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「進撃の巨人」において、地味めではあるものの可愛いキャラクターのミーナ。
主人公の同期かつ可愛い顔立ちにも関わらず、早々に巨人に食われることになってしまったミーナについてまとめてみました。
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パッと読むための目次
可愛いミーナの基本プロフィール!
https://twitter.com/wqwqssz/status/891544589856759808
- 名前:ミーナ・カロライナ
- 年齢:不明
- 誕生日
- 身長:不明
- 体重:不明
- 出身:トロスト区
- 第104期南方訓練兵団卒業生
ミーナはエレン達の同期であり、3年間訓練兵団で寝食を共にしました。
最終成績では上位10位以内に入っておらず、憲兵団に入る権利はありませんでした。
恐らくミーナは、当初比較的危険の少ない駐屯兵団に入るつもりだったのでしょう。
しかし、104期訓練兵団解散式の食事会で、エレンの「希望を諦めて現実逃避するのがいいのか」「戦術の発達を放棄してまで巨人の飯になりたいのか」という言葉や、エレンが壁の外に夢を持っていることを聞き、心を動かされ調査兵団に入ることを決めます。
トロスト区襲撃想定訓練では、サシャの「土地を取り戻せば肉も食べられるようになる」という言葉に同調し、サシャが盗んできた肉を「自分も食べる」と宣言するなど、なかなか肝も据わっていました。
超大型巨人出現後は取り乱したものの、防衛戦ではエレンの士気につられる形で笑みすら見せており、調査兵団への入団希望が覆った様子もありませんでした。
もっとも、ミーナは調査兵団に入団する前に、トロスト区防衛戦で命を落としてしまうのですが……。
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可愛いミーナの衝撃シーン!
進撃の巨人では豚小屋出身、家畜以下が1番好きです。 pic.twitter.com/AUgFaCbAyI
— ibuki (@ibuki11037) December 31, 2016
ミーナについて特に読者、視聴者の印象に残っているのは、訓練兵団初日のシャーディス教官による恫喝シーンではないでしょうか。
今までの自分を全て捨て去る洗礼の意味を持つ教官の恫喝によって、ミーナは「自分は豚小屋出身の家畜以下であります!」とまで言わされています。
黒髪おさげの年頃の可愛い女の子にしては、なかなか衝撃的な台詞ですよね。
ちなみに、この台詞は原作にはなく、アニメで追加されたものです。
ミーナとアニとの関係は?
アニとミーナちゃんって絶対仲良しだよね pic.twitter.com/6WRRgODAzT
— 雪奈 (@stn_jin0311) May 25, 2013
正直モブキャラ感が拭えないミーナですが、実は作中の重要人物・アニと親しかったのではないかと推察されています。
クールな雰囲気と性格で孤立気味だったアニですが、食事シーンではアニとミーナが同席していると思しき描写があります。
アニメでは普通に同席しており、原作ではアニと同席している人物の顔が見切れていますが、黒髪のおさげが見えるためミーナだと推測できるのです。
ケニーのツッコミ?が凄く好き
アニかわいすぎない…?!!? pic.twitter.com/LaQhRKST7S
— るの (@runo_shiranui) September 10, 2017
また、単行本24巻では、アニが「始祖の巨人」の所在を突き止めるために中央憲兵のケニーを尾行する際、変装として眼鏡をかけ、髪をおさげにしています。
髪の長さも相まってミーナを彷彿とさせており、アニが変装する際同期のミーナを参考にした可能性は決して低くはないでしょう。
このように、分かりやすく仲の良い描写はありませんが、アニとミーナはそれなりの友人関係を築いていたのではないかと思われます。
一匹狼のアニと親しかったとすれば、ミーナはアニの心を開かせるほど、人に寄り添うことのできる性格だったということになります。
もしかしたらアニは、ミーナのようになりたいという願望があって、変装姿の参考にしたのかもしれませんね。
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ミーナの死亡シーン
進撃の巨人のミーナ。
早く退場したけど好きなキャラやったわw pic.twitter.com/g5q3lvSNYq— イズミ@28日甘木変身空間 (@arasiriri1) October 27, 2017
104期訓練兵に課せられたトロスト区襲撃想定訓練。
ミーナは固定砲整備4班としてエレン、サシャ、コニーたちと共にいたところ、超大型巨人が出現し、壁が破壊されます。
その後、ミーナは訓練兵34班として、エレンやアルミンと共に前衛部隊の支援に務めますが、前衛部隊がうまく機能しておらず、34班は複数の巨人と衝突。
ミーナは立体起動のワイヤーを巨人に引っ張られ、壁に激突し戦闘不能となったところを、やけに目力のある3~4メートル級の巨人に頭から食われ死亡します。
実力がなかったというよりも運がなかったといえるミーナの最期には、少なからず衝撃を覚えたファンも多いでしょう。
ミーナを食った巨人の正体
進撃の巨人の新巻読んで気づいたことがあるんだけど、この若かりし頃のエレンのお父さんの横にいるモブ、1巻でミーナを食べた巨人じゃない…? pic.twitter.com/SW0WaBnnvt
— ネーヴェ (@souru221) December 19, 2016
ミーナを食った巨人は、かなり特徴的な見た目をしており、数ある巨人の中からすぐ判別できるほどです。
この巨人はミーナを食った後、補給班が籠城した本部に侵入していたようで、ミカサによって討伐されています(本当ならサシャが仕留めるはずでしたが、失敗したため……)。
もちろんその後、ミーナを食った巨人の再登場など誰も考えませんでしたが、何と衝撃の展開で再登場を果たすことになります。
ミーナを食った巨人の正体は、エレンの父・グリシャも所属することになったマーレ国内のエルディア復権派のひとり。
「ユミルの民」「エルディア人」と呼ばれる民族は、巨人の脊髄液を摂取することで無知性に人を食らう巨人となります。
その力を使ってかつて大陸を支配したのが、エルディア帝国。
残虐的な民族浄化を行うエルディアに立ち上がった国・マーレがエルディアの弱体化・内部抗争勃発に成功し、エルディアの王は民を引き連れ辺境の島・パラディ島へと逃げ込むことになります。
しかし、大陸に残されたエルディア人も少なからず存在し、彼らはマーレ国内の収容区で人権を制限されて生きることを余儀なくされます。
そんな状況に密かに立ち上がり、残されたエルディア人こそが再び大陸を支配すべきだと組織されたのがエルディア復権派です。
ミーナを食った巨人は、マーレ収容区内に住まわされていたエルディア人であり、エルディア復権派の一員だったのです。
密告によってマーレ政府に復権派の存在を知られ、国家反逆罪として復権派のメンバーは全員パラディ島を彷徨う無知性巨人にさせられてしまいます。
ミーナを食った巨人はこのときに誕生したものです。
マーレ当局に忍び込んだスパイ・フクロウによって落とされたマーレ当局の男を見つめる姿勢や顔は、ミーナを食ったときと同じものです。
マーレ当局の男が食われる姿を見ると、ミーナもこんな風にこの巨人に食われたのだろうか……と複雑な心境になりますね。
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まとめ
以上、モブキャラなのに、可愛いミーナについてまとめました。
ミーナを食った巨人といい、アニの変装姿といい、初期に死亡したキャラクターであるにも関わらず、最近その存在を匂わせているミーナ。
これからの「進撃の巨人」でも、ミーナを彷彿とさせる何かがあるのかもしれません。
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