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連載開始から3年でアニメ化し、実写映画化・舞台化された東京喰種・東京喰種reの作品。
感動のシーンも、繊細かつ大胆に描かれていきましたよね。
今回は、東京喰種の中で『泣けるシーン』を選びましたので、皆さまの泣けるとおもうシーンなどと比べて、楽しんでいただければと思います!
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パッと読むための目次
【東京喰種】泣けるシーンBEST5
第5位 ヒデの優しさ
東京喰種(無印)14巻からの紹介です。
カネキは、ちいさな頃から親友であるヒデ(永近 秀良)には、自分が喰種化し、人間ではなくなってしまったことをずっと必死に隠してきました。
“梟戦”、追いつめられたカネキに助け舟を出すために現れたヒデ。
それでも半喰種であることを隠そうとするカネキにヒデが『知ってた!』と笑顔で受け入れる姿は、とてもヒデの優しさが出ている感動するシーンです。
カネキがヒデとの友情を失いなくないという強い思いや、ヒデのそれも分かった上での優しい言葉選びも感動します。
第4位 ニムの最期
東京喰種reの16巻・最終巻から紹介します。
旧多 二福(ふるた にむら)は、“ロゼ戦”で松前相手に、少し本性を覗かせるものの、東京喰種reの8巻までは、『ヘタレ捜査官』として活躍しました。
作者によって『主人公・カネキと似るように』描かれたニム。
re8巻では、エトを戦闘不能にするほどの強さをみせたニムは和修家の分家の人物だったことが分かりました。
最終巻では、カネキとの戦いに敗れ、死にますがリゼのことを、こよなく愛したニムの愛情深さは、読者を驚かせました。
リゼを逃がすために、自分の育った環境でもある和修家を潰すことが目的だったため、周りの理解などを求めることがなかったニムでしたが、最期はカネキに『普通に生きたかったなんて言ったら、嗤いますよね』と伝えたシーンは読者を泣かせました。
最後まで読者に愛されたニムを、スイ先生が優しく許してくれた印象もある、そんな大切なシーンです。
このシーンだけではなく、読者を驚かせる特殊なキャラでしたので死亡し、居なくなったあとは、悲しかったという方もいると思います。
第3位 アキラとヒナミ
東京喰種re11巻から紹介します。
真戸 暁(まど あきら)は、真戸 呉緒(まど くれお)の娘で、ハイセの上官・指導者もしていました。
笛口 雛実(ふえぐち ひなみ)は幼少期、真戸 呉緒に、母親を目の前で殺されています。
このときの復讐として、まだ幼く、自分の力がなかったヒナミの代わりに真戸 呉緒を殺したのがトーカです。
トーカがヒナミに、母親を殺した人を殺してほしいとお願いされたわけではありません。
憎しみが、次の憎しみを生んで、続いていき、つながる。
その憎しみの連鎖に、終止符を打ったヒナミはアキラを抱き寄せました。
恨まれてもおかしくない相手に、抱き寄せられて、相手の『体温』を感じたアキラが『誰を憎めばよかったんだろう』と分からなくなり泣くシーンです。
ほんとうに繊細に描かれていて、何度よみ返しても泣ける良いシーンです。
ヒナミが立派だと分かっていても、アキラを責めるという気持ちにもなれないというのもあります。
ひっくるめて、感動する素晴らしいシーンです。
第2位 有馬 貴将の死
東京喰種re8巻から紹介します。
東京喰種の世界で“無敗・無敵の強さ”を誇った有馬 貴将(ありま きしょう)
負ける戦闘シーンなどなく、ほんとうに強くかっこいい人物です。
カネキと有馬 貴将の対戦は、何度もあり、二人の対戦は東京喰種の見どころの一つとなっていました。
有馬 貴将が自死し、最後の一戦になったシーンを紹介します。
『隻眼の王』だった有馬 貴将が、次の『王』を選び、受け継がれました。
このシーンは最強だった有馬さんが、死んでしまうという悲しみもありますが、『やっと何かを残せた気がする』と死の中から希望をもち、うれしそうな有馬 貴将を見ることができる貴重なシーンでもあります。
カネキが『有馬さん、あなたは、ぼくのせんせいで、お父さんでした。』と遺体に寄り添い、声をかける姿は、とても泣けるシーンです。
読者にとっては、有馬さんを失うだけではなく、カネキと有馬 貴将の戦いを二度とみられなくなるという、悲しくつらい、でも受け入れなければならないシーンでした。
第1位 篠原特等と鈴屋 什造
東京喰種(無印)14巻から紹介します。
22歳にしてCCGの最高戦力である『特等捜査官』にまで、のぼり詰めた天才児である鈴屋 什造(すずや じゅうぞう)
喰種に育てられ、拷問のみならず、人殺しも強制されてきました。
そのため、人としてのモラルや感情の欠如が目立ち、ルールのない人物な育ちました。
そんな什造のすべてを受けとめ、真正面から向き合い、そばに置き、戦術など教えたのが篠原特等です。
篠原特等は、什造のことを『空から天使が落っこちてきたと思った』と表現していました。
『育てられ方』に染まるとした考えを持っていた篠原特等は、什造に戦術などだけではなく、CCGの階級試験などに役立つようにと勉強も教えていました。
無印の最終巻となった14巻の“梟戦”でエトと戦闘の末、死亡はしなかったものの、足の切断など意識不明の重体になりました。
意識不明の篠原特等の前で、自身も同じくエトに足を切断されたのに什造が語りかけたシーンです。
『ゆっくり休んで下さい 僕があなたの分まで いっぱい働きますから……おやすみなさい 篠原特等』
これは什造が篠原特等と出会ってから、はじめて『特等』と呼んだシーンでもあります。
そして、reでは、この言葉通りに『特等となり』働くに働いた什造。
reの最終巻では、篠原特等が長い眠りから目を覚まし、什造が泣き叫ぶシーンで終わります。
出会った頃、什造の髪は『白髪』でしたが、reでは『黒髪』となっていたのですが、篠原特等は無印では『黒髪』で、reで目が覚めた時には『白髪』になっていました。
『逆になってしまったな』と笑う篠原特等は、とても優しい顔でした。
とても長い期間ではありますが、素晴らしく泣けるシーンです。
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まとめ
以上『東京喰種の泣ける感動シーン』をまとめました。いかがでしたか?
みなさまにとっても『泣けたシーン』であると嬉しいです。
東京喰種には、ほかにも泣けるシーンがあると思いますので、読み返したときなどに、より泣けるシーンなど探してみるのも良いかもしれないですね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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