【進撃の巨人】タイトルの意味がついに回収!タイトルの意味を徹底解説!

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人気漫画『進撃の巨人』は、人類が人食い巨人から逃げるようにして巨大な壁の中で暮らしている世界で、壁の外に焦がれ巨人と戦うエレンたちの物語です。

その『進撃の巨人』というタイトル!

『進撃の巨人』とは、何を意味しているのか?

進撃の巨人単行本22巻にて、ついに回収されたその意味を解説していきます。

以下、22巻までのネタバレを含みますので、ご注意ください!

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『進撃の巨人』の世界

まずは、漫画『進撃の巨人』の世界をおさらいします。

そもそもの前提として、壁中人類は誰もが誰も、壁の外の人類は絶滅したと思い込んでいました。

それは100年以上前に壁が建設されたとき、壁の中の王・レイスが、人類の記憶を「人類は突如発生した人食い巨人によりこの壁の中に追い込まれた」と改竄したからです。

 

しかし実際は、壁の外の人類は滅んでなどいなく、壁の中よりもずっと高度な技術発展を遂げていたのです。

話は1800年以上前に遡ります。

 

「ユミル・フリッツ」という少女が、「大地の悪魔」と契約し、巨人の力を手に入れました。

ユミルは死後、「九つの巨人」に魂を分けてエルディア帝国を築き上げ、エルディアは大陸の覇者となります。

エルディア人は皆「巨人になれる力」を生まれながらに有しており、古代の大国マーレを滅ぼすことも容易だったのです。

 

エルディア人、別名「ユミルの民」は、1700年に渡って、多民族に子を産ませてユミルの民を増やすという民族浄化を行ってきたと伝えられています。

しかし、内部工作でエルディアを弱体化させ、「九つの巨人」のうち七つを手に入れることに成功したかつての大国マーレは、「巨人大戦」に勝利し、世界の覇権を握り直したのです。

エルディアの王・フリッツは、残された国土の「パラディ島」という島に国民たちとともに三重の壁を築いて逃げ込みます。

 

つまりエレンたち壁中人類は、この逃げ込んできたエルディア人の子孫ということになります。

衝撃的なことに、エレンたちの戦いは、世界から見れば狭い狭いひとつの島の中でのことだったのです。

 

一方、マーレに取り残されたエルディア人もたくさんいました。

そういったエルディア人たちは、マーレによって収容区内に住まわされ、外に出るときは腕章をつけることを義務付けられ、許可なく街に出ることも許されない立場に置かれています。

 

マーレで罪を犯し終身刑となったエルディア人は、船でパラディ島まで運ばれ、そこで巨人の脊髄液を注入されることで、知性もなくただ人を食らうだけの「無垢の巨人」となります。

エレンたち調査兵団が膨大な犠牲を出しながらも駆逐しようとしていたのは、実は同じエルディア人だったのです。

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『進撃の巨人』の意味とは?

エレンの父であるグリシャは、マーレの収容区に生まれたエルディア人でした。

彼は幼いときのある日、飛行船を見に妹を連れ出し、許可なく街へ出てしまいます。

妹はマーレ当局の男に不当に殺されました。

 

18歳になりその真相を知ったグリシャは、マーレへの強い憎しみから「エルディア復権派」として活動することになります。

エルディア復権派は、マーレ政府の内通者「フクロウ」からの情報によって資金や武器を手に入れ、打倒マーレを掲げる組織です。

パラディ島に逃げることを拒否したエルディア王家の一族の末裔、ダイナ・フリッツとフクロウからの情報で、エルディア復権派はフリッツ王が壁の中に持ち去った、すべての巨人を操ることのできる「始祖の巨人」を手に入れることでマーレを滅ぼすことができると考えます。

 

しかし、彼らが「始祖の巨人」の奪還に動き出す前に、マーレがそれに向けて動きだしたのです。

マーレは収容区内の5~7才の男女を「マーレの戦士」として募り、マーレが保持する七つの巨人を継承させ、「始祖の巨人」を奪還することを決めました。

マーレの戦士の詳細は「【進撃の巨人】マーレとは!?目的やなぜ誕生したのかをまとめてみた」にまとめているので、合わせてご覧ください。

【進撃の巨人】マーレとは!?マーレの戦士の目的や誕生秘話をまとめてみた!

2018.01.08

 

グリシャはダイナとの子であるジークを戦士として送り込み、エルディア復権派がいち早く「始祖の巨人」を手に入れることを目論みます。

しかしジークは、何と自分や祖父母を危険に晒す両親の思想をマーレに密告したのです。

 

そのためエルディア復権派は全員終身刑、つまり、パラディ島に人食い巨人として送られることになります。

仲間が次々と「無垢の巨人」になり、ひとり残ったグリシャを救ったのがフクロウでした。

フクロウは知性のある「九つの巨人」のうちの一つを宿しており、その力を使ってマーレ治安当局を全滅させたのです。

九つの巨人については「【進撃の巨人】九つの巨人の種類や継承者を一覧形式でまとめてみた」に詳細情報をまとめています。

【進撃の巨人】九つの巨人の種類や継承者を一覧形式でまとめてみた!

2018.01.07

 

フクロウことエレン・クルーガーは、自分の巨人を継承し、壁内の「始祖の巨人」を奪還しろとグリシャに告げます。

エルディアのために、数えきれないほどの同胞をマーレ当局として傷つけ拷問し、「無垢の巨人」にしてきたエレン・クルーガーと、自由のために妹や復権派の仲間たちを犠牲にしてしまったグリシャ。

その行いが報われるまで、彼らには立ち止まることは許されず、進撃し続けるしかありません。

そう、かつてエレン・クルーガーが宿し、グリシャ・イェーガーへと引き継がれ、現在エレンが宿す巨人の名前こそが、「進撃の巨人」なのです。

 

クルーガー曰く、「いついかなる時代も自由を求めて進み続け、自由のために戦った巨人」です。

クルーガー、グリシャ、エレンに相応しい巨人ですね。

『進撃の巨人』というタイトルは、この3人を含めた多くの者たちの自由への奇蹟を表しているのでしょう。

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エレンが宿す巨人

グリシャはウォール・マリアが破壊された夜、レイス家長女のフリーダを食い、「始祖の巨人」までをもその身に宿します。

そしてエレンに巨人の脊髄液を注入し、巨人化したエレンにグリシャ自身を食わせることで、「進撃の巨人」と「始祖の巨人」をエレンに託したのです。

 

しかし、「始祖の巨人」は王家の血を継ぐ者が継承しなければ、完全な力を発揮することはできません。

壁の中に唯一残っている王家の血統、ヒストリア・レイスが「始祖の巨人」を継ぐにしても、エレンは食われることになりますし、ヒストリアも初代王の思想に支配されてしまうなど、問題が山積みです。

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まとめ

「九つの巨人」を受け継いだ者は13年で死ぬことになっています。

エレンの寿命はあと7年ほどですが、死ぬまでに彼は本当の意味での自由を手にすることができるのでしょうか?

さらに、当時まだ生まれていないエレンの友人であるミカサやアルミンの名前がクルーガーの口から発せられていたという事実もあります。

これに対してクルーガーは「誰の記憶だろう?」と意味深なことを言ってますが、いったいどういうことなのでしょうか?

 

ただ、クルーガーのその発言によって「進撃の巨人のループ説」がほぼ確定となったと言えます。

【進撃の巨人】ループ説確定!!ループ説確定の根拠をまとめてみた!

2018.01.07

 

タイトルの意味が分かってもまだまだ謎の多い『進撃の巨人』!

これからも見逃せませんね!!

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