れなければ2塁の道塁がホームに生還した時点で風林のサヨナラ負け。
中盤の大量失点から一度は逆転することに成功した風林ですが、やはり大尾中シニア勢の圧倒的な野球センスの前に屈してしまうのか…!?
それとも睦子が力を振り絞って打球をキャッチして延長戦に持ち込むことになるのか…!?
スポンサーリンク
メジャーセカンド154話ネタバレのまとめ
今回はメジャーセカンド154話のネタバレを紹介しました。
旧知の間柄が集う両チームによる白熱の地区大会決勝もついに大詰め。
選手兼コーチとして再出発を果たしていた吾郎が見守る中、大吾も好プレーで疲労が見える弥生を支えますが、魚住によって捉えられてしまいます。
打球は走塁さえ全力で出来ないほど足に疲労が蓄積している睦子が守るセンターに飛びます。
果たして睦子は取ることができるのでしょうか。
コメントを残す