【ゴールデンカムイ】心に響く!名言&名シーン6選

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ゴールデンカムイは、明治時代末期の北海道を舞台に、元陸軍兵の杉本佐一とアイヌの少女アシリパが中心となった一行が、アイヌの金塊を巡って、陸軍第七師団やその在り処の囚人たちと対峙しながら旅をするというのがベースのストーリー。

力強い戦闘シーンもさることながら、ヒグマと対峙するシーンもハラハラと手に汗握る展開で目が離せない本作の見所の一つとも言えるでしょう。

加えて、独特でシュールなギャグシーン、北海道の雄大な自然、数々のアイヌ料理、文化などふんだんに盛り込まれた内容はファンの心をがっちりと掴んで数々のマンガ大賞も受賞しています。

魅力ばかりで余すところ無く楽しめるからこそ、多くのファンに愛されているゴールデンカムイ。

そんなゴールデンカムイに次々と登場する「個性が強い!」と言う言葉だけでは言い表せない程に、ユニークなキャラクター達は、敵も味方も一度読めば印象に残ること間違いなしです!

今回は、ゴールデンカムイに登場した心に響く名言&名シーンをそれぞれ3つご紹介します!

 

ゴールデンカムイ名言ランキングベスト3

 

第3位 「あたし『オソマ』」

こちらは、ファンならば絶対に知っているアイヌの単語。

その意味は「ウンコ」です。

アイヌには味噌を食べる文化が無いため、杉元が汁ものに味噌を入れて食べるところを見たアシリパは「オソマ(ウンコ)食べてる!」と驚愕。

それからは味噌のことを「オソマ」と呼ぶことが彼らの間では当たり前になってしまいました。

そんな中で、アシリパの住む集落を訪れた杉元。

従妹の少女に挨拶をしたところで、この自己紹介です。

「俺は杉元ってんだ。お嬢ちゃんは?」

「あたし『オソマ』」

「うんこだろそれ。バカにしやがって」

 

その通りなんですけれども、実はアイヌの子供は「魔を払う」ために、わざと汚い名前を幼名を付ける風習があるのです。

そのため、オソマちゃんも馬鹿にしたわけではなくて、それが本当の名前なんですね。

いきなり名言というには程遠い印象の台詞ですが、ゴールデンカムイを読む中で「オソマ」は良く出てくる言葉ですので、「ここで是非知っておいて欲しい」という気持ちと、初めて読んだ時にこのやり取りに思わず声を出して笑ってしまったこともあって外せませんでした。(笑)

 

第2位 「いいか小僧ども。この時代に老いぼれを見たら「生き残り」と思え」

作中にはあの新撰組の土方歳三も入れ墨を持つ脱獄囚の一人として登場します。

老人とは思えぬ眼差しに、剣の腕、そして若い精神。

彼もまた大きな野望のために、アイヌの金塊を探している人間の一人です。

幕末の動乱の日々を越えて生きてきた土方の、この台詞には武士としての誇りが垣間見えると同時に、幕末の修羅場を潜り抜けて生き残ってきたのだという矜持も窺うことが出来ます。

今のところ、新撰組時代の土方について作中では詳しく描かれてはいません。

しかし、あまりにも有名すぎる人物だからこそ、戊辰戦争、箱館戦争と激しい戦を潜り抜けてきたことは語られずとも察するに容易いことです。

史実では戦死していますが、作中では網走監獄に囚人として服役しながら虎視眈眈と機会を窺っていた「侍」です。

目まぐるしく移り変わる時代を舞台にしこの作品だからこそ、土方の一言には痺れました。

 

第1位 「俺は不死身の杉元だ」

主人公・杉元は日露戦争で普通なら助からないような傷を受けても持ち直し、鬼神のごとき活躍から「不死身の杉元」と呼ばれていました。

普段は温厚で義理人情にも厚く、子供やお年寄りを敬い大切にする好青年です。

しかし、陸軍軍人として日露戦争で前線に立った時の彼は、敵であるロシア人は悪人であり心が欠けているから死んでも良いのだという自己暗示によって容赦ない戦いをしてきました。

それは彼自身が自覚している一面でもあり、今でも相棒であり心から大切に思っているアシリパに危害が及ぶ事があれば激昂し、相手を殺すことに一切の躊躇いを持たない残虐な一面を覗かせます。

そして勝負処ではこの一言を言い放ち、自身を奮い立たせるのです。

ゴールデンカムイで数ある名台詞の中でも、これは作品のメインビジュアルとして存在しているといっても過言ではないはず!

杉元の様々な面を読んで知ってこそ、この台詞が彼の口から出るシーンには痺れてしまうのです!

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ゴールデンカムイ名シーンランキングベスト3

第3位 本当のチタタプ

このシーンは、ゴールデンカムイ127話に登場したシーンです。

チタタプとはアイヌ語で「細かく叩いたもの」という意味。

ゴールデンカムイの中では初期から繰り返し出てくる定番の料理となっています。

肉と軟骨、内臓を細かく叩いてミンチ状にするのがこの料理の特徴なのですが、その際に叩きながら「チタタプ」と言うことが大事なのです。

杉元や白石はもちろん、土方も素直にこの風習に倣って「チタタプ」を唱えるのですが、今まで尾形は一度も口にしたことがありません。

同じ一行でありながら、どこか一匹狼然としていて馴染む様子を見せることの無い彼らしいといえばそれまでなのですが、アシリパは懲りずに尾形に呼びかけます。

この回は網走監獄に潜入する直前でもあり、決起会のような雰囲気での食卓です。

鮭で作るチタタプが本来のチタタプなのだとアシリパが語る中、皆が順番に鮭を叩いていきます。

尾形にももちろん促すのですが、彼は黙って手だけを動かします。

「みんなの気持ちをひとつにしておこうと思ったんだが」と言うアシリパ。

期待をしている素振りがあるわけではありませんでしたが、そんな中ぽつりと尾形が「チタタプ」と一言だけ言ったのです。

ただそれだけで、表情にいつもとの違いがあるわけでも、杉元達が尾形への認識を改めたわけでもありませんでしたが、一つのゴールに全員が向かう直前に描かれたこのシーンからは「絆」という言葉だけでは言い表せない雰囲気を感じることが出来ました。

何より、「あの尾形が…」という感慨深さが読者の間にもあったようで、感想などでもかなり話題に挙がっていました。

 

第2位 江渡貝くぅぅん

このシーンは、ゴールデンカムイ72話に登場した名シーン…、というよりは「迷シーン」かもしれません。

ゴールデンカムイには、こうした迷シーンもたくさんあるのですが、印象に残るという意味でいえば「名」シーンにも劣らないのです。

この回は、杉元一行とは敵対している第7師団の鶴見中尉が、入れ墨の行方をかく乱させるために偽物を作ろうと革細工職人・江渡貝のもとを訪れる話になります。

しかしこの江渡貝という男は、人間の皮を用いた革細工制作を行う作中でも屈指の変態でした。

自分の母親を含め数人の人間の剥製を持っているほか、人間の皮をパーツにした衣装も多数作成しており、最初はその事が鶴見中尉にバレて捕まるのではと警戒していましたが、元々利用しようとして訪れた鶴見中尉。

「江渡貝くぅぅん」

…と、独特の呼び方で注意を引き、自身が身にまとっている入れ墨が入った人の皮のジャケットを見せつけます。

それにより中尉を同士として認定した彼は、今までに作ってきた人皮の衣服を纏ってファッションショーを行うのですが、その様子がとにかくシュール。

人皮衣装だというのに、おどろおどろしさは感じられずに笑いに転化されてしまっているのが、この作品のすごいところです。

他の作品であれば、目を背けてしまうような要素しかないのに、明るいのです。

そして、ファンの間での名言の一つ「猫ちゃんのようにッ。猫ちゃんのように歩くんだ!!」という中尉の言葉。

いわゆる「キャットウォーク」を意識した言い方なのですが、こう言われるとそのすぐ横にある江渡貝の奇天烈極まりない恰好と相成り、とにかく面白くて仕方がないのです。

 

第1位 脱出

このシーンはゴールデンカムイ69話に登場したシーンです。

ヒグマとの熾烈な戦いが描かれるのも、ゴールデンカムイの魅力の一つです。

しかし、この回がファンの間で神回と言われている程人気があるのは、その終盤の展開があまりにも、あまりにも、破天荒だからなのです。

親分こと若山と仲沢は、もともとはこの話の前に、競馬で八百長を企んでいたのに「キロランケ」に台無しにされて大損したことを恨んで、落とし前を付けるために追ってきた二人でした。

結果、ヒグマ退治に巻き込まれてしまった二人なのですが、この二人実は恋人同士なのです。

それだけでもかなりの衝撃なのですが、仲沢(と杉元一行)がヒグマに襲われている時に颯爽と登場する親分。

車上から「姫~ッ!!」と叫ぶのです。

もちろん、「姫」とは恋人の仲沢のことです。

それまでは、いかにもその筋の男らしく厳つい目付きと渋い顔つきだったのに、この瞬間まるで少女マンガのヒーローのようなキラキラとした目に。

そのインパクトはもう、読んだ瞬間に吹き出してしまうほどです。

その後の展開も、この「姫」呼びの温度のまま進みます。

一度は全員が車に乗り窮地を脱したかのように思えたところで、仲沢が親分の長ドスと落としてしまい拾おうとして落下。

ヒグマに襲われる仲沢を、躊躇無く車から降りて助けに行った親分。

ヒグマとの死闘の末なんとか勝った親分ですが、腹を大きく抉られており息も絶え絶え。

仲沢もヒグマの一撃で瀕死でした。

しかし、そこから純愛映画のようなシーンに。

 

「ざまあみろ親分…もう私に隠れて浮気できないね。私と一緒に死んじゃうもんね…これで私は親分の最後のひとだからね」

「バカ野郎ッ…」

 

そして、手を握り合って息絶える。

純愛なのです。

…切り取って読めば、容姿はともかく純愛なのです。

良い話なんですけど、どうしても笑いが込み上げてきてしまうんです。

名シーンであり、迷シーンでもあるこの回は1位に相応しいのではないでしょうか。

 

まとめ

以上「ゴールデンカムイ」名言&名シーンをご紹介いたしました。

いかがでしたでしょうか?

シリアスなシーンよりも、「迷」台詞・「迷」シーンとしての紹介と半々になってしまいました。

それだけ、色々な方向で楽しめる作品だということなのですが、正直まだまだ印象深い台詞もシーンもあるので、語りつくせる気がしません。(笑)

登場人物それぞれに見せ場があって、それがどれも忘れられない。

味方も敵も、料理も文化も、隅から隅まで魅力ばかりが詰まったゴールデンカムイを、少しでも新たに知ってもらうキッカケになれていたらとても嬉しいです。

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