【封神演義】超かわいい!妲己三姉妹をまとめてみた!

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藤崎竜先生版の封神演義の悪役ヒロインと言えば、もちろん妲己ですね。

妲己は絶世の美女でおなじみですが、彼女の妹達も姉に負けずとてもかわいいです。

二人の妹達も1巻から登場しており、三人はいつも行動を共にしています。

今回はそんなかわいい「妲己三姉妹」をまとめてみましたので、末っ子から順にご紹介いたします。

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封神演義かわいい妲己三姉妹

 

三女 王貴人

https://twitter.com/metometox/status/954725506229846016

 

妲己三姉妹で最も大人っぽく、クールビューティーな末っ子です。

おとぼけな姉達を、ツッコミながらもサポートしています。

黒髪ショートヘアでチャイナ服ような服を着ており、右足の太ももには文字のようなタトゥーがあります。

彼女が使う宝貝は、通天教主が織った毒の粉をまき散らす紫綬羽衣です。

冷静で気が強く、時には妲己の妹らしく冷酷な一面もあります。

 

そんな貴人ですが、太公望に倒されてから彼を激しく憎むようになります。

その後、妲己達は石琵琶の貴人を月や太陽の光に当て、人の姿に戻します。

復活した直後、真っ先に出た貴人のセリフはこちらです。

 

 

そのセリフは、妲己達との再会を喜ぶ言葉でも、ましてや彼女達への感謝の言葉でもなく、太公望への憎悪の言葉でした。

その形相は、妲己や喜媚を驚かせたほどです。

その後、しばらく妲己のサポートに徹していた貴人は、蓬莱島で再び戦いの場に現れます。

復讐に燃える貴人でしたが、先に哪吒と戦う羽目になります。

女媧に力を与えられていたので、貴人は初登場時に比べ、かなりパワーアップしていました。

そして哪吒を死に追い込み、いよいよ太公望と勝負ができる段階になります。

涙を流すほど感動した貴人は、こんなことを言っています。

 

「この日が来るのを待ちわびたわ 。

連載初期だから仕方ないとはいえ、あんなチンケなやられ方をしたもんだから。

でもっ、これでトラウマも払拭される!!!」

藤崎竜「封神演義」第21部 より引用

 

妖怪仙人にとって自分の正体が晒されることは最大の屈辱であり、貴人も例外なく太公望に正体を晒されています。

しかし、貴人とってそれ以上の屈辱は、1000歳を超える大ベテラン仙人の自分が、当時全くの無名だった太公望に、しかもカッコ悪く負けたことだったのでしょう。

ただ残念なことに、太公望の秘策により蘇生した哪吒から反撃を受けてしまい、挙句の果てには、再び石琵琶の姿に戻されてしまいます。

最後のセリフで「おのれ、太公望」というほど、最後の最後まで太公望を恨んでいました。

初登場時と最後の出番で、出オチ的存在感があった末っ子の貴人でした。

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次女 胡貴媚

 

妲己姉妹で一番幼い外見をした真ん中っ子です。

金髪の編み込みポニーテールで、かわいいロリータ服を着ています。

語尾には☆マークをつけたり、「ロリッ☆」と効果音をつけて話す、笑顔が絶えない金鰲島のアイドル的存在です。

4巻では、妲己と仲良くハンバーグを作るシーンがあります。

肉を少しぐちゃぐちゃにしてしまった様子からして、喜媚はどうやら料理作りが苦手のようです、

そんな喜媚が、大人っぽい貴人のお姉さんなのだから、とても意外に思えます。

彼女の得意技は、宝貝・如意羽衣の力による変化の術です。

女媧から力を与えられた如意羽衣の力は、喜媚の想像力についていけるようになります。

その力は素粒子にまで変化できるほどで、プライドが高い楊戩が負けを認めるほどです。

 

さらに、喜媚は半妖態・雉鶏精の姿になると、触れるもの全てを退化させる羽根を飛ばします。

蓬莱島で喜媚と戦っていた太公望は、その羽根に触れて魂魄を飛ばされてしまいました。

元々喜媚が太公望に勝負を申し出たのは貴人の敵討ちではなく、あくまでお気に入りの四不象と結婚するためでした。

しかし太公望に勝ったので、喜媚は四不象と婚約できたついでに、貴人の仇をとりました。

実は、喜媚は初登場時でも妲己と一緒に、貴人の仇をとっていたのです。

 

そのシーンでも、喜媚は妲己に化けて太公望の前に現れます。

楊戩以上の演技力と、妲己から借りた宝貝・傾世元禳特有の香りで太公望を欺いています。

 

 

この時、自分の如意羽衣と傾世元禳を同時に持っているので、相当の実力者であることが初期から描写されています。

また、蓬莱島の試合会場が燃燈道人の力で激しく揺れ動いた時、とっさに石琵琶になった貴人を助けています。

マイペースですが、なんだかんだで貴人を大切にしている一面もあります。

かわいいものは目がない、悪徳ロリータでかわいく、でたらめに強い次女の喜媚でした。

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長女 蘇妲己

 

いうまでもなく、妲己三姉妹の長女で、絶世の美女の極悪ヒロインです。

いつもニコニコ笑い、語尾に「あはん♡」「わん♡」等といった、♡マークや「ん」をつけて話します。

そんな色っぽくてかわいい笑顔やしぐさで相手を惑わせます。

登場する度に服やヘアスタイルが違うので、妲己はオシャレ好きのようです。

また、喜媚が上手くハンバーグを作れなかったのに対し、妲己は上手に作れています。

意外と妲己は料理上手かもしれません。

 

そんな彼女の正体は、1600年以上生きる妖狐仙人で、内心感情的になった時に狐の目になることがあります。

彼女が身に纏う肉体は、彼女自身のものではありません。

借体形成の術によって、人間である本物の蘇妲己から肉体を奪いとったものでした。

なので妖狐仙人である彼女の本名は、おそらく「妲己」ではないようなのです。

 

その借体形成の術と誘惑の術で、何度も名前や姿形を変えて殷王朝の皇后と偽り、長年歴代の王や周囲の人間を操りました。

民に多額の税を義務付け、自分は禁城で贅沢三昧に暮らし、気に入らない人間達には残酷な方法で処罰し続けます。

そうして殷王朝を破滅に追い込みました。

 

そんな極悪非道な妲己ですが、意外にも妹達をとても大切にしています。

石琵琶の姿になった貴人を二度人の姿に戻したり、蓬莱島での試合中に遊んでいた喜媚をやんわりと叱っています。

また、序盤で貴人が石琵琶にされた時は、目が狐の目に代わるほど心の中で相当太公望を憎んでいました。

妲己三姉妹はいつも一緒にいますが、申公豹が女媧のことを話そうとすると、喜媚と貴人を遠ざけていました。

なんでも妹達に話している印象ですが、女媧あるいは自分のある野望については、おそらく二人に秘密にしていたのでしょう。

心にその野望を秘めつつも、自分本位な処がある貴人や喜媚の面倒見が良い長女の妲己です。

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まとめ

今回は封神演義に登場する「妲己三姉妹」についてまとめました。

それぞれの正体もタイプも違いますが、だからこそ妲己三姉妹は良いバランスを保っています。

いつも三人一緒だった妲己三姉妹は、妲己のある野望を果たした後、ある意味で永遠に別れてしまうことになります。

仲良しで美人な妲己三姉妹も、封神演義を盛り上げる魅力溢れるキャラクター達です。

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